【サマソニ東京ライブリポート】BAB
YMETAL

照明が落ちるとスクリーンには紙芝居が映し出され、今までのサマソニでのBABYMETALの軌跡をたどる映像が流れます。

2012年に「サマソニ史上最年少出演アーティスト」として出演後、6年連続でこのサマソニでステージを披露してきた彼女らですが、メインステージに登場するのはなんと初めて。しかも「セカンドヘッドライナー」という大役です。途中でSU-METALが「ついにここまで来ましたー!」と叫んでいましたが、まさにその言葉に感無量。身体や顔つきだけでなく、バンドとして大きく成長していました。
ナレーションが「諸君、首の準備はいいか?」「もう一度聞く」「首の準備はいいか?」と観客たちに今から始まる ”新たな伝説” への覚悟を訊ねると、観客らは歓声で応えます。
メンバーがステージに登場し、もはや定番となった「BABYMETAL DEATH」から始まり「ギミチョコ!!」「メギツネ」「Catch me if you can」と怒涛の名曲ラッシュ。そしてここで、スクリーンに「ウォール・オブ・デス」の文字が映し出されると、「ウォール・オブ・デス!ウォール・オブ・デス!」の掛け声とともにアリーナには巨大なサークルが。
続く「Road of Resistance」では、まるで天へと導くかのような神々しいギターの音色が鳴り響き、そのサウンドの美しさに酔いしれた観客たちはウォール・オブ・デスで大暴れ。
途中、SU-METALが日本語でMCを披露。この対応には感激でした。
そして「KARATE」「ヘドバンギャー!!」と盛り上がる曲を数々披露し、最後は「イジメ、ダメ、ゼッタイ」。
今日のSU-METALの歌声はいつに増して絶好調。この大きな舞台に、セカンドヘッドライナーの「歌姫」として君臨するには十分すぎるほど成長していました。また、YUI-METALとMOA-METALも成長していて、その顔つきにはもうかつての初々しさがなく、数々のライブを世界中でこなしただけあるなと感心させられました。
もちろん神バンドは相変わらず超絶技巧を惜しみなく披露していて、初めてBABYMETALを生で観た人たちは、きっとかなり驚いたのではないでしょうか。

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