YAFUMI(LAID BACK OCEAN)が役者に
初挑戦する舞台『スタディー・イン・
ニュージーランド』が開幕!! 「ライ
ヴとはまた違う高揚感があって、すご
く楽しかった」

ロックバンド、LAID BACK OCEANのボーカル・YAFUMIが、役者に初めて挑戦した舞台『スタディー・イン・ニュージーランド』が23日から、東京・下北沢シアター711にてスタートした。
昨年来、バンド活動を通じて放つ様々なYAFUMIの新しい試みはファンの心をいろんな角度からざわつかせてきた。例えば、それはスライムまみれのCDだったり、どうせ捨てるんでしょ?などと書かれたCDだった。そんな企画を人一倍楽しんでいたYAFUMIが、ますます楽しそうに歌い、羊の着ぐるみとマジックに囲まれながらコントもしちゃうのだ!
そもそも、なぜこの舞台に出ることになったのか。
「友人に誘われて(NYLON100℃の木乃江祐希による劇団)コノエノ!の第1回公演を観に行ったんです。それにものすごく衝撃を受けて。こんなおもしろい劇団なら次にあるときは出るよ〜なんて冗談で言っていたんですよね。そしたら本当にオファーが来た(笑)」
木乃江の感性や物事の捉え方、生きる姿勢を知るにつれ、尊敬する気持ちに混じってどこかしら自分と似ている部分を感じていたYAFUMI。出演を快諾すると同時に、劇中歌の制作もお願いされたという。
物語は、主人公ユキがニュージーランドの鍾乳洞で遭難するところから始まる。のどかな羊たち、ときおり出現するマジックとコントと対比するように前世とこの世、あの世の概念が入れ替わり交差する。そんな中、ほぼ全編で登場するYAFUMIの存在感が、劇中に何の違和感もなく溶け込んでいるにもかかわらず、やはり抜群なのである。重要なポイントで繰り返し歌われる劇中歌「Way of life」での彼の歌声は、伸びやかで優しく、客席を丸ごと舞台と融合させる役割を想像以上に全うしていた。なるほど、木乃江の脚本をより活かすための最高のキャスティングだったのではと思わずにはいられない。
初日が無事に終了した後「ライヴとはまた違う、味わったことのない高揚感があって、それがすごく楽しかった」と最高の笑顔で言ったYAFUMIを、ぜひとも劇場で体感してみてほしい。
写真/HIROKI NAKASHIMA 文/柴田曜子
【公演情報】
コノエノ!&7%竹『スタディー・イン・ニュージーランド』
2017年9月23日(土)~10月1日(日)
東京・下北沢シアター711
http://ameblo.jp/konoenoyk/

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