【UVERworld ライヴレポート】
『UVERworld IDEAL REALITY TOUR』
2017年10月4日 at 日本武道館
UVERworldが8月から展開してきた全国ツアー『UVERworld IDEAL REALITY TOUR』が10月4日、ついに日本武道館にて最終公演を迎えたーー。
SEの「TYCOON」流れると、最初に真太郎(Dr)が登場。ステージ下からはギターを掲げた彰(Gu)が現れる。そして、TAKUYA∞(Vo)、克哉(Gu)、信人(Ba)、誠果(Sax)の4人がポップアップでステージに飛び出し、「DECIDED」へ。立ち上がりからメンバーはもちろんオーディエンスも熱気を帯びて、ツアーを駆け抜けてきて作り上げられた一体感が会場を包む。さらに客席のパワーを呼び起こすように、TAKUYA∞は《好きなようにやれ》とメッセージを送る「Don’t think.Feel」で自分の靴を客席に蹴り飛ばすというシーンも。腹の底から響くようなEDM調の「奏全域」ではメンバーがせり出したステージに全員揃って、激しいグルーブで会場を制圧。
一方で最新アルバム『TYCOON』の最後に制作し、自分たちを支えてくれた女性ファンに向けて作られたという「SHOUT LOVE」はTAKUYA∞の高音のヴォーカルが頭を貫くように響き、ストレートに愛を語る。TAKUYA∞はMCでこう語っていた。“俺たちは音楽に対しての向き合い方が、もう2、3周回っちゃっているから、もう迷うことがないんだよ”“今はもっと素直に音楽を楽しんで、音楽以外のことも楽しんで、ちゃんと生きるってことを楽しんでいる。するとUVERworldが自由に動かせるんだよね”。聴き手を鼓舞する楽曲たちはさらに強さが増しているが、ライヴで生み出される空気は張り詰めた緊張感をはらみつつ、心を開放するような軽やかさや自由さも加わっていた。それがなおさら、今のUVERworldの無敵感を強く印象付けたと思う。11月のアリーナツアーまでの1カ月は、また曲作りをするという彼らからの新しいメッセージも心待ちにしたい。
SEの「TYCOON」流れると、最初に真太郎(Dr)が登場。ステージ下からはギターを掲げた彰(Gu)が現れる。そして、TAKUYA∞(Vo)、克哉(Gu)、信人(Ba)、誠果(Sax)の4人がポップアップでステージに飛び出し、「DECIDED」へ。立ち上がりからメンバーはもちろんオーディエンスも熱気を帯びて、ツアーを駆け抜けてきて作り上げられた一体感が会場を包む。さらに客席のパワーを呼び起こすように、TAKUYA∞は《好きなようにやれ》とメッセージを送る「Don’t think.Feel」で自分の靴を客席に蹴り飛ばすというシーンも。腹の底から響くようなEDM調の「奏全域」ではメンバーがせり出したステージに全員揃って、激しいグルーブで会場を制圧。
一方で最新アルバム『TYCOON』の最後に制作し、自分たちを支えてくれた女性ファンに向けて作られたという「SHOUT LOVE」はTAKUYA∞の高音のヴォーカルが頭を貫くように響き、ストレートに愛を語る。TAKUYA∞はMCでこう語っていた。“俺たちは音楽に対しての向き合い方が、もう2、3周回っちゃっているから、もう迷うことがないんだよ”“今はもっと素直に音楽を楽しんで、音楽以外のことも楽しんで、ちゃんと生きるってことを楽しんでいる。するとUVERworldが自由に動かせるんだよね”。聴き手を鼓舞する楽曲たちはさらに強さが増しているが、ライヴで生み出される空気は張り詰めた緊張感をはらみつつ、心を開放するような軽やかさや自由さも加わっていた。それがなおさら、今のUVERworldの無敵感を強く印象付けたと思う。11月のアリーナツアーまでの1カ月は、また曲作りをするという彼らからの新しいメッセージも心待ちにしたい。
撮影:鳥居洋介/取材:桂泉晴名
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