瀬戸弘司という俳優兼ユーチューバー
の動画が面白い理由

瀬戸弘司の動画のクオリティが高い理由
とは? 経歴や今までの動画から魅力を
検証!

編集技術の高い日本のYouTuber(ユーチューバー)として、テレビ番組顔負けの動画を投稿している瀬戸弘司。有名大学出身、劇団員として俳優活動など、数多くいるユーチューバーの中でも特異な経歴を持っています。そんな瀬戸弘司がどんなユーチューバーなのかを動画と一緒にまとめました。

ユーチューバー 瀬戸弘司って何者?

動画制作に関するクオリティにこだわる職人気質YouTuber。東工大を中退後、29歳まで劇団員として活動を行う。映像について学びたいと思ったのがきっかけでYouTube投稿を2010年4月に開始。今では編集が上手なYouTuberと言えば瀬戸弘司と言われるほど、クオリティの高い動画を作り続けている。また、アニメーションを0から学んだり、現在では音楽制作も行うなど、活動は多岐にわたる。YouTubeでは、ガジェット紹介、コメディ、ダンス、寸劇、ゲーム実況などを行っている。 出典:UUUM公式サイト

「プーン!」の言葉が代名詞で、ヒカキンなど大物ユーチューバーが在籍する株式会社UUUMに所属するユーチューバーです。ヒカキンと動画で初対面した際には、ヒューマンビートボックスとプーンラップでセッションをするなど、ユーチューバー戦線初期から活躍しています。

偏差値が高いことでも有名な東京工業大学の出身(中退)なのですが、なぜか菅直人(元内閣総理大臣)、岩田聡(元任天堂代表取締役)、白川英樹(ノーベル化学賞)を抑えて、著名な卒業生としてネット上で名前を飾るというミラクルを起こし、今も卒業生として掲載中です。

最初に顔出しして動画を投稿したのは、2010年5月の「iPadがやってきた!」で、瀬戸弘司動画のメインコンテンツとなるガジェット紹介でした。下記に動画を用意しましたが、今のクオリティからは考えられないくらい、素人感満載の動画です。
出典:YouTube

ここから、映像の勉強や俳優で培った表現力を生かしはじめ、今に至ります。

編集能力がすごい

瀬戸弘司最大の特徴は”編集力の高さ”と紹介しました。その編集力はどこからきているのでしょうか。
まず、ガジェットマニアということもあり、使っている機材もこだわっています。カメラは「Canon EOS70D」「Panasonic LUMIX DMC-GH4-K」を筆頭にレンズも多数所持。その他、マイクやオーディオインターフェイスなども性能と使いやすさを重視したものを使用中です。

さらに技術面でいえば、カット、エコー、リバーブを効果的に使い、その内容が評価され、YouTubeが主催するクリエイター育成支援プログラム、『YouTube NextUp 2012』のメンバー16名に選ばれました。元々高かった編集力をさらに伸ばし、今の編集力が高いという肩書きを手に入れます。
出典:YouTube

加えて、劇団で俳優をしていたこともあり、動画内での喋り方や全体的な表現などがうまいです。無理矢理ハイテンションなキャラ付けをしてスベっているユーチューバーも多い中、瀬戸弘司はリスナーから「おもしろい」「爆笑した」などの高評価を得ています。


瀬戸弘司が一番おもしろいってことに気づいた

— がべ (@gabe560) 2017年7月19日


YouTube観てたわりに
瀬戸弘司はノーマークやってんけど
編集おもしろいやん

— 隊長 (@Capt_BOSS) 2017年5月23日

瀬戸弘司がユーチューバーになる前は俳
優だった

公式のプロフィールにも書いてあるので、俳優だったことはよく知られていますが、俳優としてどういう経歴があったのか見ていきます。
19歳の時に大学を中退して、劇団天然工房のメンバーとして舞台俳優の活動を開始。主な出演作品は以下です。

劇団天然工房 公演
・JO師プロデュース 「突然Mのごとく part3」
・劇団スカッシュ「秒速ドリーマー」

映画
・地球でたったふたり
・セレブが結婚したい13の悪魔
・東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜
・たとえ世界が終わっても

Vシネマ
・憑依ECompany Vol.2 「CHILDREN」
・道化
出典:YouTube

さらに、同じUUUMに所属するヒカキンと一緒に”変態仮面アブノーマルクライシス”にも出演しています。上記の動画でも本人が言っていますが、ユーチューバーと俳優業は兼任という形でやっていて、先ほど触れた劇団天然工房も所属メンバーとして籍が残っている状態です。
演技以外に、音楽に対しても素養があって、顔出しこそしてないものの、一番最初にYouTubeに動画を投稿したのは、ウクレレを弾いている動画でした。その後、ツイッターで楽器をやりたいとつぶやいたところ、リスナーからカホンを勧められ「シュラグベルク CP408」を購入。その後、カホンはカメラのレンズと同じく沼化し、ついにはミニカホンの購入に至りました。

このように、演技を中心としたアーティスティックなエンターテイメントも動画内に取り込まれていて、そこがまた魅力の一つです。
出典:YouTube

瀬戸弘司がユーチューバーとして手にし
た実績

ここ数年でユーチューバーという職業が認知され、市民権を得たといっていい状況ですが、その中でも瀬戸弘司は他のユーチューバーが実現できないような、さまざま実勢を残しています。

まず、編集力の紹介で触れましたが、限られたユーチューバーにしか権利が与えられない”YouTube NextUp 2012″の16名に選ばれました。他にも世の中で注目されている人がフィーチャーされて作られるクイズアプリ”クイズfor 瀬戸弘司”が勝手に作られたり、2016年に結婚した時は”Yahoo!ニュース”でニュース化されるという芸能人のような扱いも受けたことも。
芸能人でいえば、AKB48の入山杏奈とコラボしたり、動画内で剛力彩芽と共演するなど、華やかな実績も持っています。
さらに、2017年は”24時間テレビ 愛は地球を救う”にも出演し、メディア露出も増えました。
出典:YouTube

次ページ:瀬戸弘司を4つの動画で紐解く

瀬戸弘司という俳優兼ユーチューバーの動画が面白い理由はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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