『恋するフォーチュンクッキー』実は盆踊りソングだった⁉ 祭り好きの日本人だからこの曲のよさがわかる

『恋するフォーチュンクッキー』実は盆踊りソングだった⁉ 祭り好きの日本人だからこの曲のよさがわかる

『恋するフォーチュンクッキー』実は
盆踊りソングだった⁉ 祭り好きの日
本人だからこの曲のよさがわかる

あの「ジャパネットたかた」の社員が総出で踊っていたMVが発表になったときは、本気でいい会社だ、転職したい!そして「恋するフォーチュンクッキー」を一緒に踊りたい(…その時点で入社したとしても、もう間に合わないけど)、と思ったものだ。

みんなで楽しく踊れる現代の盆踊り曲!
「ジャパネットたかたバージョン」がYouTubeで流れるや否や、色々な人たちが、いろいろな場所で踊りまくっているではないか。

歌詞そのものを表すような動画がいたるところで流れていた。自然と観ているこっちまで笑顔になっている。なんてステキな曲なんだろう。
学校でも、家庭でも、会社でも。
子どもたちはもちろん、お父さんもお母さんも、課長だって、部長だって。なんなら社長だって。
足腰大丈夫か、と観ているこっちがドキドキしちゃうようなお年寄りまで、満面の笑みで、それはそれは盆踊り大会のような感じの『恋するフォーチュンクッキー』になっていたりもした。

そうだな。笑っていればいいことあるよな、と思わせてくれた。
早く未来をみてみたい、そんな風に思えてしまう。
この曲で初めてセンターを任された指原莉乃
総選挙で1位になった彼女に、秋元康は最初、「盆踊りみたいな曲を考えている」と
インタビューで答えていた。
だが、いざふたを開けてみれば、アイドル路線ど真ん中な曲ではないか。どこが盆踊りなんだ!
ところが聴いているうちに、この曲が段々、盆踊りに見える瞬間があるではないか。
そう、一般人が躍る「恋するフォーチュンクッキー」。
可愛いし、ポップなのに、みんなで楽しく踊っている姿は、まさしく盆踊り感覚。
またしても秋元康ワールドに、やられてしまった。
しかも国民の大半が、やられてしまった、といっても過言でないくらい。
盆踊りだと思って、この曲をかけて踊ってみない?
盆踊りなんて子どもしか喜ばないよ~と、バカにしちゃいけないよ。
この夏は盆踊りが熱い! 先日、SHIBUYA109前が「渋谷盆踊り大会」の大々的なイベントとして大成功した。ナント、5万人が集まったという。
日本人はそもそも祭りが大好きな国民だと思う。みんなで集まって、みんなで同じ踊りを踊る。
日本の伝統文化や芸能がしっかりと受け継いでいっているのが現実いるではないか。
青森のねぶたも、徳島の阿波踊りも、鳥取のしゃんしゃん祭りだって、大人数で踊っている。
「恋するフォーチュンクッキー」は、まさしく今の時代の盆踊りミュージック。
来年は、「渋谷盆踊り大会」に対抗して、「銀座恋するフォーチュンクッキー大会」を開催したいぐらい。
歌詞を体現した指原莉乃
このフレーズを、そのまま証明してみせたのが、センターを勝ち取った指原莉乃だろう。
この曲を境に、彼女はAKB48HKT48での確たるポジションだけでなく、芸能界での揺るぎないポジションをも一瞬にして手に入れた。
この曲の歌詞と、どちらかといえば叩かれる存在であった指原莉乃に、どんなにたくさんの人が勇気づけられたのだろう。
もちろん、私もその中のひとりである。
毎日の生活の中で、何かにつまづいてしまったときは聞いてみるといいかもしれない。

ねっ。
恋するフォーチュンクッキー MV

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