不倫で苦しむのは、もしかしたら女だけなのかもしれない。その答えを平井堅は歌の中で教えてくれた。

不倫で苦しむのは、もしかしたら女だけなのかもしれない。その答えを平井堅は歌の中で教えてくれた。

不倫で苦しむのは、もしかしたら女だ
けなのかもしれない。その答えを平井
堅は歌の中で教えてくれた。

この曲は“不倫”をしている女性の気持ちを歌ったものだけど、MVからは、悲しみや哀れさ、恨みなんて感じさせない。
歌詞はどっぷり“ダークな不倫関係”なのに。
ソレデモシタイ 平井堅

世の中でこれだけ“不倫”が悪とされ、一歩間違えば、家族も、社会的地位も、人生も何もかも失ってしまう恐れがあるのに人は“不倫”をやめない。
女の悲しみ、憎しみが痛いほど感じられる歌詞だ。
この曲が発売されたときに、あるインド料理店で、MVの衣装そのままで、一般企業の忘年会に乱入している。そして『ソレデモシタイ』を歌い出した。
ぶっ飛んだプロモーション。
バックにインド政府公認ダンサーを引き連れて、キレっキレのダンスを全力で歌い、終わると、スッと店を後にする。
これって?
突然、目の前にやってき男性に心を奪われる。夢中になってしまう。そばにいて欲しいと思っているのに、その男はあっという間に消えてしまう。
まさに、これは“不倫”そのものではないか。
そして、残された客は、平井のことが忘れられない。
不倫は男の方が冷ややかなのだろうか。
夢中になって、何もかも捨ててもいいと思うのは女だけなのかもしれない。男は自信家で、女なんてすぐ落とせるもので、遊んで、そして捨てるもの、って思っているって、この歌詞が教えてくれているような気がしてしまう。
“不倫”は絶対幸せにはなれないと、分かっているのに進んでしまう。
歌詞を読むだけで、涙が出てしまいそうなくらい切ない。
だったら健全な恋をすればいいのに。堂々と太陽の下で、おもいっきり見せつけるような恋愛をすればいいのに。そう思ってしまう私は、本当は何も分かっていないのかもしれない。
不倫を体験した男と女にしか、その気持ちは永遠に理解できないのかもしれない。
そんな苦しい思いなの

そんな苦しい思いなのに。奪いたくて、会いたくて、自分ものにしたい。
相手が平井堅なら、私も…。

アーティスト

UtaTen

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