桃色革命

桃色革命

桃色革命、1周年記念ワンマンで“2
days1000人ライブ“を発表 “革命2
年目“へ飛躍を誓う

桃色革命の結成1周年記念ワンマンライブ「恵比寿動物園」が20日、東京・恵比寿LIQUIDROOMにて開催された。

リーダーの小桃音まいは、昨年の8月14日にソロ活動休止した会場に1年ぶりに帰ってきた形となる。当日の昼には、その小桃音まいが主催する「ネコトマイ」を開催。今年のアイドルフェスで注目されたグループの「FES☆TIVE」、「Task have Fun」や、小桃音まいに楽曲を多数提供している「桃井はるこ」など多彩なゲストとともに、1年ぶりのLIQUIDROOMでソロステージも披露した。
そして夜に迎えた結成1周年ワンマンライブは、メンバー選考のオーディションの模様から新メンバーの追加映像など、この1年の歴史を振り返る映像でスタート。メイドカフェ出身の伊倉結音のオーディション映像では、“食事をおいしくする呪文”を審査員に披露している様子も流れたものの、会場から特に反応がないことに「次回から、この映像を使う時は笑いを足してください」と訴えていた。
ワンマンライブは、メンバーたちを“桃色革命女子高等学校“の生徒とし、新2年生への進級行事に『恵比寿動物園』を訪問するという内容で、みんながこの1年で培った力で乗り越えていけるかどうかというテーマで開催された。
1曲目は、デビューシングル曲『きゃらめるめりー☆』。客席一面がピンクのサイリウムとなり、女子高校生らしくメンバーは制服風衣装で登場。観客からは意外な衣装での登場に歓声があがった。制服系カジュアルポップブランド「LucyPop(ルーシーポップ)」から提供されたピンクのトップスの衣装にメンバーは「これまでで一番桃色革命っぽい衣装。今日1日限定の衣装ですので、しっかり目に焼き付けて」と挨拶した。
小桃音まいソロ時代には、ほとんどステージ上にセットが組まれることがなかったが、大編成のユニットにふさわしくセットも組まれ、ステージ横には動物園らしく檻が設置されていた。中には着ぐるみの動物が2体、時に檻から“脱走”し、曲に合わせながら踊るなど、ライブを盛り上げていった。
『わが愛は猫である』をはじめ、楽曲や、誰もが楽しく真似しやすい振付にも、猿やウサギなど多くの動物のテーマを持っている桃色革命の1周年公演は、公演タイトル通り“動物園”らしいライブを随所に見せ、展開していった。
ライブの中盤では初期からのメンバーである、小桃音まい、児玉せりか、伊倉結音と、卒業した百瀬はる夏に代わり、相沢美玲が、初期時代の衣装にチェンジし、懐かしの楽曲『キミだけのシンデレラ~純情レインボークチュール~』『Oh,my Sunny Day!!』『sIsTeR』を披露し、会場のボルテージが上がっていった。
その後に迎えた、本編最後のブロックでは、小桃音まいソロ時代のメジャーデビュー曲である『BANG BANG鼓笛サンバ』をカバーで披露すると、客席では右へ左へと“民族大移動”が発動した。その頃から、2体から3体へと増えていた着ぐるみの動物も加わり、ステージ、客席はお祭りムードに突入した。
次曲『魔女っ子メグちゃん』では、その動物がメンバーを襲うというシチュエーションで、魔法の力で動物を退治した時、追加して出てきた着ぐるみの動物“ウサギ”の頭が取れ、正体が男性であることが判明。“誰?”とざわめく観客をよそに慌てて袖に消えた男性は、タンクトップ姿で顔を完全に見せて再登場すると、『キメるぜ!マッチョでムーチョ!』では本物のマッチョとして一緒にダンスをするという演出が見られた。
その後のMCではメンバーから「本当のマッチョがいたら面白いはずとのことで考えた時に、そういえば、桃色革命のオーディションの時に、マッチョな男性がいたということで今回声がけしたところ、快く出演してくれました。体が大きすぎて、ウサギだけ巨体だったけれど、裏ではとても低姿勢だった」と、マッチョの正体が明かされた。
そして、一面真っ白のサイリウムの中、バラード曲の『My dream is…』で始まったアンコールでは、小桃音まいがグループ結成時を振り返り「正直これからどうなるんだろう?と不安しかなかったけれど、1年で恵比寿LIQUIDROOMに戻ってこれるなんて思っていなかった」と心境を語った。児玉せりかや伊倉結音も「去年のまいにゃさんのソロ最後のライブをこの会場に見学に来ていましたが、1年後、同じステージに立っているのは不思議な感覚です」と語り、さらに「ただ2年目はもっと飛躍する年にします」と意気込みを力強く述べた。
サプライズで、唯一の卒業メンバーの百瀬はる夏からの手紙が読み上げられると、小桃音まいをはじめメンバーは目に涙を浮かべた。メッセージは「桃色革命を一番よく知っているファンとしてこれからも応援しています」と締めくくられていた。
また、ライブの最後には、来年2月24日に新宿ReNY、翌25日に新宿BLAZE の2会場で、2Daysワンマンライブを行う事が発表された。目標動員は計1000人とし、リキッドルームを超える集客を約束して、2年目がスタートした。
「TOKYO IDOL FESTIVAL2017」をはじめ、「アイドル横丁夏祭り2017」「@JAM EXPO」とアイドル三大夏フェスすべてに1年目で出演した桃色革命だが、メンバーからは「まいにゃさんのソロ時代をまだ超えているわけではない。満足はしていません。メンバーの力を集結して、来年の夏フェスは出演はもちろん、“ここまで来れたね”と言えるようなステージに出演できるように全力で革命を起こしていきたい」と語っていた。
「恵比寿動物園」セットリスト
Tr.1 きゃらめるめりー☆
Tr.2 キメるぜ!マッチョでムーチョ!
Tr.3 わが愛は猫である
Tr.4 Winkも届かない
Tr.5 果実の恋
Tr.6 Give me Bunny Love(桃レボEAST)
Tr.7 満開REVOLUTION(桃レボEAST)
Tr.8 キミだけのシンデレラ~純情レインボークチール~
Tr.9 Oh,my Sunny Day!!
Tr.10 White Loop
Tr.11 sIsTeR
Tr.12 BANG BANG鼓笛サンバ
Tr.13 魔女っ子メグちゃん
Tr.14 キメるぜ!マッチョでムーチョ!
Tr.15 キューティーハニー
Tr.16 Dreamscape☆
~アンコール~
EN.1 My dream is…
EN.2 満開REVOLUTION
EN.3 Give me Bunny Love
EN.4 きゃらめるめりー☆
桃レボEAST 1stワンマンライブ『東から夜明け』
■2017年9月3日(日)9:45開場/10:00開演
■TSUTAYA O-Crest
■2000円(前売)/2500円(当日) ※1D別
■桃レボEAST(桜井愛/七瀬いづみ/遠藤星七/丸川小雪/宮森ひなた
桃レボEAST 遠藤星七・丸川小雪 卒業公演
■日時:2017年9月9日(土)開場12:45/開演13:00
■会場:渋谷RUIDO K2 http://www.ruido.org/k2/
■出演:桃色革命
■3500円(前売)/4000円(当日)※1D別
第1部 10:10開演 桃レボEAST 遠藤星七・丸川小雪 卒業直前公演
第2部 13:00開演 桃レボEAST 遠藤星七・丸川小雪 卒業公演
☆第1部・第2部通し券:4000円(前売)/5000円(当日)※優先入場 ※各部ともに要Drink
桃色革命 4thワンマンライブ『革命第四章~桃色サーカス~』
■2018年2月24日(土)18:00開場/18:30開演
■新宿ReNY
■3000円(前売)/3500円(当日) ※1D別
e+ 9/9(土)~発売
桃色革命 5thワンマンライブ『革命第五章~桃色遊園地~』
■2018年2月25日(日)18:00開場/18:30開演
■新宿BLAZE
■3000円(前売)/3500円(当日) ※1D別
e+ 9/9(土)~発売
※本稿はオフィシャルレポートより一部加筆させていただきました。

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