【山人音楽祭クイックレポ】G-FREAK
FACTORY 意地と情熱、その歩みが導
いた絶景フィナーレ
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「ヤーマン」の掛け声と原田のギターを機にフロアが弾んだ「日はまだ高く」や、茂木がアリーナでクラウドスタンディング状態のまま歌い、叫んだ「Too oLD To Know」、「平和とは」「音楽とは」など尽きることない数多の問いとともに歌われたバラード「ダディ・ダーリン」などのアンセムが激情とともに放たれていく一方、ここ最近の楽曲がセットリスト上で大きな存在感を放っていたことも見逃せない。抑揚を極端に排したメロディと歌唱が三味線との斬新な融合を果たし、ダンサブルなグルーヴを増幅させた「REAL SIGN」や、ジャンルを超えロックミュージックとして普遍性を獲得した「風林火山」などは、20年が経過してなお進化する彼らの姿を見せつけてくれた。
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「こんな景色見たら、やめらんないよね」と来年以降を見据えた発言や、「信じられない光景をありがとう! ありがとう、山人!!」という素直な感謝に、観客たちが大喝采で応える。ラストはNAIKA MCとの2MCで届けた「KTKZ TO TAIYO」、今日の出演者がステージ上に勢揃いした「らしくあれと」で締めくくられた、今年の『山人音楽祭』。何より僕らの胸を打ったのは、地元・群馬および『山人音楽祭』に向けられた情熱だった。
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茂木の言葉を借りれば、全てが「あるべくして今日ここにあるもの」であり、「これが、北関東オールドルーキー、地元群馬ローカルヤンキー、G-FREAK FACTORYだ!」。
取材・文=風間大洋 撮影=HayachiN
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1. SOMATO
2. 日はまだ高く
3. REAL SIGN
4. 風林火山
5. Too oLD To Know
6. ダディ・ダーリン
7. EVEN
[ENCORE]
8. KTKZ TO TAIYO
9. らしくあれと
アーティスト
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