人気のヴィジュアル系ロックバンド8
選 V系好きなら絶対に聴くべきアー
ティストを紹介

SuG

サグは2006年に結成、現在も活動を続けているヴィジュアル系ロックバンドです。
SuGはヴィジュアル系ですが、その楽曲はヴィジュアル系がわからない人でもとっつきやすい音楽が多いことが特長です。その上、ヴィジュアル系としての要素も含んでいることがSuGが成功している秘訣でしょう。
そして、なによりのヴィジュアル系の良さ、ボーカルの武瑠はイケメンです。映画などにも出演している経験がある他、デザイナーとしても活動するマルチな才能を発揮しています。
そんなSuGですが、結成10周年を迎え、2017年9月2日の日本武道館公演をもって無期限活動休止を発表。生のSuGが見られるのも残り少ないので、ぜひ今聞いてほしいバンドです。
SuGのおすすめアルバムは「Thrill Ride Pirates [ SuG ]」です。テーマが「海賊たちの船上遊園地’-死ヌ気デ生キル、準備ハ良イカ?-。」なのですが、かわいらしくもあり、聴きやすい曲が多いです。おすすめです。

lynch.

リンチは2004年に結成されたヴィジュアル系ロックバンドです。
名古屋出身らしいアグレッシブさが売りのバンド、lynch.。ダウンチューニングされた7弦ギターから繰り出されるサウンドはとてつもなくへヴィーでありながらも、メロディーラインの中にはキャッチーさえ見え隠れしているので重苦しい音楽が苦手という人にも自信をもっておすすめできるバンドです。近年は活動の自粛を余儀なくされていたこともありましたが、2017年春に満を持して活動を再開しました。
2004年の結成以来、ベスト盤を含め12枚ものアルバムをリリースしている中で、最もおすすめしたいアルバムは2007年に発売された「A GLEAM IN EYE [ lynch. ]」。このアルバムは現在のlynch.の方向性を決定付けたアルバムとされており、バンドとしての魅力が詰め込まれています。
トラディショナルなヴィジュアル系サウンドをベースに、へヴィネスとメロディーが上手く融合された1枚です。

DIR EN GREY

ディルアングレイは1997年に結成された日本のヴィジュアル系ロックバンドです。
ヴィジュアル系を愛するものなら、知らない者はいないカリスマ的存在の彼ら。1997年に結成し、メンバーが変わることなく今日まで活動を続けています。
最近では、奇跡の対バンともいえる、こちらも1990年代を代表するカリスマ的バンドPIERROTとの対バンも話題となりました。二つのバンドで青春を謳歌していた30代、40代のバンギャルたちは歓喜のヘドバンと拳をあげ、会場となった横浜アリーナは黒い集団で覆われました。ヴィジュアル系を知らない人からしたら正直異様な光景でしたでしょう。ボーカルの京は今日もその美声とともに「痛み」を叫んでいます。
そんなヴィジュアル系のファンにとって神的存在ともいえるDIR EN GREYは現在、TOUR16-17 FROM DEPRESSION TO ________ [mode of MACABRE]と表し、ツアーの真っ最中です。
おすすめしたいアルバム「MACABRE [ Dir en grey ]」は、2000年に発売されたアルバムですが、17年の時を経て、ふたたびライブでその世界観を体感することができます。特ににライブにはかかせない暴れ曲”羅刹国”はライブでは盛り上がること間違いなし。
彼らのライブを体感したい場合は是非、羅刹国を予習してライブに挑んでみてください。

NOCTURNAL BLOODLUST

ノクターナルブラッドラストは2009年に結成されたヴィジュアル系デスコアバンド。メタルコア調の楽曲も得意としています。
日本のヴィジュアルロックシーンでも一際異彩を放っているのがこのNOCTURNAL BLOODLUSTです。元々ラウド、コア系に影響を受けたメンバーが集まって作られたバンドで、音楽性は完全にデスコアやスクリーモ、へヴィメタルといった激しいものですが、海外でもツアーを敢行するなどその音楽性は国内だけでなく世界でも評価されています。
そんな彼らを象徴するアルバムと言えば2014年に発売された「PROVIDENCE [ NOCTURNAL BLOODLUST ]」でしょう。前作に比べてサウンドプロダクションも格段に向上し、インディーズらしさも良い意味で消えているので、彼らの特徴とも言えるへヴィーさが堪能できる名盤です。シャウトやグロウル、クリーントーンを曲内で上手く使い分けるボーカルのテクニックにも要注目です。

THE MICRO HEAD 4N’S

マイクロヘッドフォンズは2011年に結成されたヴィジュアル系ロックバンドです。
THE MICRO HEAD 4N’Sは、1990年代後半にヴィジュアル系四天王と呼ばれた人気バンドであるFANATIC CRISISの元メンバーと、D’espairsRayの元メンバーが集まり結成された実力派バンドです。当初はボーカルをRICKYが担当していましたが後に脱退。今はフロントマンを変えて活動を続けています。
音楽性はダークかつインダストリアルな雰囲気で、クリーンで伸びやかなボーカルとのミスマッチがより一層妖しさを引き立たせています。
そんなTHE MICRO HEAD 4N’Sを代表するアルバムと言えば、2012年にリリースされた1枚目のアルバム「REVERBERATIONS [ THE MICRO HEAD 4N’S ]」。注目すべきはヴィジュアル界屈指のハイトーンであるRICKYのボーカル。以前からその声の美しさには定評がありましたが、このアルバムでは更に表現力に磨きがかかっています。
ボーカルとバンドサウンドの融合が見事に成功しているこのアルバム、一般的なヴィジュアル系のようなストレートな楽曲はありませんが、聴けば聴くほどにハマるアルバムです。

Acid Black Cherry

アシッドブラックチェリーは2007年から活動しているJanne da Arc・yasuのソロプロジェクトです。
おすすめなV系バンドといえば、Acid Black Cherryを忘れてはいけません。通称「ABC」と呼ばれており、基本コンセプトはエロ。しかし、エロさだけではなく、生死について恋愛についてなどの歌詞も満載で、色々な世界観を味わうことができます。
ボーカルを務めているのはJanne Da Arcのボーカル・yasu。彼のソロプロジェクトのバンドになっています。
楽曲の特徴としてはyasuの少し高めのキーの声。その歌唱力にファンは魅了されます。
Janne Da Arcでは特に初期時代はV系色の強いハードロック調の楽曲が多かったのですが、Acid Black Cherryではよりロック調、ポップ調の万人受けするような楽曲が多くリリースされています。
おすすめしたいアルバムは「『2012』 [ Acid Black Cherry ]」。シングル曲も多く収録されており、「少女の祈りIII 『2012』ver.?」として
このアルバムバージョンで収録されている曲もあるのでおすすめです。
Janne Da Arcのボーカルであるyasuのソロプロジェクトとして始動したのがAcid Black Cherry。2017年の今年、デビュー10周年になります。yasuの作り出す楽曲はどれも想像力を掻き立てる作品となっており、特に女心を歌った歌は人気が高いです。
そんなAcid Black Cherryのオリジナルアルバムは全てストーリー仕立てになっています。中でも今回オススメしたいアルバムは2枚目の「Q.E.D. [ Acid Black Cherry ]」です。
実際にあったブラック・ダリア事件になぞらえて、人が人を裁くということについての楽曲が収録されています。ロックでノリの良い楽曲から落ち着いたバラードまでyasuの魅力が存分に詰まった1枚となっています。
是非初めから最後まで通して聴いてほしい1枚です。

Plastic Tree

プラスティックツリーは1993年に結成されたヴィジュアル系ロックバンドです。
今年メジャーデビュー20周年を迎えるヴィジュアル系バンド、PlasticTree。彼らの音楽はいつまで経っても、彼ららしさが残ったままで、古くからのファンをいまだに虜にしています。また、最近ではROCK IN JAPAN FESTIVALやCount Down Japanなどのヴィジュアル系ロックバンド以外も多く出演するフェスにも参加することが増え、新たにファンが増えています。
彼らの作品の中で、多くの人を魅了しているアルバムは「ネガポジ」ではないでしょうか。先日行われた20周年記念ライブでは、ファンが選んだアルバムをもとにライブが行われましたが、その中でも「ネガポジ」が選ばれました。多くのファンが選んだということも含め、このアルバムを強く聴くことをオススメします。
彼らの音楽は特徴的で正直苦手だという人もいますが、このアルバムは中でも聴きやすいアルバムに仕上がっています。それでいて、彼らの良さがたくさん詰まっている、これを聴いてみて、また違う作品も聴いてみたいと思ってもらえれば幸いです。

the GazettE

ガゼットは2002年から活動しているヴィジュアル系ロックバンド。現在も活動を続けています。
ガゼットは今日まで様々なアルバムをリリースしていますが、なかでも「STACKED RUBBISH [ the GazettE ]」がおすすめ。このアルバムは全体を通しての雰囲気作り、音作りが完璧です。
あえてアコースティックギターのアルペジオからはじめ、ボーカルのシャウトと共に曲を一気に激しくする。そしてまた静寂を挟み、Aメロとサビでヘドバンを誘発する激しい曲調に。the GazettEにしかできないパフォーマンスだと思います。特に、ギターのコード進行が素敵なので思わず聴きながら横ノリしてしまいます。ベースの技術はもちろん、ベーシストのデスボイスとシャウトは非常に上手なもので、つい一緒に叫びたくなることでしょう。
アップテンポの曲ばかりじゃないのも魅力のひとつで、静かな曲では歌い方に色気があります。あえてベースの音量を上げることで曲に深みを出しているのも最高です。

まとめ

ヴィジュアル系ロックバンドの楽曲をたくさん聴きたい方は「Apple Music」というアプリがおすすめです!
今回紹介したバンドのほとんどの楽曲を聴くことができ、今なら3か月無料で試してみることができます。もちろん、その後の加入義務は全くありません。たくさんの音楽を聴きたい方はぜひApple Musicを試してみてください!

indiesmate

IndiesMateはインディーズバンドのための音楽専門サイト。当サイトでは、アーティストの無料記事掲載を行っています。音楽リスナーの方はもちろん、アーティストやレーベルの方も是非ご覧ください。

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