秦 基博の名曲が映画『あさがくるま
えに』と8年越しコラボ、新MVも公開

秦 基博が2009年に発表した楽曲「朝が来る前に」が、カテル・キレヴェレ監督作『あさがくるまえに』(9月16日公開)のオフィシャル・イメージソングに決定した。この発表と合わせて、映画の本編フッテージを使用した同曲の新ミュージックビデオも公開となっている。
フランス国内で数々の文学賞に輝いたベストセラー小説を映画化した『あさがくるまえに』は、愛する人の心臓移植という現実に直面した家族や恋人、そして医師たちの心の揺れや葛藤を一日の物語として描いたヒューマンドラマ作品だ。今回のイメージソング起用は作品の日本語タイトル決定後、同名楽曲の存在に気づいた日本側の関係者が「朝が来る前に」を耳にしたことをきっかけに、キレヴェレ監督からの提案で実現したものだという。楽曲リリースから8年の時を経て実現したコラボレーションについて、秦 基博とキレヴェレ監督は次のようにコメントしている。
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■秦 基博 コメント
生と死。

僕らにとって、密接で、でもどこか遠いこの2つのテーマが、

監督の美しい視点によって切り取られ、観ているこの胸の中に、自然と染み込んできました。

改めて、「生きること」と「死ぬこと」を考える機会をくれる、そんな映画だと思いました。

自分の曲のタイトルとこの映画の邦題が同じという縁で、「あさがくるまえに」に出会えたことを嬉しく思います。
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■カテル・キレヴェレ監督 コメント

今回のコラボは私にとってとても光栄なことです。

秦さんはたくさんの若者に影響力があります。

[あさがくるまえに]は、おそらくたくさんの若い人たちが関心を寄せる作品ではないと感じています。

若い人たちにたくさん見てもらいたいけど、それが困難な時、どうすればいいのか。

私にとって、秦さんがこのコラボを受け入れてくれたことが、

すなわち日本の若者に私の映画を観てもらう大きなチャンスになるかもしれません。

そういう意味でも、本当に秦さんに感謝いたします。
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このコラボレーションに際して新たに制作されたミュージックビデオ「朝が来る前に - Avant l’aube - Reparer les vivants Ver.(アヴァン・ローブ レパレ・デ・ヴィヴァン・ヴァージョン)」は、カテル・キレヴェレ監修のもと、須永秀明が監督を務めた作品となっている。本ビデオは映画『あさがくるまえに』の公開初日から9月29日までの2週間、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷および大阪・シネ・リーブル梅田の最終回限定で上映されることも決定している。
(c)Les Films Pelleas, Les Films du Belier, Films Distribution / ReallyLikeFilms
■映画『あさがくるまえに』


2017年9月16日(土)、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

監督:カテル・キレヴェレ

出演:タハール・ラヒム、エマニュエル・セニエ、アンヌ・ドルヴァル、ドミニク・ブラン、ギャバン・ヴェルデ

2016年/フランス=ベルギー/カラー/104分/スコープ・サイズ/DCP

日本語字幕:寺尾次郎

配給:リアリーライクフィルムズ、コピアポア・フィルム

URL: www.reallylikefilms.com/asakuru

(c)Les Films Pelleas, Les Films du Belier, Films Distribution / ReallyLikeFilms

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