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ウルトラ・ジャパン 2017に行ってき
た【アフターレポート】

日本最大級のEDMフェス「ULTRA JAPAN 2017」(以下: ウルトラ) に行ってきました!

4年目を迎えるウルトラは年々規模を拡大していて、今年は3日間で12万人を動員したようです。すごい!
ウルトラに遊びに行って、DJ HACKs目線で感じたことをまとめてみたいと思います。
出典:facebook
ウルトラ・ジャパン 2017、雨にも負けず過去最高の盛り上がり
出典:facebook
台風直撃の中、お疲れさまでした!
今年のウルトラといえば、台風が直撃するとの予報で一時「本当に開催されるのか?」とファンの間で騒がれましたが、台風の大雨を受けながら無事に3日間開催されました。
特に2日目の日曜日に行った方は大雨の中お疲れ様でした、、、笑
3日通しで全日程参戦した人たちに聞くと「2日目が一番人多かった」という声が多かったです。大雨だったのに!笑
勝手にアフタームービーを作ってみました
個人的に、ウルトラの様子をiPhone7で撮影してパソコンで動画編集をしてみたのでよかったら以下の動画を見てみてください!
(iPhone7のカメラ機能は本当にすごい、ここまできれいな映像を作れるんです!!)

SHOTAさん(@djshotamusic)がシェアした投稿 – 2017 9月 20 3:15午前 PDT
それでは、ウルトラに行ってきた感想をまとめてみたいと思います!(2日目と3日目に参戦)
感想1.) 出演アーティストが豪華すぎた!
出典:facebook
まず一番先に挙げたいのは過去最高レベルの豪華DJ陣が勢揃いしたこと。
The Chainsmokers, Hardwell, Tiesto, Steve Aoki, Alesso, Nicky Romero, KygoなどEDMシーンの世界トップDJたちがメインステージに立ち、KSHMR, Porter Robinson, Tchamiなどがライブステージを沸かせ、UnderworldEmpire Of The Sunなど音楽シーンの大御所も圧巻のライブを披露、さらにはKOHHやSALUなどの日本語ラップシーンの勢いあるHIPHOPラッパーたちが”EDMフェス”に参入して独自の色を出して存在感を発揮、そしてRESISTANCEでは大本命のレジェンド・Carl Coxが登場、Tomorrowlandに出演した日本のテクノシーンのカリスマ・Ken Ishiiも参戦、と挙げはじめたらキリのないくらい豪華なアーティストが3日間で総勢95組出演しました。
2.) 流行りがバウンス系EDMから、TRAPやBASS HOUSEに移行
出典:facebook
次に音楽の話です。
「EDMといえばバウンス系、ビッグルーム系でしょ!」っていう時代が一つの終わりを迎えたのかなと思いました。
メインステージでかかるTRAP・DUBSTEPの多さに驚いた!
ウルトラの2年目くらいからベースミュージック勢のアーティストの出演が増えてきたイメージでしたが、今やEDMのアーティストもTRAPやDUBSTEPなどのベースミュージックをかける時代。
今回のウルトラでははっきりと印象に残るくらい、ベースミュージックの割合が多かったです!
The Chainsmokersはド頭からダブステップ!
The Chainsmokersのショーを初めて聴いた方はとても新鮮だったでしょう!
「あれ、The ChainsmokersってTRAPのアーティストなの?!」ってくらい、ベースミュージックメインのDJスタイルでしたよね笑
(CloserやParisを作ったアーティストとは思えないくらいハードなセットで笑)
お客さんがかっこいいTRAPやDUBSTEPに乗っていて、だいぶ浸透してきているんだなーと感じました。
またEDMもドロップの部分はベースハウスや、少しブレイクビーツっぽいリズムの曲が多くかかっていた。
ひたすらバウンス・ビッグルームという時代から流行りが移り変わっているんだなと実感しましたね。
3.) RESISTANCEステージがメインステージ並みの大盛り上がり!
出典:facebook
RESISTANCE = 抵抗・反抗
映画「スターウォーズ」を見ている方はなじみのある言葉でしょう。
ファースト・オーダーと戦うためにレイア姫が設立した組織ですよね (映画見てない人はわからないと思うのですみません笑)。
ウルトラがテクノやハウスと呼ばれるジャンルのステージを”RESISTANCE”と名付けたのは、現在メインステージを占めているEDMシーンに”抵抗・反抗”する、という意味合いを込めたかったから。
(抵抗・反抗という言葉自体、日本語だと少しネガティブなイメージで捉えられがちですが、決してそうではありません。)
つまり、「メインステージがEDMをやっていても、自分たちは今までやってきたテクノ・ハウスを貫くぞ」という意味合いが込められています。
テクノやハウスは決してサブジャンル・サブステージなのではなく、先代のDJたちが作り上げてきた伝統的な音楽シーンがバックボーンがある。
世界のパーティーアイランドのイビザ島に行ったらテクノばかり流れているし、以前はダンスミュージックといったら四つ打ちのテクノやハウスでした。
前置きがやや長くなりましたが、RESISTANCEステージというとディープでアンダーグラウンドな音楽が好きな音好き向けのステージというイメージがあり、いわゆるパリピ的な人々には敷居が高いステージでした。
メインステージほどお客さんもいないイメージでしたが、4年目の今年は明らかにお客さんの数が増えていた!
(全体的に年々動員数が増えているのもあると思いますが)
音楽を知らなくてもテクノ・ハウスを楽しんでいた!?
後ろで踊っていた見た目パリピなお姉さんに「こういう音楽のジャンルってなんていうんですか?」って聞かれて、
「ハードハウスというか…いわゆるハウスミュージックですよ」と答えたところ、
「これがハウスってジャンルなんだー」と言ってました。
音好きだけが集まる閉鎖的な空間というイメージはもうなくなり、誰でも気軽に踊れるピースでハッピーな空間になってましたね。
照明もギラギラだし、ドラムロールがある曲が多いので盛り上がる部分もお客さんにとってはわかりやすい。
その隣にいたパリピなお兄さんも、
「メインステージに比べてこっちの屋根あるステージの方が疲れなくてずっと踊ってられる、曲名わかんないけど笑」
って言っていたのが印象的でしたね。
まとめ
出典:facebook
ウルトラに行った皆さんもそれぞれ色々な感想を持たれたと思いますが、DJ HACKs的には以上の3つの点がとても印象的でした!
あとは、『Mi Gente』をかけているアーティストが多かったですね!
今一番旬な歌ネタなのでしょう。さすが流行りのラテンミュージック。

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