結成3周年、高校生になったさくらしめじの新曲『あやまリズム』の純粋さ【インタビュー】

結成3周年、高校生になったさくらしめじの新曲『あやまリズム』の純粋さ【インタビュー】

結成3周年、高校生になったさくらし
めじの新曲『あやまリズム』の純粋さ
【インタビュー】

夏休み突入!さくらしめじの通知表は?

──本日終業式だったそうですが、通知表はいかがでしたか?
髙田:数学がやっぱり点数が悪かったです。下半期は数学を頑張りたいと思います。
田中:僕は英語がとてつもなく悪かったので英語もやりつつ、得意科目を伸ばしていこうと思います!

──お二人の得意科目はバラバラ?
田中:僕今回は数学と生物が良かったです。文系だと思っていたんですけど…。
髙田:僕は全体的に勉強は苦手だと思ってるんですけど、今回点数が良かったのは生物…。

──ユニット名らしい得意科目ですね(笑)! やっぱり合唱祭は力を入れられるんですか?
田中:合唱祭はないんですけど、体育祭は前半にやりました!楽しかった〜!
髙田:あ、そうですか(笑)?僕は体育祭全然活動しなかったです(笑)。文化祭がすごく楽しみですね!
結成3周年、高校生になったさくらしめじ!

──前作でなんとなく一区切りというところかと思うんですが、結成3周年を迎えてのシングルリリースということで、今回のシングルはお2人にとってどんな1枚になりましたか?
田中:僕たちが高校生になって初のシングルということで、高校生になったからには今までのさくらしめじより一歩進んでいるさくらしめじを見せられたらいいなっていう想いでレコーディングもしました。成長できた部分もあれば今までの良さもそのまま表せた部分もたくさんあったんじゃないかなと思います。

──どんなところが成長したと自覚していますか?
田中:今回のCDで新しいことにチャレンジしていて。例えば『あやまリズム』っていう曲では初めて僕たちが誰かに“ごめんね”を伝えるを曲を歌っていて、今までと違ったアプローチの仕方をしています。あとは初めてカバー曲を音源化したんですけど、そこでも色々工夫したところがあります。

──結成3年を迎えての、今後の目標を聞かせてください!
田中:僕たち月に一回各地のライブハウスを回ってライブをする、「菌育in the家(はうす)」っていうライブハウスツアーをやっているんですけど、今までライブハウスでライブすることがあまりなかったので、ものすごい新鮮ですし、一体感があると思うので来てくださった方々を1人も取り残さずに皆さんが120%楽しめるライブを1回1回大切にしていきたいなって思います。
ライブハウスで1対1のライブを!

──では、これまでさくらしめじさんを路上でしか見たことがない方や、名前しか知らない方、今初めて知ったという方に向けて、さくらしめじさんのライブの魅力を伝えてください!
田中:ライブハウスでやっているので、みなさんと僕らとの掛け合いが多かったり、アットホームな雰囲気でやっているので、初めての方でも盛り上がれるんじゃないかなと思います!

──ライブの話が出ましたので、お2人のプロフィールについても伺いたいと思います!人生で初めて行ったライブって覚えてらっしゃいますか?
髙田:確か一番最初に行ったライブは5歳くらいの時に家族と行った浜崎あゆみさんのライブだったと思います。車とかでもよく流れていました。
田中:僕が初めて自分の意思でライブに行きたいと思ったのがクリープハイプさんのライブでして、僕は本当にクリープハイプさんがいたから音楽とかギターを始めたっていうくらい好きなんです。初めて行ったライブはフェスだったんですけど、クリープハイプさんを目当てに行ったけど他に出演されていたバンドさんを観て“音楽って色々あるんだな”っていうことに気づいたライブでもありました。

──田中さんの大好きなクリープハイプさんのライブのパフォーマンスは参考にされたりも?
髙田:そうですね、雅功からクリープハイプさんの曲を紹介してもらって聴いたり、ライブもたまに一緒に行ったりして。4人で1つの音楽を作っているっていうことをすごく感じるので、そういうところは2人でもやっていけたらなって思っています。

──なるほど。「菌育in the家」では各地を回られるということですけど、ここに行けたら何を食べたい!っていう希望はありますか?
田中:僕ら去年「菌活の旅」って言って47都道府県全部周るっていうフリーライブツアーをやりまして、そこで食べた熊本県のちくわサラダっていう食べ物がすっごく美味しかったです!

──それはどんなものなんですか?
田中:磯辺揚げみたいなやつの中にポテトサラダが入っているやつなんです!
髙田:美味しかったですね〜!ボリュームもあって。
田中:食べ盛りの僕たちに丁度いいおやつだと思います(笑)!

──「菌育in the家」は各地に行って東京に戻ってっていうのを繰り返しながら進められるんですよね!?大変ですね!
田中:いやいや!この間埼玉県のHEAVEN’S ROCKでライブをしたんですけど、すごい楽しくて。
髙田:やっぱりライブハウスっていう場所でやるので、本当にお客さん1人1人と1対1っていう感覚でライブとかMCもできるので感情が伝わりやすい気がしてすごく楽しかったです。


ニューシングル『あやまリズム』

──ジャケット写真の少年達が気になりました…。
田中:同じ事務所で僕たちのワンマンライブで何度かバックダンサーとして出演してくれているえのきっずっていう子達なんですけど、めちゃめちゃかわいかったです!
髙田:全然フレッシュ感が違いますよね(笑)。

──あやまリズムの曲のコンセプトとジャケットがリンクするところってどんなところなんでしょう?
田中:やっぱりケンカっていうと小さい子どもがするものってイメージがあるじゃないですか?でも実際は大きくなってもちょっとしたことでケンカしちゃうこともあるので、「ごめんね」に年齢は関係ないんだよという意味がこめられてるのかなと思います。
──大きくなると「ごめん」の一言がなかなか言えないこともありますしね。
髙田:強がっちゃったり!

──お2人は喧嘩することあるんですか?
田中:僕らはないですね!
髙田:な〜い〜で〜す〜ね〜(?)。

──ありました(笑)?
髙田:ちょっとした意見の違いはありますけどね!
田中:そうですね、セットリスト作る時に意見が違ったりっていうのはあるかな?

──なるほど!喧嘩っぽい喧嘩はないんですね!結成からの3年間ずっとですか?
髙田:あ、1個ありますね!
田中:僕らはそれをシュークリーム事件って呼んでまして。結成したての時に、ひと口シュークリームを食べてたんですよ。最後の1個をどっちが食べるかってなって、じゃんけんして僕が勝ったんですよ。それでさぁ食べようと思ってパッと彪我を見たら“食べたかったなぁ〜〜”って感じだったんでひと口あげるよって言ったら、彪我がそれをひと口で全部食べたんですよ。それで僕が怒ったことはあります。
髙田:喧嘩っていうより一方的に怒られた感じだよね!
──一方的に悪いですもんね(笑)。
髙田:僕、怒れないんですよね。
田中:なんかすいません(笑)。

──『あやまリズム』の歌詞の中に「なにが起きても助け合う約束」ってありますが、お2人の間には約束事みたいなものってありますか?
髙田:秘密はないってやつかな?
田中:かな!
髙田:これは言う必要ないかな?っていうことで話してないことはありますけど。笑
田中:極力秘密は無しにしようってことになっています!

──隠しているつもりじゃなくて単純に言ってないだけのことってありますもんね!
田中:多分それですね!
髙田:じゃあ大丈夫!
田中:夫婦みたいな(笑)!

──(笑)。『あやまリズム』の作詞作曲をされている中村さんとは長いんでしょうか?
髙田:はい、本当にお世話になっています。
田中:僕たちの2枚目のシングルの「きみでした」っていう曲ではじめてお会いしたんですけど、そのあとも「はじまるきせつ」とか「かぜいろのめろでぃー」とか。言い切れないくらいたくさん素敵な曲を作ってくださっている方で、毎回曲をいただくたびに感動しますね。
髙田:コード進行とかもすごいおしゃれで勉強になっています。
田中:結構苦戦するんですけど、弾けたところは嬉しいしカッコイイなって思います。

──『あやまリズム』の歌詞で好きなフレーズを教えてください!
髙田:僕はやっぱり最後の「ごめん!!!!!!」っていうところと、そこまでの「照れ臭い気持ちを無視して」からのフレーズが好きですね!
僕がごめんっていう時もこの歌詞みたいにいろんなこと考えちゃうので共感できるって意味でもすごく好きなフレーズです。
田中:僕はサビの「君の顔見ると言えないんだ」っていうところが好きです。その前のAメロで「大丈夫と思ってた」ってあるんですけど、なんで君の顔を見ると言えないのかっていう答えがこの部分だと思ってて、親しい仲だからこそ大丈夫だと思っちゃうし、大丈夫だと思ってたからこそ顔を見ると言えないっていう繋がりが表現されているのがいいなって思います。

──かなり読み込んで考えられているんですね。
田中:そうですね、彪我と2人で「これってどんな曲なんだろうねっ」っていうことを話し合います。今回それでわかったのが、この曲は色んな見方があるなってことで、友達でも学校の先生でも当てはまるから同じ歌詞でも聴く人によって全然聴き方が変わってくるんじゃないかなって。
カバー初収録の『fragile』
──菌活ツアーの中でカバーされていたということですけど、この曲をカバーしようと決めたきっかけは?
田中:みんなでどの曲をカバーしようかって話していたときにスタッフさんが提案してくれたんです。僕たちも小さい頃に車の中とかテレビで聴いて知っていたというのと、歌詞がすごい僕たちとリンクしているなと思って決めました。
ELTさんの曲をカバーするっていうのはプレッシャーというか、できるかなっていう気持ちもありました。それでもやっぱり彪我と「さくらしめじのものにしよう」っていうことで本番やって、皆さんから拍手をもらえた時本当に嬉しかったですね。

──自分らしさっていうのはどういったところで出せました?
髙田:今までさくらしめじがやってきた曲の中でも、とてもしっとりした曲調になっているので、特に意識したのが歌い方でした。息を吸うところとか、言葉の伸ばし方とか長さとか、細かいところまでちゃんと決めて歌いました。
田中:今まで歌ってきた曲の中で一番彪我パートが多い曲で、僕はハモりに徹した感じなんですけど、彪我に対してすごいなって思ったのが、この曲により入り込んで歌えるよう、練習するときに部屋の電気を全部消して気持ちを作る作業をしていたんですよ。

──なるほど!曲に入り込むっていうことをされていたということですけど、歌詞で“まだわからない”気持ちと“共感出来る”気持ち、ありましたか?
髙田:ラブソングだと思うんですけど、「出逢えたことから全ては始まった」とか、フレーズの中に僕たちさくらしめじにも通じる部分がたくさんありました。

『ケセラセラララ』
──この曲のタイトルの意味は?
田中:ケセラセラっていう言葉が、“なるようになるさ”って意味で、沖縄とかで言う “ナンクルナイサ”っていうニュアンスの意味なんですけど、この曲のメロディーはすごくポップで疾走感もあるのでタイトルにもぴったりだなって思います。歌詞もいろいろ詰め込まれているので、聴いているだけで心が軽くなるような曲ですね!
──あっという間に1曲終わってしまった感覚になるくらい楽しい曲ですもんね。
田中:この曲はABメロが1回しかなくて、全部でEメロまである展開の多い曲なんですよ。聴いていて飽きない爽やかな曲だし、みんなで一緒にライブを楽しめるようなポイントが何箇所かあって。Bメロではクラップが入ったりとか、Eメロの「ケセラセ ケセラセ ケセラセラセラララ」のところはみんなで歌えるような簡単なメロディになってます。
髙田:「ハロー! ハロー!」もみんなで歌いたいポイントです!

──お2人は落ち込んだ時とか悩んだ時、なんとかなるさって思えるようにすることってありますか?
田中:僕は人に相談します!お父さんに話すことが多いです、それで色々言葉をかけてもらうと心が楽になるんで、それから好きな曲を聴いたりして。
髙田:あぁ〜。僕はどうだろうな、悩んだ時はとにかく好きな曲を聴いて寝る!寝るか食べるかですね(笑)!
最後に…

──最後にインタビュー見てくださった皆さんに一言お願いします!
田中:僕たち先月に3周年を迎えまして、3周年を迎えられたのも応援してくださる皆様のおかげだなぁと思っています。なので、本当に恩返しできるようにというか、これから僕たちのことを知ってくれる方も含めて、歌と演奏に感謝の気持ちをこめて精一杯これからも頑張っていきたいなと思います。
髙田:僕たちさくらしめじはまだまだ完成系じゃなくて、これからももっともっと成長していくと思ってます。そのためには皆さんの応援が力になるのでこれからも応援よろしくお願いします!
Photo:片山拓

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