全米アルバム・チャート、ラッパーN
Fが初の1位

今週の全米アルバム・チャート（Billboard 200）は、ラッパーNFの3枚目のスタジオ・アルバム『Perception』が初登場で1位に輝いた。彼にとって初の全米No.1となった。これまで2枚のアルバム――『Mansion』（2015年）の最高位は62位、『Therapy Session』（2016年）は12位と、トップ10に入るのも初めてだった。

2位は先週と変わらず、トム・ペティ＆ザ・ハートブレイカーズのベスト・アルバム『Greatest Hits』（1993年）がキープ。ラッパーLil Pumpのセルフ・タイトルのメジャー・デビュー・ミックステープが3位にチャート・インした。

今週はこのほか、カントリー音楽の新人Kane Brownのセルフ・タイトル・アルバム（5位）、マリリン・マンソンの新作『Heaven Upside Down』（8位）が新たにトップ10入りしている。

シングル・チャート（Hot 100）は、ひと足早く英国で1位を獲得（現在2週連続で首位をキープ）したポスト・マローンの「Rockstar」が、先週の2位から上昇しトップに輝いた。シングルの人気を受け、彼のアルバム『Stoney』もセールスを伸ばし、先週の6位から4位へランクアップした。2016年12月にリリースされて以降10ヶ月を経て、最高位をマークした。

Ako Suzuki