人気急上昇中のインディーズ女子高生
バンドが三大音楽大国制覇

今年３月の北米、７月のフランス、そして８月には香港と音楽大国のビッグ・イベントに出演したインディーズ女子高生バンド、SCANDAL。

『2008第10回アニメコンベンション＆ゲームス香港』（８月１日（金）〜５日（火）＠香港コンベンションセンター）には、昨年実績の56万人を上回る動員が見込まれるが、その伝統あるアジア最大のジャパンカルチャーフェスティバルに、SCANDALが異例のゲスト出演し、香港やマレーシアのアジアのアーティストに混じり現地の観客を熱狂させるステージを繰り広げた。

今回の香港フェスは夏休みということもあって動員層が比較的若く、親子で来場する姿もちらほら見られ、その圧倒的な入場者数に目を引く。初日から徹夜組を含め会場の周りには１キロを越える行列ができ、熱狂ぶりが露見。コスプレ、ゲーム、アニメと時間帯で各ジャンルのエンタテインメントイベントが仕切られる中、音楽イベントが19時から行われた。ここに初めて参加したSCANDALは、中国語で「ダイガーホウ！　ウォーデイハイ、スキャンダル！」（みんなこんばんは！私達はSCANDALです！の意）のMCを高らかに叫び、集った3000人を超える客を20分のステージで、８月１日（金）〜２日（土）の２日間を魅了した。

また、イベント参加翌日８月３日（日）には香港のセントラル地区にあるライヴハウス「Back Stage Live」で行われたイベントにトリで出演。香港のローカルバンド等に混ざって、30分のステージを行っい300人を超える観客を沸かせた。チケットが発売から即ソールドアウトだったこのライブも含め、３日間で6300人以上を動員し、約1000枚のCDをはじめ物販で用意したオリジナルグッズも全て完売しその注目の大きさを実証した。

今後は８月８日（金）にインディーズ盤ミニ・アルバム『YAH！YAH！YAH！ HELLO SCANDAL』をリリースし、初の全国ツアーに突入。ひとつひとつ成長を遂げる女子高生バンドは大胆に、そして着々と、ウワサを広めている。