三浦大知、倖田來未、Dream Amiらが
ディズニーの名曲たちを大胆カバー!
人々にさまざまな夢や希望を与え続けているディズニー作品。そんなディズニーの名曲を日本のミュージシャンたちが心を込めて歌うアルバム『Thank You Disney』が、10月25日にリリースされる。エグゼクティブ・プロデューサーを務めるのは映画監督、振付師、プロデューサー、ディレクターと幅広く活躍し、コンサート映画『マイケル・ジャクソンTHIS IS IT』やディズニー作品『ディセンダント』の監督でもあるケニー・オルテガ。今回の作品は、彼の手によって各曲とも大胆にアレンジされているのが特徴だ。
1曲目はシンガーソングライター、ビッケブランカによる『アナと雪の女王』の大ヒットナンバー「レット・イット・ゴー」。緻密なコーラスワークを武器にしているビッケブランカらしく、彼のヴォーカルに重なるコーラスが壮大に響く。さらに得意のファルセットも随所に効いていて、まさにアルバムの幕開けにふさわしい。続く『ライオン・キング』の「愛を感じて」を歌うのは、突き抜けるパワフルなヴォーカルで注目のシンガーBeverly。こちらもコーラスが加わり、物語の舞台でもあるアフリカの広大な大地を思わせるアレンジで、Beverlyの声が心地良く冴え渡っている。
そして、ここまで外に向かっていたエネルギーをいったん落ち着かせるのが、実力派アーティスト三浦大知。シンプルな構成で『ピノキオ』の「星に願いを」を、夜の道を照らす光のように柔らかなヴォーカルで聴かせる。AAAの西島隆弘と宇野実彩子は“歌ってみた”という動画で「美女と野獣」をカバーしているが、今回はオルテガのアレンジバージョンを収録。お互いに声の性質を知り尽くす2人ならではのハーモニーは聴きどころのひとつだろう。
『ズートピア』の日本版主題歌「トライ・エヴリシング」を担当した経験を持つDream Amiは、『塔の上のラプンツェル』の「輝く未来」を担当。彼女のキュートな歌声に添った弾けるようなアレンジで、夢にあふれた子どもたちを笑顔にしてくれる。「レット・イット・ゴー」で日本中を魅了したMay J.がこのアルバムで歌うのは、ケニー・オルテガが監督した『ディセンダント』の「If Only」。新しいバージョンの歌いまわしはフェイクが細かく入っていて、高い歌の技術を誇る彼女にとっても未知の世界だったと語っている。その分、悪を背負っている、という複雑な主人公の葛藤がさらにフォーカスされて聴こえてくるようだ。
今作ではフレッシュなダンス&ヴォーカルグループが何組も参加。『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」は5人組ダンス&ヴォーカルグループのlol -エルオーエル-が務め、8人組男性ヴォーカルグループのSOLDEMOは『魔法にかけられて』の「想いを伝えて」、5人組男性ダンス&ヴォーカルグループのU-KISSは『ズートピア』の「トライ・エヴリシング」、SKE48は『ハイスクール・ミュージカル』の「みんなスター!」をそれぞれ軽快に聴かせる。
バンドとしては4ピースのMONKEY MAJIKが登場し、『トイ・ストーリー2』から「ホエン・シー・ラウド・ミー」をしっとりと歌い上げる。一方、ソロアーティストはAKB48の柏木由紀、BiSHのアイナ・ジ・エンド、女子中高生から注目されているミラクル ベル マジック、女優としても活躍するドラマーのシシド・カフカなど意外な顔ぶれが、普段のイメージとは違うヴォーカルを披露している。そして、アルバムのラストを飾るのは、倖田來未。彼女が『魔法にかけられて』の「そばにいて」を選んだのは、彼女らしく歌いたいとのことで、あえて男性の楽曲に挑戦したという。「音域は2オクターブ半くらいあった」と語っているように、倖田來未の低音のカッコ良さは必聴だ。
バラエティーに富んだアーティストが参加しているので、言うまでもなく楽曲のカラーは多彩だ。さらに、この楽曲はこんな表現もあるのか!?と新たな発見がある、実に興味深い一枚となっている。
TEXT:桂泉晴名
1曲目はシンガーソングライター、ビッケブランカによる『アナと雪の女王』の大ヒットナンバー「レット・イット・ゴー」。緻密なコーラスワークを武器にしているビッケブランカらしく、彼のヴォーカルに重なるコーラスが壮大に響く。さらに得意のファルセットも随所に効いていて、まさにアルバムの幕開けにふさわしい。続く『ライオン・キング』の「愛を感じて」を歌うのは、突き抜けるパワフルなヴォーカルで注目のシンガーBeverly。こちらもコーラスが加わり、物語の舞台でもあるアフリカの広大な大地を思わせるアレンジで、Beverlyの声が心地良く冴え渡っている。
そして、ここまで外に向かっていたエネルギーをいったん落ち着かせるのが、実力派アーティスト三浦大知。シンプルな構成で『ピノキオ』の「星に願いを」を、夜の道を照らす光のように柔らかなヴォーカルで聴かせる。AAAの西島隆弘と宇野実彩子は“歌ってみた”という動画で「美女と野獣」をカバーしているが、今回はオルテガのアレンジバージョンを収録。お互いに声の性質を知り尽くす2人ならではのハーモニーは聴きどころのひとつだろう。
『ズートピア』の日本版主題歌「トライ・エヴリシング」を担当した経験を持つDream Amiは、『塔の上のラプンツェル』の「輝く未来」を担当。彼女のキュートな歌声に添った弾けるようなアレンジで、夢にあふれた子どもたちを笑顔にしてくれる。「レット・イット・ゴー」で日本中を魅了したMay J.がこのアルバムで歌うのは、ケニー・オルテガが監督した『ディセンダント』の「If Only」。新しいバージョンの歌いまわしはフェイクが細かく入っていて、高い歌の技術を誇る彼女にとっても未知の世界だったと語っている。その分、悪を背負っている、という複雑な主人公の葛藤がさらにフォーカスされて聴こえてくるようだ。
今作ではフレッシュなダンス&ヴォーカルグループが何組も参加。『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」は5人組ダンス&ヴォーカルグループのlol -エルオーエル-が務め、8人組男性ヴォーカルグループのSOLDEMOは『魔法にかけられて』の「想いを伝えて」、5人組男性ダンス&ヴォーカルグループのU-KISSは『ズートピア』の「トライ・エヴリシング」、SKE48は『ハイスクール・ミュージカル』の「みんなスター!」をそれぞれ軽快に聴かせる。
バンドとしては4ピースのMONKEY MAJIKが登場し、『トイ・ストーリー2』から「ホエン・シー・ラウド・ミー」をしっとりと歌い上げる。一方、ソロアーティストはAKB48の柏木由紀、BiSHのアイナ・ジ・エンド、女子中高生から注目されているミラクル ベル マジック、女優としても活躍するドラマーのシシド・カフカなど意外な顔ぶれが、普段のイメージとは違うヴォーカルを披露している。そして、アルバムのラストを飾るのは、倖田來未。彼女が『魔法にかけられて』の「そばにいて」を選んだのは、彼女らしく歌いたいとのことで、あえて男性の楽曲に挑戦したという。「音域は2オクターブ半くらいあった」と語っているように、倖田來未の低音のカッコ良さは必聴だ。
バラエティーに富んだアーティストが参加しているので、言うまでもなく楽曲のカラーは多彩だ。さらに、この楽曲はこんな表現もあるのか!?と新たな発見がある、実に興味深い一枚となっている。
TEXT:桂泉晴名
プロデューサー・コメント映像
『Thank You Disney』トレーラー映像
『Thank You Disney』アルバム全曲試聴
アーティスト
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