トレモノと古着屋巡りとナイトクルー
ジング。
トレモノ × 古着屋。夜のシティクルー
ズへ。
トレモノの音楽って、とても「古着屋的」なんじゃないかなって思う。奇遇にもメンバーの木田龍良(Gt.&Vo.)は、過去に古着屋で働いていた経歴があるんだとか。まずはこの曲を聴いてみよう。
基調となっているのはレゲェだけれど、ソウルやスカなどの要素もあり、トレモノがジャンルを横断的に解釈しているのが分かる。まさに音楽の歴史が一曲につめ込まれているわけだ。他の楽曲を聴いてもそれは言える。
そんな「古着屋的」な音を鳴らすトレモノと、東京の古着屋を夜に回ってみよう考えた。目まぐるしさでは世界トップクラスの東京だけど、トレモノとお店を巡っていると、そこが別のどこかであるような感覚にとらわれる。スローで、心地よくて、可能ならばもう数店舗ぐらい一緒に回りたかった。
一軒目。原宿「Strato」
原宿キャットストリート沿いにある、シンプルな店構えのStrato。けれども、その中身は実にディープ。象徴するモチーフがあるわけではないけれど、音楽への愛情がヒシヒシと伝わってきた。店名の「Strato」という名前も、遊びで買ったストラトキャスターに由来するという。
トレモノ、物色開始。
この好みがアッチコッチに行く感じ、まさしくトレモノの音楽そのものである。ファッションしかり、音楽しかり、良い意味で「浮気症」だ。語り口は終始柔らかだったけれど、彼の芯の強さを垣間見たような気がして嬉しかった。
Strato
東京都渋谷区神宮前 3-20-5iNOUEビル1F
<公式サイト>
http://strato-shopping.com/
トレモノと古着屋巡りとナイトクルージング。はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。