吉川晃司 5月5日@浦安市文化会館

吉川晃司 5月5日@浦安市文化会館

吉川晃司、ニューアルバム『SAMURAI
ROCK』完全再現する全国ツアーがス
タート!

4月17日に、自身のレーベル“SAMURAI ROCK"からの第一弾、そして通算18枚目となるオリジナル・アルバム『SAMURAI ROCK』をリリースし、オリコン週間アルバムランキング6位を獲得(4/29付)した吉川晃司。2作連続でのTOP10入りを果たし、話題を集め中、約4万人を動員する全18公演の全国ツアーをスタートさせた!
ツアーの幕開けは、即日SOLD OUTとなった5月5日の浦安市文化会館から。立見席までぎっしりの満員御礼の初日は、1年半振りとなるツアーを心待ちにしていたファンが、開場の何時間も詰め掛け長蛇の列を作っていた。

震災以降初めてのリリースとなったオリジナル・アルバム『SAMURAI ROCK』には、被災地での経験や原発問題と向き合ってきた吉川なりの今の日本に対する熱い想いが、エッジの効いたソリッドなロックチューンにぎっしり詰め込まれている。今回のツアーの見どころはなんといっても、そのアルバムを曲順通りに再現するという吉川初の試み。ショー自体は2部構成になっており、1部で『SAMURAI ROCK』収録の全11曲を、1曲目の「覚醒」から最後の「survival CALL」まで曲順通りに一気に駆け抜け、吉川のアルバムに込めた想いがステージでも貫かれている (※自身が仮面ライダースカルを演じ、提供したライダーソング= 『SAMURAI ROCK』収録曲でもある「Nobody's Perfect」や「HEART∞BREAKER」も披露)。

吉川はMCで「みなさん元気でしたか?」とまずは約1年半振りとなるファンとの対面を喜び、「こんなにたくさん集まってくれてありがとう。今回のアルバムはコンセプシャルだから、前半、曲順通りに全部やったんだけどね。これからくるお客さんには、アルバム聴きこんでこないと取り残されるよって言っておいてね(笑)」と会場をドッと沸きあがらせ、「こんな世の中だから、何か一つのことをきちんとやり遂げたいなって思っていて。それは遠いところにあるんだけどね。ツアーパンフレットに全部書いてあるから。アルバムに隠された裏のメッセージも読み取ってもらえるとさらに楽しんでもらえると思うよ」と前半戦を締めくくった。

そして後半戦は、「せつなさを殺せない」「SPEED」など90年代のヒット曲の数々、さらにレアなCOMPLEXのナンバーに加え、2000年代のアンセムたちを連投、お馴染みの"シンバル・キック"も痛快にきめて、アンコールでは、レアな80年代のヒットシングルも披露。 アンコール2曲を含む、全23曲を熱唱する圧巻のステージだった。

また、今回はステージ演出も見逃せない。本人ディレクションによる映像で客席を一気に新曲の世界へと引き込み、本邦初公開となる照明機材、最新LEDシステムElidyと高性能ムービングウォッシュライトSHARPY WASHを駆使したライティングショーも加わり、見どころ満載のライブが繰り広げられたのだった。

全国ツアーとしては、2011年の「KIKKAWA KOJI LIVE 2011 KEEP ON KICKIN'& SINGIN'!!!!! ~日本一心~」以来、約1年半振りとなり、全国18公演、4万人を動員する本ツアー。ファイナルは8月17日の日本武道館公演となっている。

「KIKKAWA KOJI 2013 SAMURAI ROCK B
EGINNING」

5月05日(日) 浦安市文化会館
5月12日(日) オリンパスホール八王子
5月19日(日) 鎌倉芸術館 大ホール
5月25日(土) 静岡市民文化会館 中ホール
5月26日(日) 大宮ソニックシティ 大ホール
5月31日(金) 中野サンプラザホール
6月02日(日) 東京エレクトロン韮崎文化ホール 大ホール
6月09日(日) 福岡市民会館
6月16日(日) 栃木県教育会館
6月22日(土) 金沢市文化ホール
6月23日(日) 新潟市民芸術文化会館・劇場
7月07日(日) 札幌市教育文化会館 大ホール
7月13日(土) アルファあなぶきホール(香川県民ホール)小ホール
7月14日(日) 大阪・オリックス劇場
7月20日(土) 日本特殊陶業市民会館(名古屋市民会館)フォレストホール
7月28日(日) 仙台市民会館 大ホール
8月03日(土) 広島・上野学園ホール
8月17日(土) 日本武道館

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OKMusic編集部

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