the peggies新曲『BABY!』に見る可
    愛さと男気

    空前のガールズバンドブームがやってきている昨今。〈スキャンダル〉、〈チャットモンチー〉、〈ししゃも〉、〈ねごと〉、〈赤い公園〉……、J-POPシーンを賑わせている数々のガールズバンドたちの中に彗星のごとく現れ、名を連ねたのは〈ザ・ペギーズ〉だ。
    ザ・ペギーズは、北澤ゆうほ(Vo.&Gt.)、石渡マキコ(Ba.)、大貫みく(Dr.)からなる3ピースバンド。全員同い年で今年22歳という若さでありながら、しっかりとキャリアを重ねてきている。都内を中心にライブ活動をし、2015年に「渋谷Club Asia」で行なわれた初のワンマンライブはソールドアウト。サーキットイベントでは入場規制がかかるほどの人気を見せつけた。そして、2017年5月10日に1stシングル『ドリーミージャーニー』で満を持してメジャーデビュー。メジャーデビュー曲であるにも関わらず、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』(テレビ東京系)のエンディングテーマに抜擢され、話題になった。そしてそれから約4ヶ月後の9月6日、早くも2ndシングル『BABY!』が発売された。
    <初回生産限定盤>¥1,389(税抜)
    <通常盤>¥972(税抜)

    (引用元:プレスリリース)

    ◆シンプルだからこそ、良さが際立つ「BABY!」。
    (引用元:YouTube)

    ミーティアでは、以前からザ・ペギーズに注目をしていたが、想像以上に新曲「BABY!」は良かった。
    歌い出しの「I wanna kiss you love me baby」という部分は、キャッチーなメロディーも相まって知らぬ間に耳に残るフレーズである。歌詞全体を見ても、女子特有のキラキラした恋愛観が詰まっており、甘酸っぱい気持ちになってしまう。“恋の衝動をまっすぐに描いた胸キュンキラーチューン”と銘打っているのも納得だ。

    一方で、曲自体はシンプルなポップスで、曲の構成も王道。複雑なベース・ドラムソロも、キメも特にない。余計なものを削った、という印象を受ける。しかし、だからこそボーカル・北澤ゆうほの唯一無二の声が際立って聴こえてくる作りになっている。彼女の声質は、とても大きな武器だ。紛れもなく「カワイイ系」の甘い歌声だが、単にカワイイだけではなく芯の強さとしたたかさを感じる。そんな彼女の声が、前向きでめげない恋を描いた「BABY!」の世界像をより濃くしているのだ。

    そもそも、北澤ゆうほは「カワイイ」と言われることに抵抗があったそう。北澤はインタビューでこう語る。

    女の子に支持してもらうためには、女子らしさを消して、男っぽさを出すことが必要なんだと考えていたところもありました。でも、私たちは女の子の味方ですし、そうあるためには女子として堂々とするべきだと思うようになりました。(中略)今回のMVも完全に“かわいい”に振り切った世界観で作りました。歌詞や曲もキュンとするものをベースにしています。“かわいいい”と“女子”に振り切っているthe peggiesの男気、潔さみたいな部分が伝わるといいなと思っています。

    (引用元:EMTG MUSIC)

    いらないものを削って極力シンプルな楽曲にした潔さはもちろんだが、「BABY!」をよく聴くとメロディーラインの中には良い意味での男らしさも感じる。例えば、ギターもベースもドラムも、音作りが本格的。歪み方や音の重さが非常にロックで、カワイイ女子から生まれてくる音とは思えない。そもそも、2ndフルアルバム『NEW KINGDOM』の中にはなかなかどうして荒々しいサウンドも混ざっている。ザ・ペギーズは、カワイイだけのバンドではないのだ。
    (引用元:YouTube)

    ◆「BABY!」と180°違ったラブソング「ずっと」。
    カップリング曲となっている「ずっと」は、一気に雰囲気が変わるバラード。歌詞を見ると、別れのシーンを描いたラブソングであることが分かる。しかし、「ずっと」も単なる“泣けるバラード”ではないのが、ザ・ペギーズらしい。まず歌詞。〈わたし振り向いたりしないから〉、〈素直になんてなれない 明日も明後日も〉、〈守られてばかりいたあの日々に終わりを告げて〉……。か弱い女の子ではなく、芯の通った強い女性像が見えてくる。楽曲構成もドラムとベースが土台をしっかり支え、その上でアコースティックギターが美しくコードを奏で、エレキギターがゴツゴツと印象的なフレーズを躍らせる。ここにもザ・ペギーズの“カッコカワイイ”部分が見えてくる。

    ◆LIVEパフォーマンスも見逃したくない。
    この先、次々とライブを行なう予定のザ・ペギーズ。9月だけでも3本のライブが予定されている。日程は下記の通り。

    【自主企画イベント「ダブダブdeベビベビ」開催決定! 】
    date:2017年9月15日(金)
    venue:渋谷 WWW
    open / start:18:15 / 19:00
    lineup:the peggies and more
    ticket:オールスタンディング¥3,300-(ドリンク代別)
    一般発売 7月22日(土)
    info:ディスクガレージ 050-5533-0888

    【イナズマロック フェス 2017】
    ※風神ステージ supported by Eggsに出演(観覧無料)
    date:2017年9月17日(日)
    venue:滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場
    (滋賀県琵琶湖博物館西隣 多目的広場)
    open / start / end:12:00 / 14:00 / 20:00 予定
    info:キョードーインフォメーション 0570-200-888 (10:00~18:00)
    ■Official HP:http://inazumarock.com/
    ■Official Facebook:http://www.facebook.com/InazumaRock/
    ■Official Twitter:https://twitter.com/irf_official/

    【Jumpin’jack 2017】
    date: 2017年9月29日(金)
    venue: 大阪 BIGCAT
    open / start:17:30 / 18:30
    lineup: GOOD ON THE REELGLIM SPANKY
    the peggies/BRADIO
    ticket: 前売り ¥3,300 / 当日 ¥3,800 
    *ドリンク代別途600円
    一般発売 8月5日(土)
    info:キョードーインフォメーション 0570-200-888
    (全日10:00~18:00)
    イベントHP:http://www.ktv.jp/jumpinjack/index.html

    他にも多くのライブを実施予定だ。ぜひ<公式HP>でチェックしてみて欲しい。

    「カワイイのに芯がある」。そんな女の子たちはいつの時代も人気者だ。ザ・ペギーズの名前がさらに広まるのは時間の問題だろう。

    the peggies新曲『BABY!』に見る可愛さと男気はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

    ミーティア

    「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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