あいみょん、アルバムリリースフリー
ライブで青春の楽曲達を熱唱

(撮影=笹森健一)

 兵庫県西宮市出身のシンガーソングライター・あいみょんが13日に、東京・原宿アストロホールでファーストフルアルバム『青春のエキサイトメント』のリリースを記念したフリーライブをおこなった。急な発表だったにもかかわらず、約1000人応募の中からの当選した400人のファンが詰めかけ、フロアは満員に。ビッグサイズのジャケット写真が飾られたフォトブースで撮影をおこなうなど、記念すべき日をともにお祝いした。

 開演時間を少し過ぎ、歓声に包まれてあいみょんがステージに姿を現すと、アルバムのオープニング曲でもある「憧れてきたんだ」をアコギとドラムだけで軽快に演奏。「よろしくお願いします、あいみょんです。今日は楽しんで帰ってください!」と挨拶をして、エレキギターとキーボードも加わった「愛を伝えたいだとか」が始まると、ファンキーなサウンドに自然と体が動き出す。

 その後も、フォーキーな曲調に乗せて音楽活動への決意を綴った「いつまでも」、語り口調が印象的な序盤から、伸びやかな歌声を聴かせるサビへの展開がドラマチックなメジャーデビューシングルの「生きていたんだよな」と、アルバムの収録曲を続けざまに披露していった。

 MCでは「急遽やったんで、みんな来てくれるかなって思ったら、こんなにいっぱい来てくれて、今日は忘れられへん一日になると確信してます。『エキサイトメント』は興奮って意味で、作品を生み出すときはいつも興奮状態にあると思ってるんですけど、アルバムに入ってるのはそうやって生まれた11曲で、どれか一曲でもみんなの青春の曲になったら嬉しいです」と想いの丈を語る。
(撮影=笹森健一)

 さらに「サードシングルを出して、この夏が変わる気がしました。武者震いみたいな、ゾワゾワする何かがあって、ようやくここで爆発できると思ったんです」と話し、ノスタルジックなメロディーが印象的な「君はロックを聴かない」を力強く歌い上げると、「これからもついてきてください」とファンに呼びかけ、美しいバラード「漂白」で本編が締めくくられた。

 アンコールに応えて一人で登場したあいみょんは「アルバムに入れる曲を決めるときに、ファンのみんなが好きやって言ってくれた曲を一曲入れたくて、最後にその曲をやろうと思います」と語り、「ふたりの世界」を弾き語りで披露。親密な雰囲気の中、フリーライブは幕を閉じた。

 なお、10月には初のワンマンツアー『excitement of youth』を東京と大阪で開催する(チケットは両日ともすでにソールドアウト)。

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