【声優見聞録 第39回】星守紗凪 独
占インタビュー! 私立ルドビコ女学
院 vol.7‬ ‪泉莉奈卒業公演‬ 「イ
バラヒメ」

どうも~、月イチで、デカビタの瓶のイラストが描かれた缶ジュースの販売機を目にする、ライターの益田です。今回は、中目黒ウッディシアターでの舞台、泉莉奈卒業公演「イバラヒメ」にお邪魔させて頂きました。

まずは、ここで、どういった物語か、「イバラヒメ」のあらすじを、ザクッとグフッと紹介したいと思います!
「私は幸せになってはいけないんです。」
 
私立ルドビコ女学院に通う泉莉奈は成績優秀、演劇部では毎回主役、教師からの信頼は厚く、生徒からの人気も高い、いわゆる女子校のアイドルだった。
彼女は、毎日旧校舎の屋上に通っていた。園芸委員としてそこに茂るイバラの世話をしていたのだ。
私立ルドビコ女学院には願いが叶うという伝説がいくつもあり、イバラの伝説もその一つだった。
彼女は何を想い、願い、イバラを見つめていたのだろうか。
新しい世界が始まる日、彼女を襲った真っ赤な棘は、彼女の胸を一瞬で溶かし、深くえぐり、そして彼女は宙に舞った。いつもの夜を特別な夜に変えた空は、残酷に紅く、閃光は私の脳裏に焼き付いた。
悪夢に絡まれた彼女をどうすれば救うことが出来るだろう。あの時祈った私の願いはあの子に届いているだろうか。
たくさんの想いがイバラのように絡み合い、今、泉莉奈の最後のストーリーが紡がれる!!
・・とまあぁ、パンフに書かれたことをそのまま書かせて頂いたのですが、
個人的な感想を書かせて頂きますと、初見では難易度が高すぎる作品でした。
現実と異世界が劇中劇で入り混じってたりと、初めて「たけしの挑戦状」をプレーしたかのような不思議な感覚で、脳を直に触られたように、見れば見るほど謎が増え、気がつけばエンディングでした。当然、公演中は盛り上がっていましたが、来られたお客さんの半分は理解されたのか、気になるところです。
そして、今回も、今年3月に行われた、アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院「シュベスターの誓い」に引き続き、出演の星守紗凪ちゃんに取材をさせていただきました。
Q、杮落とし公演 お疲れ様でした。終えてみてどうでした?
 
星守『今回は、女子高生を演じる学園モノですが、内容がとてもファンタジーで、
初日は稽古の延長戦のままの感じで、まだ、みんなで答えを探している感じですね。』
Q、星守さんは、過去に明治座の「SAKURA」や「アサルトリリィ」などで女子高生役が多いですが、他にやってみたい役はありますか?
 
星守『女子高生役は多いですが、カッコイイ系だったので、敢えてめっちゃブリッ子みたいな役をやってみたいです(笑)』
Q、劇中のダンスがお見事でしたけど、普段からダンスはされるのですか?
 
星守『ダンス好きなんですけど、(今回の公演で)ダンスがあんまり上手くないのが発覚しましたね。自分の体に「がんばれ」って言ってました。
今回は、大人数で踊りましたが、いずれ、ひとりで歌って踊れるようになりたいですね(笑)』
星守さん、舞台を終えたばかりでお疲れのところ、取材に協力していただきありがとうございました。
単純でわかりやすい作品が多い中、映画「マルホランド・ドライブ」のような、「これって、監督のデビッド・リンチしかわからないんじゃない?」っていってしまうような、謎を残したまま幕が閉じる作品に出合うのも、たまにはいいかもしれませんね。では、また。
■イベント名:私立ルドビコ女学院vol.7 泉莉奈卒業公演 イバラヒメ
■会場:中目黒 ウッディシアター
■公演期間:9月2日 (土) ~2017年9月6日 (水)
■出演者:今吉めぐみ、長橋有沙、さいとう雅子、星守紗凪、広沢麻衣(バクステ外神田一丁目)、あわつまい、藤堂光結、木村若菜、荒木未歩、夏目愛海、かとうみゆ、中村衣里、鹿糠葵、平塚あみ、眞賀里知乃

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