豪華アーティストによる
阿久悠トリビュート盤リリース決定
2017年に没後10年、作詞家50年、生誕80年のトリプルメモリアルイヤーを迎えた作詞家・阿久悠。生涯5,000曲以上の作詞を手がけ、シングル総売上枚数6,800万枚、日本レコード大賞を5度受賞という超人的な活躍を遂げた昭和のレジェンドの1人だが、24時間テレビではドラマスペシャル『時代をつくった男 阿久悠物語』が放送され、25.6%という高視聴率を記録するなど、世代を超え、再評価の機運が高まっている。そんな“怪物”作詞家をリスペクトする豪華アーティストが参加したトリビュートアルバム『地球の男にあきたところよ~阿久悠リスペクト・アルバム』が11月15日(水)にリリースされることが発表された。
阿久悠が手がけた多種多彩なヒットソングをカヴァーしたアーティストと楽曲は以下の通り(CD収録順、曲名後のカッコはオリジナルアーティスト)。柏木由紀&渡辺麻友(AKB48)「UFO」(ピンク・レディー)、福山雅治「勝手にしやがれ」(沢田研二)、新妻聖子「ジョニィへの伝言」(ペドロ&カプリシャス)、クレイジーケンバンド「また逢う日まで 」(尾崎紀世彦)、德永英明「あの鐘を鳴らすのはあなた」(和田アキ子)、田村芽実(元アンジュルム)「ロマンス」(岩崎宏美)、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)「青春挽歌」(かまやつひろし)、斉藤和義「たそがれマイ・ラブ」(大橋純子)、浜田真理子「舟唄」(八代亜紀)、玉置浩二「時代おくれ」(河島英五)、森進一「熱き心に」(小林旭)。世代もジャンルも超えた今を代表するアーティストたちが、それぞれのリスペクトの想いを込めて、名曲に新たな息を吹き込んでいる(福山雅治、德永英明、玉置浩二、森進一は既存の音源を再録)。
さらに、このたび発見された数百に及ぶ阿久悠の未発表詞から、2篇の詞がこのアルバムのために選ばれレコーディングされた。CDのオープニングを飾る「いずこ~ふたたび歌を空に翔ばそう」は、リリー・フランキーによる朗読。大ヒット曲を連発した1970年代から80年代に時代が移り、ウォークマンが普及した世の中を「歌が空を飛ばなくなった」と表現していた阿久悠の想いが込められた作品を、16歳の天才ピアニスト奥田弦のピアノに乗せて、21世紀のこの空に飛翔させている。そして、アルバムのラストにおさめられた「この街」(歌:林部智史)は、吉田拓郎が阿久悠の未発表詞に作曲した注目のナンバー。吉田が阿久とタッグを組むのは、1978年に石野真子に提供した「狼なんか怖くない」や「わたしの首領(ドン)」以来、約40年ぶりのこと。「人間は夢みて生きるもの」という阿久悠が生涯持ち続けたであろう希望のメッセージに、これぞ“拓郎節"といいたくなる人間味にあふれるキャッチーなメロディーが付き、名曲が誕生した。この歌を託されたのは、2016年のデビュー曲「あいたい」がロングセールスを続けて注目された実力派シンガーの林部智史。“稀代のクリスタルボイス”によるハートウォーミングな歌唱が、この詞に息を吹き込んだ。
以上、11篇のカヴァーと2篇の新曲の計13曲を収録。時代とともに歩み続けたモンスターにふさわしい現在進行形のトリビュート企画。このアルバムをさらに楽しんでもらうために、生産限定盤には、全184ページにも及ぶ豪華別冊BOOKが付属している。その内容は、阿久悠とともに時代を併走したパートナーである作曲家・ディレクターからの貴重な証言をまとめたインタビュー集。小林亜星、大野克夫、森田公一の作曲家3氏と、作詞家デビュー「朝まで待てない」(ザ・モップス)のディレクター武田京子氏、沢田研二の一連のヒット曲を手がけた木﨑賢治氏へのロング・インタビューを掲載した。また、アルバムの制作ノートとして各収録曲の解説と、“地球の男にあきたところよ”というタイトルナンバーでもある「UFO」をカヴァーした柏木由紀&渡辺麻友(AKB48)へのレコーディング直後のインタビューも収録。さらに、1997年に通販限定で発売された、作詞家30年記念のCD14枚組BOX『移りゆく時代 唇に詩 阿久悠大全集』の別冊解説書に掲載された4万字に及ぶ阿久悠自身へのロング・インタビュー(文・構成:北沢夏音)も再録し、これだけで単行本として刊行できそうな大変豪華なものになっている。記録と記憶に残る阿久悠の数多の名曲が、たくさんのテレビ番組から聴こえてきた2017年の想い出に、ぜひこのトリビュート・アルバムも加えたい。
なお、阿久悠メモリアルイヤーを記念して、11月17日(金)、18日(土)の2日間、東京国際フォーラム(ホールA)にて、阿久悠リスペクトコンサートが行われる。阿久悠と同じ時代を生きたレジェンド歌手から、阿久悠をリスペクトする世代の若手まで、2日間で述べ27組のアーティストが出演し、50曲以上の阿久悠作品が歌われる注目の公演。チケットはまだ取り扱い中なので、良い席は早めに予約しよう。
阿久悠が手がけた多種多彩なヒットソングをカヴァーしたアーティストと楽曲は以下の通り(CD収録順、曲名後のカッコはオリジナルアーティスト)。柏木由紀&渡辺麻友(AKB48)「UFO」(ピンク・レディー)、福山雅治「勝手にしやがれ」(沢田研二)、新妻聖子「ジョニィへの伝言」(ペドロ&カプリシャス)、クレイジーケンバンド「また逢う日まで 」(尾崎紀世彦)、德永英明「あの鐘を鳴らすのはあなた」(和田アキ子)、田村芽実(元アンジュルム)「ロマンス」(岩崎宏美)、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)「青春挽歌」(かまやつひろし)、斉藤和義「たそがれマイ・ラブ」(大橋純子)、浜田真理子「舟唄」(八代亜紀)、玉置浩二「時代おくれ」(河島英五)、森進一「熱き心に」(小林旭)。世代もジャンルも超えた今を代表するアーティストたちが、それぞれのリスペクトの想いを込めて、名曲に新たな息を吹き込んでいる(福山雅治、德永英明、玉置浩二、森進一は既存の音源を再録)。
さらに、このたび発見された数百に及ぶ阿久悠の未発表詞から、2篇の詞がこのアルバムのために選ばれレコーディングされた。CDのオープニングを飾る「いずこ~ふたたび歌を空に翔ばそう」は、リリー・フランキーによる朗読。大ヒット曲を連発した1970年代から80年代に時代が移り、ウォークマンが普及した世の中を「歌が空を飛ばなくなった」と表現していた阿久悠の想いが込められた作品を、16歳の天才ピアニスト奥田弦のピアノに乗せて、21世紀のこの空に飛翔させている。そして、アルバムのラストにおさめられた「この街」(歌:林部智史)は、吉田拓郎が阿久悠の未発表詞に作曲した注目のナンバー。吉田が阿久とタッグを組むのは、1978年に石野真子に提供した「狼なんか怖くない」や「わたしの首領(ドン)」以来、約40年ぶりのこと。「人間は夢みて生きるもの」という阿久悠が生涯持ち続けたであろう希望のメッセージに、これぞ“拓郎節"といいたくなる人間味にあふれるキャッチーなメロディーが付き、名曲が誕生した。この歌を託されたのは、2016年のデビュー曲「あいたい」がロングセールスを続けて注目された実力派シンガーの林部智史。“稀代のクリスタルボイス”によるハートウォーミングな歌唱が、この詞に息を吹き込んだ。
以上、11篇のカヴァーと2篇の新曲の計13曲を収録。時代とともに歩み続けたモンスターにふさわしい現在進行形のトリビュート企画。このアルバムをさらに楽しんでもらうために、生産限定盤には、全184ページにも及ぶ豪華別冊BOOKが付属している。その内容は、阿久悠とともに時代を併走したパートナーである作曲家・ディレクターからの貴重な証言をまとめたインタビュー集。小林亜星、大野克夫、森田公一の作曲家3氏と、作詞家デビュー「朝まで待てない」(ザ・モップス)のディレクター武田京子氏、沢田研二の一連のヒット曲を手がけた木﨑賢治氏へのロング・インタビューを掲載した。また、アルバムの制作ノートとして各収録曲の解説と、“地球の男にあきたところよ”というタイトルナンバーでもある「UFO」をカヴァーした柏木由紀&渡辺麻友(AKB48)へのレコーディング直後のインタビューも収録。さらに、1997年に通販限定で発売された、作詞家30年記念のCD14枚組BOX『移りゆく時代 唇に詩 阿久悠大全集』の別冊解説書に掲載された4万字に及ぶ阿久悠自身へのロング・インタビュー(文・構成:北沢夏音)も再録し、これだけで単行本として刊行できそうな大変豪華なものになっている。記録と記憶に残る阿久悠の数多の名曲が、たくさんのテレビ番組から聴こえてきた2017年の想い出に、ぜひこのトリビュート・アルバムも加えたい。
なお、阿久悠メモリアルイヤーを記念して、11月17日(金)、18日(土)の2日間、東京国際フォーラム(ホールA)にて、阿久悠リスペクトコンサートが行われる。阿久悠と同じ時代を生きたレジェンド歌手から、阿久悠をリスペクトする世代の若手まで、2日間で述べ27組のアーティストが出演し、50曲以上の阿久悠作品が歌われる注目の公演。チケットはまだ取り扱い中なので、良い席は早めに予約しよう。
「いずこ~ふたたび歌を空に翔ばそう」
/リリー・フランキー
「UFO」/柏木由紀&渡辺麻友(AKB48)
「ロマンス」/田村芽実
「この街」/林部智史
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