ニュー・オーダー、ピーター・フック
との訴訟が終結

印税等をめぐり、ピーター・フックとニュー・オーダーの間で起きていた訴訟に決着がついたという。
2007年にニュー・オーダーを脱退したフックは、2011年に元バンド・メイトが新会社を設立し、バンドの資産を管理し始めたことにより、印税やマーチャンダイズなどの収益が彼にきちんと支払われなくなったと、2015年、元バンド・メイトを告訴した。
これを受け、ニュー・オーダーは、フックが自身のマーチャンダイズや新バンドのプロモーションにニュー・オーダー/ジョイ・ディヴィジョンの名や音楽を不正に使用していると反論していた。
和解条項は明かされていないが、ニュー・オーダーは水曜日(9月20日)、「元ベーシスト、ピーター・フックとの長期に渡る論争が最終的かつ全面的解決に達した」との声明を発表した。「ジョイ・ディヴィジョンとニュー・オーダーの名は多くのファンにとって大きな意味を持ち、バンドはそのレガシーを守るのは大事なことだと感じた。いまこれらの問題が解決し、バーナード(サムナー)、スティーヴン(モリス)、ジリアン(ギルバート)は、彼らが最も得意とする、音楽を作りライブでパフォーマンスすることを続けられる」
ただ、両者の関係が良くなったわけではないようで、フックのバンド復帰はないだろうと目されている。
Ako Suzuki

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着