『クジラの子らは砂上に歌う』2話感
想 サミかわいい~からの衝撃展開(
ネタバレあり)

『クジラの子らは砂上に歌う』

2話(第二節)「鯨(ファレナ)の罪人たち」
今回は日常シーンが多くて平和だな~と思いきや、衝撃のラストが待っていましたね……。
では感想スタート!
まずはあらすじをチェック!
※ネタバレあり※
(※原作未読※)
主なキャラクター&キャスト
チャクロ:花江夏樹
リコス:石見舞菜香
オウニ:梅原裕一郎
スオウ:島﨑信長
サミ:金元寿子
2話「鯨(ファレナ)の罪人たち」あらすじ(ネタバレあり)
●廃墟船とヌース
リコスが発見された流れ島に、オウニ、チャクロ、リコスが上陸。廃墟と化した船には、剣を墓標にした墓場が広がっており、さらに古びた建物の奥には、人の感情を食べるヌースという生命体が存在していました。チャクロはヌースに取り込まれそうになる中、島の人々の感情(記憶)を目にします。
●体内送り
泥クジラから仲間がやって来て、連れ戻される三人。オウニとチャクロは体内送りとなってしまいます。その後釈放されたチャクロは、こっそりリコスを連れ出し、サミたちと一緒に「飛蝗現象」を見物。リコスにも感情があると考えたチャクロは、リコスに泥クジラで暮らすよう勧めます。
●忍び寄る影
次の日、リコスの元を訪れるスオウ。リコスに「ここから逃げて」と言われます。それと同じころ、畑仕事をしていたチャクロとサミの前に、突如として現れた謎の飛行船。中から出てきたのは銃をかまえた人間(?)の集団、銃弾がサミの体を寛通する……?
人間の感情を食べる?「ヌース」「外の世界」
●感情を食べるヌース
廃墟船の建物の奥で、不気味に蠢く「ヌース」と呼ばれる生き物。リコス曰く、ヌースというのは「魂の形」であり、「人の感情を吸収して食べる生き物」だそうです。また「リコス」という名前も、このヌースの名前なのだと言っています(ちょっと複雑ですね……)。
この島に住んでいた人々は、「感情は世界を滅ぼす」「感情は必要のないもの」という理由から、ヌースに自分の感情を食べさせていたようです。
さらにリコスは、「外の世界は、感情のない人たちが、心のないアパトイアを使って、いつ終わるとも知れない戦いを続けている」という重要な発言もしています。
●徐々に明らかになる世界の秘密
外の世界や感情の秘密について、一気に色々とわかってきました。でもまだかなり曖昧な部分も多いですね。「“感情のない人たち”と“心のないアパトイア”ってどう違うの?」「感情がなくなるとなぜ戦い続けるの?」「ヌースは感情を食べて、一体どうなるの?」など、様々な疑問が浮かんできます。
リコスの揺れ動く感情
●リコスの感情
1話の中で、感情が失われた兵士「アパトイア」であることが判明したリコス。しかし2話では、リコスにもまだ感情が残されていることがわかってきました。(もしくはヌースと離れてしまうと感情を食べさせることができないので、少しずつ感情が復活している?)
●「リコスには感情がある」と判断した理由
チャクロがヌースに取り込まれそうになった時のこと、感情がないはずのリコスが、なぜかチャクロを助け出しました。チャクロは後からこの事実に気が付き、リコスにも自分たちと同じように感情があるはず、と確信します。
●心を消したい
リコスもこの出来事の中、家族との記憶を「見た」ことで、心が苦しくなるのを感じ、自分にはまだ感情が残っていることを悟ります。心を消すために廃墟船の元へ帰らせて欲しいと懇願するリコス。しかしチャクロは、リコスに平和な泥クジラで暮らすよう勧めます。
●リコスの葛藤
チャクロとの出会いによって、リコスが少しずつ感情を取り戻していく様子がとても丁寧に描かれていました。今後ストーリーが大きく動いていく中で、リコスの「感情を消したいという気持ち」と、「残された(or甦ってくる)感情」との葛藤が、重要なキーポイントとなりそうです。
サミとの恋心&ラストシーンの衝撃
●ドキドキの日常シーン
2話は平穏な日常シーンも良かったですね。サミのチャクロにたいする恋心が溢れ、とても微笑ましかったです。坂道で「抱っこして」とおねだりしたり、畑仕事中に偶然手が触れたり、見ているこっちの方がドキドキしてしまいます。(「おんぶ」ではなく「抱っこ」というのもいい)
●サミ!なんで!!
そんな素敵な展開だっただけに、ラストシーンは衝撃的でした。「やめろ~~~」と叫んだのは筆者だけではないはず。サミは死んでしまったのか……いや、何としても無事であって欲しい。あれだけ可愛い表情を見せておいて、ここで退場なんて許せん!
●運命のいたずら?
ちなみにあの場面で、サミはチャクロを庇ったのでしょうか?偶然、サミが前に出てしまっただけのようにも見えます。また、普段は泣き虫で頼りないチャクロが、このあとどういう反応を起こすのかも注目です。
2話感想 まとめ
出典:(c)梅田阿比(月刊ミステリーボニータ)/「クジラの子らは砂上に歌う」製作委員会アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」(@kujisuna_anime)Twitterより
「鯨(ファレナ)の罪人たち」と呼ぶからには、泥クジラの住人たちは世界の何らかのルールに違反してしまった、とも考えられます。この辺りも恐らく、「感情」が大きなキーワードになってきそうです。
それはともかく、サミは一体どうなってしまうのか、やつらは何者なのか……もう次週が気になって仕方がない!以上、「クジラの子らは砂上に歌う」2話感想でした!
■『クジラの子らは砂上に歌う』感想一覧はコチラ♪
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』1話感想 チャクロ少年がいい子すぎる!
▶▶『クジラの子らは砂上に歌う』2話感想 サミかわいい~からの衝撃展開
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