【山人音楽祭クイックレポ】04 Limi
ted Sazabys リスペクトとともに決
めた最高のスタートダッシュ
04 Limited Sazabys
「山人! 山人! G-FREAK FACTORY!」。RYU-TAによるコール&レスポンスでは、両手で山のかたちを作って一体となるフロア。トップバッターのフォーリミがそうであるように、今日このステージでは、多くの出演アーティストが何度もG-FREAK FACTORYの名前を呼ぶことになると思う。1ステージ1ステージ、確かに繋いでいくバトン。その第一走者となったフォーリミは最高のスタートダッシュで駆け抜けていた。
04 Limited Sazabys
「大事な大事な1音目を任されました。ずっと出たかったです。名前が変わる前から出たかった。心から尊敬するバンドです。G-FREAK FACTORYを初めて見たときのことをよく覚えてます。今日はG-FREAK FACTORYよりも楽しんで帰ります!」
MCでGENが喜びを爆発させると、ポップなメロディが弾む「Warp」や、トップギアで頂上まで上り詰めるファストチューン「climb」と、中盤以降も容赦なく攻めるフォーリミ。最後のMCでは、GENが自身も名古屋で主催フェス『YON FES』を開催するからこそ共鳴する想いを口にすると、「G-FREAK FACTORYに愛と感謝とリスペクトを込めて」と、“偽りなき自分自身に生まれ変われ”と想いを込めた最新ナンバー「Squall」を届けた。かっこいい先輩バンドの背中が、次の世代のかっこいいバンドを育てていく。そんな文脈のなかで成長してきた04 Limited Sazabys、文句なしのトップバッターだった。
取材・文=秦理絵 撮影=HayachiN
1. monolith
2. knife
3. Chicken race
4. Warp
5. climb
6. fiction
7. escape
8. Squall
9. swim
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