映画主題歌として話題のDAOKO×米津
玄師「打上花火」が1位!星野源のド
ラマ『過保護のカホコ』主題歌も初登
場!! <歌ネット週間ランキング>

DAOKO×米津玄師の「打上花火」が初登場1位に輝いた今週の歌ネットランキング。本ランキング以外でも、Billboard JAPAN HOT 100の8月21日付「ホット・バズ・ソング」でも初登場1位、iTunesの週間ソング・ランキングでも8月14日〜8月20日の集計期間で1位を獲得しており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。
本作は映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の主題歌。DAOKOの透明感のある歌声と、米津の切なげな歌声が交差し、胸にぐっと迫る情緒豊かな1曲へと仕上がっている。夏のとある1日を繰り返す映画のストーリーをほんのり匂わす歌詞は、米津の作詞。<きっとまだ 終わらない夏が 曖昧な心を 解かして繋いだ この夜が 続いて欲しかった><何度でも 言葉にして君を呼ぶよ><もう少しだけ このままで>。含みをもたせた歌詞と情緒豊かなメロディと歌声が重なり合った本作は、<打上花火>の後の何ともいえない静けさが襲ってくる。浮かれ気分だけではない、夏が持つ特有の切なさが漂い、心を捉えて離さない。
3位は前週と変わらずMr.Childrenの「HANABI」。ドラマ『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の主題歌であり、“コード・ブルー”といえば「HANABI」を思い出す人も多いのではないだろうか。<決して捕まえることの出来ない 花火のような光だとしたって もう一回 もう一回>と、手を伸ばし続ける歌詞。それは生きづらく、前へと足を踏み出すのが困難な今の時代を進む多くの人の背中を、そっと押してくれる。
そして、5位に「Family Song」、8位に「肌」と星野源の新曲がそれぞれ初登場ランクインを果たした。「Family Song」はドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)の主題歌。星野が「自分にとっての家族の歌です」という本作の歌詞を読んでいると、胸にほんわかとした温かな光が灯る。<ただ 幸せが 1日でも多く 側にありますように 悲しみは 次のあなたへの 橋になりますように>と、<あなた>への限りない愛が描かれる。<あなたは 何処でも行ける あなたは 何にでもなれる>。そこに理由なんてなく、ただひたすら愛するがゆえの優しい言葉の数々。星野の包み込むような歌声と、<ラララ>とみんなで一緒に歌えるフレーズも相まって、胸がぎゅっと締め付けられる。
9位のDISH//「僕たちがやりました」は、同名ドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)の主題歌。「レコーディングにはOKAMOTO’Sのみなさんに立ち会っていただいて」(北村匠海)というほどOKAMOTO’Sと密にタッグを組んだ本作は、冒頭から<そうです、僕たちがやりました 君たちをめちゃくちゃにしました>とエッジが効いた歌詞が展開する。骨太なメロディと<生きろ!死ぬな!生きろ!生きろ!>というストレートなメッセージが絡み合い、“荒ぶるDISH//”といった新たな一面も垣間見える。
文/木村桂子

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