ファンキー加藤、フルマラソン超えの
45km強を激走

BARKS

2017年10月18日 16:20

ファンキー加藤が11月8日にリリースする8thシングル「冷めた牛丼をほおばって」のミュージックビデオが公開された。

「冷めた牛丼をほおばって」は、ファンキー加藤が約1年ぶりにリリースする作品。ファンキー加藤はこの楽曲について「歌いたい想いと旋律をずっと探していました。ようやく出会えたのがこの曲です。荒々しくて、優しくて。弱々しくて、力強くて。幾度つまずいても転んでも、立ち上がるのに大きな理由はありませんでした。ニューシングル『冷めた牛丼をほおばって』俺だけではなく、あなた自身の曲となってくれることを心から願っています。」とコメントしている。

本楽曲のミュージックビデオにはファンキー加藤の地元である八王子から、ソロでもう一度立ちたいと目標に掲げている東京ドームまでの42.195kmのコースを一晩で激走する映像が収められた。もちろんただのマラソンではなくミュージックビデオなので、歌唱シーンのために同じ場所をOKが出るまで何度も繰り返し走るなどマラソン以上の苦労も。さらに給水ポイントではセンブリ茶を口にさせられたり、メイキング映像用のカメラマンが走るファンキー加藤にひたすらインタビューし続けたりとかなり過酷なロケとなったようだ。

そんなロケを乗り越え、ファンキー加藤はスタートから9時間22分後に45km強の距離を走破して東京ドームに到着。東京ドーム前での撮影は早朝に限られていたため、夜の9時30分に出発し一晩掛けての激走となった。東京ドーム到着後には5分と休まずに、大サビの歌唱シーンの撮影を敢行。疲れ果てているはずのファンキー加藤が熱く右の拳を突き上げるシーンは感動的なものとなっている。ファンキー加藤の様々な顔が見えるこのミュージックビデオは、短編ドキュメンタリー映画といっても過言ではない仕上がりになっている。

初回限定盤には「漢への道番外編～MV撮影への道～」と題された1時間を超えるメイキング映像も収録。密着映像の中には走っている最中のファンキー加藤が監督にイライラした態度をとる様子までもが残されており、普段は観ることの出来ないリアルなファンキー加藤の姿を見ることができる。前代未聞のミュージックビデオとメイキング映像には、前作アルバムリリースから1年分の様々な想いと彼の素顔が至る所に詰め込まれている。