エルトン・ジョン、女性と結婚したこ
とについて「彼女を悲しませ、罪悪感
と後悔」

エルトン・ジョンが、同性婚合法化の是非を問う国民投票を行なっているオーストラリアでツアーを始めるにあたり、同性婚の重要性を訴えると同時に、女性との最初の結婚について語った。
70年代にバイセクシャルだとカミングアウトしていたエルトンは1984年に、ドイツ人のレコーディング・エンジニアだったレネーテ・ブリューエルさんと結婚。4年後に離婚した後、ゲイでいるほうが本来の自分らしいと明かしていた。
2014年イギリスで同性婚が合法化されたのを受け、長年のパートナー、デヴィッド・ファーニッシュと結婚したエルトンは、そのときの写真をインスタグラムに投稿し、こんなメッセージを寄せた。
「ツアーでオーストラリアに戻って来られてワクワクしてる。何年も前、僕は、たくさんの愛と敬意を抱いていた素晴らしい女性との結婚式にオーストラリアを選んだ。僕は何よりもいい夫になりたかったが、本当の自分を否定していた。そのために前妻を悲しませ、自分自身に多大な罪悪感と後悔をもたらした」
「誰かから愛されるに値するには、自分自身やパートナーに対して正直になる勇気と自覚を十分に持たなくてはならない。およそ24年前、僕は、完全に自分自身のままで一緒にいることができる人物と出会った。2014年に結婚したとき、僕らは世界から受け入れられたと感じた」
エルトンとデヴィッドは結婚したことにより、最高の伴侶でいようと再確認しただけでなく、彼らを認め、支援してくれた人達がいたことにより、優しく、責任を持ち、実りのある社会の一員になりたいとも思ったそうだ。彼の愛するオーストラリアでも同性婚が合法化されるのを願っていると綴った。
Ako Suzuki

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