「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」にて熱唱する水樹奈々

「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」にて熱唱する水樹奈々

水樹奈々、自身二度目のフルオケライ
ブで5万4千人が熱狂!

9thアルバム『ROCKBOUND NEIGHBORS』がオリコン週間ランキングで初登場2位を記録するなど、不動のトップランナーとして声優アーティスト界を牽引し続けている水樹奈々。彼女の二年ぶり、自身二度目となるフルオーケストラライブが1月19日(土)・20日(日)、さいたまスーパーアリーナにて開催されました!

そしてこの度、二日間で計5万4千人を動員したこのライブのオフィシャルレポートが到着。なお、水樹奈々はライブ中のMCで発表された通り、7月7日に自身の故郷である愛媛県・愛媛武道館を皮切りに夏の全国ツアーをスタート。さらに昨年夏に開催された全国ツアー「NANA MIZUKI LIVE UNION 2012」ファイナルとなったQVCマリンフィールド公演を収録したLIVE Blu-rayとDVDが今春リリースされることも決定しました。それぞれの詳細については後日発表されるとのことなので、水樹奈々公式サイト(www.mizukinana.jp/)をチェックしておこう!

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■「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」公演オフィシャルレポート

 声優で歌手の水樹奈々が、1月19日・20日、さいたまスーパーアリーナにて「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013 -OPUS II-」を開催した。自身にとって2年ぶり、2度目となるフルオーケストラライブ。2日間で計54,000人の観客を、ゴージャスな音の空間へと誘った。思わぬサプライズもあった、興奮と感動の最終公演をレポート。
舞台中央に出現した、直径13mの巨大シャンデリアの中から登場した水樹。鮮やかなイエローがまぶしいドレス姿は、まるでステージに可憐な花が咲いたよう。神奈川フィルハーモニー管弦楽団による演奏をバックに、エレガントな1曲から始まるかと思いきや、オープニングから『残光のガイア』『SCARLET KNIGHT』と、迫力あるナンバーが飛び出した。「おしとやかに始めようかと思ったのですが、5秒と持たず(笑)。私もいつもどおりいくので、みんなも思いきり飛ばしてきてください!」と満員の観客をあおった。

 この日、水樹を支えたメンバーは、前回のオーケストラライブにも出演し、彼女の才能を高く評価している指揮者・藤野浩一を始め、102人の楽団員、77人のコーラス隊とバンドメンバーが7人。水樹を含め、計188人の素晴らしき音楽家たちが心をひとつにし、繊細かつ迫力ある音で、数々の名曲を奏でた。昨年12月にリリースされた最新アルバム『ROCKBOUND NEIGHBORS』からは、フジテレビ系TVアニメ「トリコ」エンディングテーマ『Lovely Fruit』や、PSP専用ソフト「シャイニング・アーク」主題歌『奇跡のメロディア』等を披露。ライブ中盤には、馬車をイメージしたトロッコに水樹が乗り込み、客席内を滑走。このライブのために作った楽曲『アヴァロンの王冠』を歌いながら、ファンとのコミュニケーションを楽しんだ。本編ラストには、「私の、最大級の愛を受け止めてください」と、昨年末の紅白歌合戦でも披露した『BRIGHT STREAM』を熱唱。パワフルな歌声が、会場に響き渡った。

 サプライズはWアンコールで起きた。昨年から密かに練習を重ねていたという弦楽器アルパを、ひとりで生演奏。自身が作詞作曲を手掛けた『夢の続き』を弾き語りで歌い上げたのだ。渾身の演奏を終え、客席から大きく温かな拍手が巻き起こると、ホッとした水樹の目にキラリと光るものが見えた。

 本編中のMCでは、夏の全国ツアーの開催を発表。初日は7月7日、水樹の故郷である愛媛県武道館からスタートする(ほかスケジュールは、後日発表)。また本公演に、昨夏の全国ツアー「NANA MIZUKI LIVE UNION 2012」ファイナル公演を収録したLIVE Blu-rayとDVDが今春リリースされることも告知され、水樹のさらなる飛躍に期待がふくらむ公演となった。

OKMusic編集部

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