【インタビュー】高杉真宙 ひとつの
ことに夢中になれる今が楽しい!叫ん
で、漕いで、仲間と作り上げた青春の
日々
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高杉 ひとつのことに夢中になって、それだけのために1年間過ごしたこと、僕は役者の仕事を始めるまではなかったので、人力飛行サークル・TBTのメンバーがうらやましかったりもして。もし失敗したときには絶望感がとてつもなく大きいでしょうけど、それを乗り越えて強くもなるだろうし、辛いことがあるから楽しさもあると思うし。夢中になって高橋圭という人物を演じながら、僕自身、感動する場面がいくつもありました。
高杉 そう、TBTのメンバーそれぞれが熱い想いで人力飛行を成功させたいと思っていて、そういうみんなを部長として束ねる圭もまた、飄々としてクールにも見えるものの、内には情熱がすごくあって。最初、英(はなぶさ)勉監督にお会いしたときは、「松岡修造さんみたいな感じで」という言葉があって、台本を読んだ時点ではどうしたらいいのかなとあれこれ考えたんですけど、実際に現場に入ってみて、どう演じるべきかがわかっていきました。圭は、熱い魂があった上で、飄々とクールぶっているんだって。
高杉 昨年、いくつか映画の撮影が重なって、『PとJK』のあとに『トリガール!』の撮影に入ったんですけど、孤独で不器用な不良から一転、みんなと一緒に夢を追う圭を演じるにあたって、切り替えは大変だったんですね。やっぱり、作品や役柄、監督によって、求められる芝居が全然違いますから。あと、ほかのみなさんはどんどんアドリブを付け足していく中、僕はほとんど台本通りに進めていったし、土屋太鳳さん演じるゆきなと間宮祥太朗さん演じる坂場のハイテンポなかけ合いに、乗っかっていきたい気持ちはあっても、あえて乗っかっていかないっていう役回りでもあって。時にはその流れを圭の言葉で遮るようなときもあるから、緊張したりもしたんですよ。
高杉 僕の場合、逆に大袈裟に見せるほうが苦手だし、圭もきっとそういう人なんじゃないかと思ったので……わりとそのまま、演じたところはあります。
高杉 あのときはもう、ひたすらに、がむしゃら叫んでいたんですけど……監督にも、「高杉くん、そんなに声出るんだ」って驚かれました(笑)。
高杉 あれは、だいぶキツかったです!(笑)。
高杉 それが、一切していないんですよ。そのシーンの撮影をしているとき、まだ終わらないのか、長いなって思いつつ、止まってしまうわけにはいかないので、もう一心不乱に漕いで。やるしかないっていう感じで、久々に追い詰められました(笑)。
高杉 中学1年のとき、バスケ部に入っていて。すでに芸能の仕事を始めていて福岡と東京を行き来していましたけど、1週間に3回くらいは、5kmを走り込んではいましたね。タイムが落ちたら怒られるし、友だちと一緒に走っても怒られるし……わりと地獄だったかな(苦笑)。あの1年は、人生の中でもだいぶキツいランキングに入りますね。
高杉 意外と、似ているところは多いんじゃないかと思います。内に燃えるものを持っているところとか。さっき言った通り、以前はひとつのことに夢中になったことはなかったけど、今は仕事が楽しいし、日々充実していて、作品ごとに夢中になって臨んでいるので。だから、気持ちを重ねやすかったという部分はあります。
高杉 そうですね、うん。それこそ、さっき話したボートに乗って叫ぶシーンでは、ここまで叫んでいいんだって思えたのと同時に、自分自身、驚きがあって。新しい自分を見つけられた感覚があるし、この先、いろいろな役を演じていく中で、まだまだ知らない自分を見つけていきたいです。
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