【インタビュー】DISH//「捉われずに
好き勝手やれているっていいな」 “
僕たちこの道に決めました”

ドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)の主題歌としても話題のシングル「僕たちがやりました」を8月16日にリリースしたDISH//。表題曲の作詞・作曲はOKAMOTO’Sのオカモトショウによるもので、DISH//がこれからどう進んでいくかを示す、ライヴ感&バンド感たっぷりなナンバーだ。窪田正孝はじめ、ドラマ出演者とのスペシャルユニット「DISH//と凡下高がやりました」による「僕たちがやりました」収録秘話、歌詞にちなんだDISH//内裁判にも注目!
【DISH//サイン入りチェキ プレゼント企画開催】
16〜21日に掲載されるインタビュー&ランキング記事下に6つのキーワードが出ています。その文字を繋げるとある言葉が出現しますので、それを導き出してください!!詳しい応募方法は、21日に掲載されるプレゼント企画記事をチェック!
■OKAMOTO’Sとのタッグは初めてづくし!グループの基軸はココにあり
――OKAMOTO’Sのオカモトショウさん作曲、OKAMOTO’S編曲による「僕たちがやりました」。5人それぞれの色とバンドのカッコ良さが際立つ、ライヴ感&高揚感満載な鮮烈ロックナンバーだなと。
匠海 レコーディングにはOKAMOTO’Sのみなさんに立ち会っていただいて、音作りから何から一緒にやらせていただいたんですけど、別々にきれいに録っていたこれまでとは違って、頭から最後までみんなで一緒に録って。
――一発録りをしたんですか。通りで、生っぽさがあるはずです。
匠海 そうですね、バンドの生っぽさが露骨に出たかなと思います。大智が加入してから半年、バンドとしての見せ方が確立できてきた中で、DISH//として、このシングルに懸けている想いというのがすごく強くて。これがDISH//の軸だし、“DISH//はこの道を行きます”という提示として、ある種1stシングルのような気持ちではあります。
大智 新たな一面が見られるシングルだなとすごく思うし。収録曲すべてカッコ良くて、僕は早くライヴで演奏したいし、たくさんの人にこの曲を、今のDISH//を知ってもらいたいですね。
龍二 10代の頃はライヴで僕らが騒いで、それを観ている人たちに元気になってもらっていましたけど、ほぼほぼみんなが二十歳になってからは、歌ってダンスをするだけじゃなく、自分たちで演奏もして、ちゃんとメッセージをみんなに伝えようとするようになって。そういうバンドの成長が活かされていると思うし、結成から5年経った今だからこそ、できる曲なんじゃないかなと。
昌暉 最初に曲を聴いたときは、DISH//らしくはないなと思ったんですね。でも、レコーディングをしてみたら、OKAMOTO’Sさんの要素とDISH//の要素が合わさったいい楽曲になって。これまでのDISH//の楽曲って、うわものの音がたくさん鳴っているんですけど、デモはうわものも何もない、ただライヴ演奏をした直球勝負な感じで、そこからOKAMOTO’Sさんと僕らで作っていく中で、ギターソロにしても初めてアレンジしながら作っていくという新しい体験をしたりとか。6年目にして、初挑戦のあった曲でもあります。
――龍二さんが言った通り、今に至るまでの5年間の経験値、引き出しに入れてきたものがたくさんあるからこそ、できることですよね。
柊生 そうですね。このシングルに入る全曲、僕、すごく好きで。ひとつの音楽性だけに捉われずに好き勝手やれているDISH//っていいなと、改めて思いました。
■窪田正孝ら俳優陣に人見知り発動!?凡下高とのスペシャルユニット撮影秘話!
――同感です。なお、「僕たちがやりました」が主題歌のドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)の出演者である、窪田正孝さん、間宮祥太朗さん、葉山奨之さん、今野浩喜さんとのスペシャルユニット「DISH//と凡下高がやりました」としてのMUSIC VIDEOも話題ですが、収録時はどんな様子だったのでしょうか。
匠海 凡下高のみなさんが、とにかく個性がありすぎて。
柊生 確かに。レコーディング、アー写&ジャケ写撮影、MV撮影に加え、インタビューまでたった3時間ですべてこなさないといけないような状況だったわけですけど、それでもひとりひとりのキャラクターが立っていたもんね。
匠海 窪田くんの歌、すごく魅力的だったし。いい意味で、えぐみがあるというか。
――役者としての窪田さんを見ている限り、透明感がありそうな予感がしていましたけど……。
匠海 そうそう、そっちなんだ、っていう意外性もありました。
――そういう窪田さんと匠海さんが歌をかけ合うところは、心地良いヒリヒリ感があります。距離が縮まったりもしましたか?
匠海 共通の友だちもいるし、事務所の先輩だから、合間にいろいろしゃべったりして。「今度映画やるでしょ?」「はい、観てください」とか。いやぁ、貴重な体験をさせてもらいました。
昌暉 俳優さんの歌って表現力がすごくあるなと思ったし、いろいろ勉強になったよね。
龍二 うんうん。僕らアーティストとはまた違った、歌唱力だけじゃない、俳優さんならではなものを見せてもらって。すごいなって思いました。
大智 役者のみなさんとレコーディングするって、普段できないことだし、ホントに新鮮だったよね。あと、今野さんが、カメラが回っていないときは僕のイメージと違って静かで。勉強になりました。
匠海 どう勉強になったの!?
大智 いや、スイッチの切り替えがすごいなって(笑)。レコーディングとかMV撮影になると、ものすごくキャラを出してめちゃめちゃおもしろいからさ。プロの仕事を見ました。
昌暉 そんな中、出演者のみなさんに加え、ドラマスタッフの方たちもすごくたくさんいたから、僕は普通に緊張して、人見知りを発動しちゃって。窪田くんにいろいろ話しかけてもらっても、「あ、はい」で終わっちゃうみたいな(苦笑)。
龍二 僕も、人見知り全開。かなり端っこでシュンとしていました(苦笑)。
匠海 僕は前に仕事があったから、遅れて現場入りしたんですけど……。
昌暉 顔が広くていろんな人としゃべっていけるのは匠海だから、5人でいるときには匠海を中心にみんなでワーっといけるんですけど、匠海がいないときはもうね。窪田くんが座っていたソファ、全然スペースが開いているのに、4人ともなぜか端っこの丸椅子にちんまり座って(笑)。
匠海 「おはようございます」って部屋に入っていったら、DISH//が隅っこで団子になっていたもんね(笑)。
柊生 匠海以外は、交流がへたくそなんですよ(苦笑)。だから最近は、初めて会った先輩バンドさんにも、「飲みに連れて行ってください」ってお願いするようにはしているんですけど。
匠海 そういうの、大事だよね。最近は幅広いジャンルのアーティストさんと対バンしているんですけど、吸収できるものはいくらでもあるし。『DISH// やる気マンマン2マン TOUR』(6月~7月に東名阪で開催)のときは、OKAMOTO’Sさんのパフォーマンスを受けてライヴをすることで僕らも生っぽいバンド感が増すし、BOYS AND MENさんのパフォーマンスを受けてライヴをすることで僕らもキラキラするし、BiSHさんのパフォーマンスを受けてライヴをすることで僕らも叫び散らすし。いくらでも変われるのが、DISH//なんです。
■DISH//裁判開廷!メンバーに告発された大智は有罪?無罪?
――そうした柔軟性、表現欲がある限り、DISH//の進化は止まりませんね。ちなみに冒頭で、<僕がこの手で裁きました>という歌詞のフレーズにかけて、学級裁判ならぬDISH//裁判をするなら、誰か告発したい人はいますか?
匠海 大智はなんかやらかしているでしょ(笑)。
大智 109MEN’Sさんとのタイアップ企画の撮影のとき、ドラムスティックを忘れたりとかね(苦笑)。
昌暉 「全員楽器持参」って言われていたのに、持ってこないからね。で、いつもドラムスティックをベースのケースに入れてある龍二が……。
龍二 そう、貸してあげた。
柊生 お、龍二は証人か(笑)。
龍二 沖縄で買った、黄色と赤のド派手なカラーリングのスティックだけど。あの写真を見ると、つい笑っちゃうんだよね(笑)。
昌暉 でも、大智は何を持ってもさまになるし、どんなスティックでもカッコいいドラムが叩けるから。
匠海 お、被告人の大智をかばい出した昌暉は……弁護人か(笑)。 じゃあ僕、検察官として異議あり。大智は寝坊します!
昌暉 たくさん睡眠をとることによって、良いパフォーマンスができるんだって。
匠海 異議あり!寝坊したときは、顔がむくんでいます(笑)。
昌暉 それは……俺も思っている(笑)。
龍二 かばいきれていないじゃん(笑)。裁判官っぽい柊生は、大智のことどう思うの?
柊生 大智は、すげぇいろいろ考えてそうで、まったく考えていない感じがするよね(笑)。でも、的確なことを言ってくることもあるし。
――柊生さんは、今回のランキング(20日掲載)でギャップ萌えを挙げていましたけど……。
柊生 あ、大智には全然萌えないです(笑)。
匠海 でも確かに、ふたりでいると真面目な音楽の話ができるよね、大智は。みんなでいると、途端に任務を放棄し出すけど(笑)。
大智 5人でいるときは、僕の楽しい笑顔を見せていたいので。よって、僕は無罪です(笑)。
文/杉江優花

ランキングBOX

“気になる人の気になるランキング”をテーマに、様々な分野の著名人へ直撃した「MY BEST3」を紹介!オリジナルのランキングインタビュー記事をはじめグルメなどのトレンド情報やエンタメなどのストレートニュースなども毎日配信中です。

新着