ハロプロって最近どうなの?! 全グ
ループの魅力を一挙紹介

ハロプロっておもしろい?! 近年再評
価されるハロー!プロジェクトのグルー
プを紹介

モーニング娘。’17やアンジュルムなど人気アイドルが所属するハロー!プロジェクト(以下略 ハロプロ)。ハロプロ黄金期世代のメンバーだった「℃-ute」「嗣永桃子」がハロプロを卒業し、新たな節目を迎えようとしています。2018年に誕生20周年を迎えることもあり、その一環で発表されたカントリー・ガールズのメンバー移籍&ハロプロ研修生昇格の新体制は、ハロプロメンバー及びファンに衝撃を与えました。また、20周年に向けて「ハロー!プロジェクト新メンバーオーディション」の開催も決定し、さらに勢いを増すハロプロ。今回、ミーティアではハロプロに在籍する現役アイドル達をグループごとに全部紹介します!

今さら聞けない! ハロプロってなに?

出典:公式サイト

ハロプロは1998年に誕生。当初は平家みちよとモーニング娘。の合同ファンクラブの名称「Hello!」として活動していました。翌年、名称を「Hello! Project」に変更。太陽とシスコムーンココナッツ娘。カントリー娘。、のデビュー、モーニング娘。の『LOVEマシーン』が大ブレイクするなど層を厚くしていき、アリーナクラスの会場で合同コンサートができるまでになりました。

その後、モーニング娘。を中心にモーニング娘のOGの活躍、松浦亜弥藤本美貴などトップアイドルを生み出し、ハロプロの知名度を上げていきます。さらに永久機関を目指すハロプロは若い才能に目を付け、ハロープロジェクトキッズを結成。ここからBerryz工房と℃-uteが生まれ、時代を繋いでいきます。

2009年くらいからアイドル戦国時代に入ると、AKB48ももいろクローバーZなどの台頭で、黄金期時代の勢いを失い始めます。ハロプロ誕生以来のピンチでしたが、モーニング娘。9期メンバー加入、Berryz工房と℃-uteの台頭をキッカケに「ハロプロは歌とダンスのスキルが高い」と再注目されるようになりました。

現在は、黄金期を経験したメンバーやグループが全員ハロプロを卒業したため、本格的に新しい時代を切り開く時期に。2018年の誕生20周年に向けて盛り上がりを見せている最中です。

ハロプロの重要機関ハロプロ研修生

出典:公式サイト

ハロプロがハロプロキッズの後に、若い才能を育てるために作った組織がハロプロエッグです。後に現在のハロプロ研修生に名前を変更しました。ハロプロエッグはハロプロの教育機関で、ハロプロに在籍するアイドルのバックダンサーや、舞台出演、特別ユニットの選抜などの活動をしながらメジャーデビューを目指します。例えるならばジャニーズでいうジャニーズJr.です。

ハロプロエッグ出身には、チャオベラチンクエッティ、アップアップガールズ(仮)吉川友などのアップフロント所属のアイドル、女優として活躍中の真野恵里菜、現在ハロプロリーダーを務める和田彩花などがおり、現役ハロプロメンバーの半数以上はハロプロエッグ&ハロプロ研修生出身のメンバーで構成されています。

ハロプロ研修生のレベルは例年右肩上がりで、ハロプロデビュー率も昔に比べると高いです。ハロプロ研修生のメインイベントとして、毎年5月頃に「ハロプロ研修生発表会 春の公開実力診断テスト」が開催されます。ハロプロ研修生が1人づつ1コーラスパフォーマンスし、来場したファンの投票でトップを決めるイベントなのですが、研修生ながらハロプロ現役メンバーに勝るとも劣らないパフォーマンス力を見せて、今ではハロプロファンが未来のハロプロメンバーを予想する一大イベントにまで成長しました。
出典:YouTube

特に「ハロプロ研修生発表会2017 春の公開実力診断テスト」は、一岡伶奈(新ユニットリーダー)、段原瑠々(Juice=Juice)、川村文乃(アンジュルム)のハロプロデビュー決定、新セクションで高瀬くるみ、清野桃々姫のデビュー決定がサプライズで発表されたこともあり、ハロプロ研修生の勢いは止まることを知りません。未来のハロプロメンバーを育てる重要機関として機能しています。

モーニング娘。’17

出典:公式サイト

ハロプロの顔といえば昔からモーニング娘。です。メンバーの卒業と加入を繰り返すグループで、ハロプロ創成期からメンバー交代をへて今に至ります。現在のメンバーは

9期:譜久村聖、生田衣梨奈
10期:飯窪春菜、石田亜佑美、佐藤優樹、工藤遥
11期:小田さくら
12期:尾形春水、野中美希、牧野真莉愛、羽賀朱音
13期:加賀楓、横山玲奈
14期:森戸知沙希

の14人(2017年8月)。個々の存在感と知名度が高かった黄金期とは違い、フォーメーションダンスなどを武器に「モーニング娘。のパフォーマンスはすごい!」とグループ自体の存在感を強めに打ち出し、興味を持って調べるとメンバーの個性やパフォーマンスに惹かれてファンになるというケースが特徴です。今やメンバーは『LOVEマシーン』前後に生まれた年齢構成ですが、代々受け継がれたモーニング娘。イズムは末端まで継承されていて、ハロプロの中でも上下関係に厳しく、伝統を大切にしています。一時はメディア露出が減りましたが、近年ではCM出演、セパ交流戦の応援大使など大きいタイアップの仕事を獲得。CDセールスもオリコン1位を狙える販売力を持っています。

ライブパフォーマンスでは譜久村、石田、佐藤、小田、工藤を中心に回っていますが、グラビアでは牧野が活躍、各メンバー地方出身者の利点を生かして地方テレビ局の番組出演をするなど、ハロプロの中で一番マルチに芸能活動をしているグループです。
出典:YouTube

今後のモーニング娘。’17の注目ポイン

2017年8月段階での注目ポイントは、カントリー・ガールズから移籍した新メンバー・森戸知沙希のお披露目と秋ツアーで卒業を発表している工藤遥のラストランです。
ハロプロ新体制の一環で行われたグループ兼任の中心人物である森戸知沙希が、モーニング娘。に入ってどのように変わるのか、加えて森戸が入ったことにより、王道アイドルソングの復活はあるのか、12期・13期メンバーがどういった変化と成長を見せるのかという、若手メンバーのライバルレースも激化しそうです。

そして、秋ツアーではモーニング娘。’17でトップクラスの人気を持つ工藤遥が卒業します。盛大に工藤遥の卒業ツアーを盛り上げたい反面、工藤遥卒業後、誰が工藤の人気をカバーするのか、工藤の歌割パートを継承していくのかという課題も生まれます。9期・10期・11期の立場や役割も変わるでしょう。その変化の答えはモーニング娘。’18まで持ち越されます。常に変化から目が離せないグループです。

アンジュルム

出典:公式サイト

スマイレージから改名し、モーニング娘。を追い越しハロプロのトップになるため攻撃態勢を緩めないアンジュルムです。現メンバーは

1期:和田彩花
2期:中西香菜、竹内朱莉、勝田里奈
3期:室田瑞希、相川茉穂(休業中)、佐々木莉佳子
4期:上國料萌衣
5期:笠原桃奈
6期:船木結、川村文乃

の11名。モーニング娘。と一緒で、加入と卒業を繰り返すグループとして活動中。メンバー加入は毎年あれど、メンバー卒業はそこまで多くありません。モーニング娘。と違い、先輩後輩間の上下関係の壁は薄く、自由放任で個性的なメンバーがそろっています。
スマイレージの時はかわいい王道アイドルソングを歌っていましたが、アンジュルムに改名してからは、ロックやEDMなどのサウンドでカッコいい路線に変更。改名後初となる『大器晩成』で注目を集めると、アンジュルムを代表する名曲『次々続々』で高いCDセールスを記録し、さらに上を目指すアイドルグループとして奮起。メンバーの上國料萌衣と船木結はマツコ・デラックスとピザーラのCMに出演するなど、メディア露出も増加中。

アイドル界はもちろんのこと、ハロプロ内の序列も変えたいと発言することがあり、ハロプロの歴史を変えるかもしれないグループとして注目されています。
出典:YouTube

今後のアンジュルムの注目ポイント

2017年8月現在の注目ポイントは、新メンバーの船木結、川村文乃が次のシングルでどう生かされるか、11人になったことで歌割やパフォーマンス、センターは誰になるのか、新体制の形をもっと見てみたいという部分です。シングルリリースや日本武道館公演を終わってからの加入発表だったので、しばらく大きな動きがないため、次のシングルリリースが早くも待たれます。

特にカントリー・ガールズから移籍した船木は、長いこと埋めることが出来なかった田村芽実のスキル枠を埋めることが出来るメンバーで、アンジュルムの力強い歌唱やパフォーマンス力の高さを最大限に発揮させる重要な役目を担うことでしょう。
1期・2期の安定感、成長し立ち位置やキャラを定着させてきた3期・4期・5期の躍進、6期の勢いで、ハロプロトップの座を狙います。
出典:YouTube

公式サイト:http://www.helloproject.com/angerme/

公式ブログ:
和田彩花:http://ameblo.jp/angerme-ayakawada
2期:http://ameblo.jp/angerme-amerika
3期・4期・5期・6期:http://ameblo.jp/angerme-ss-shin
次ページ:Juice=Juiceとカントリーガールズ

ハロプロって最近どうなの?! 全グループの魅力を一挙紹介はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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