【インタビュー】28年目のフラワーカ
ンパニーズ、新レーベルを設立からニ
ュー・アルバム『ROLL ON 48』リリー
スに至るまでを徹底的に訊く

8年間所属した、バンドにとっての二度目のメジャー・レーベル=ソニーミュージック・アソシエイテッドレコーズから離れ、移籍するわけでもどこかに所属するわけでもなく(実際数社から声がかったらしいが)、自身のレーベル、チキン・スキン・レコードを設立してニュー・アルバム『ROLL ON 48』をリリースするフラワーカンパニーズ

「深夜高速」以来! しかしあれよりもっと赤裸々で重くてズタボロでリアル!な新しい必殺の名曲「ハイエース」など11曲を収録した、重くて痛くて安易な希望などないが、不思議に聴き心地がとてもよい(嘘がないからだと思う)『ROLL ON 48』のこと、そして結成28年にしてレーベルを設立したことなどを、4人にじっくり訊いた決定版インタビューがこちらでございます!
フラワーカンパニーズ 撮影=風間大洋

「自分らでもっと動き方を自由にできるんじゃん」って再発見した ――グレート
──レーベルを作ってアルバムを出す、という決断に至るまでを教えていただけますか。
グレートマエカワ(ベース&リーダー):まあ、俺らも28年やってて、メジャーのありかたっていうのが昔とはだいぶ変わってきたのも感じてたから、ここ数年特にね。
このままメジャーでやっていていいのか……全国を回ってライブをやっていく時に、どういうふうに作品を届けていけばいいのか、自分たちの足元をもう一回見て考えた時に、メジャーにこだわる必要はないんじゃないか、っていうのがあって。武道館(※2015年12月18日、初の日本武道館ワンマンを行った)終わったくらいから、それがだいぶはっきりと見えてきたんだけど。
でも、そこで4人だけじゃ厳しいと思ってたんだけど、ひとりスタッフが入ったのね。レーベルで俺らの担当だった人が会社をやめるっていうから、じゃあ手伝ってくれないかって相談して、業務を委託することにして。
──「このままメジャーでやっていていいのか」というのは?
グレート:宣伝の人とかすごいがんばってくれてたけど……今まではよかったとしても、この先は……8年いたわけでしょ? たくさんアイディアも出してもらったし、こっちも切磋琢磨できたと思うんだけど、この環境でこのままやっていくのでいいのかな? っていうのもあったんだよね。
悪い作品はできないと思うけど、ちょっと俺たちもぬるま湯に浸かってると思ったし。自分らのためにも、居場所を変えた方がいいというかさ。
今のメジャーの形ってさ、すごい売れてるバンドをもっと売ろうとするか、まったくの新人をこれから頑張って売っていこうとするか、そのどっちかのような気がしててさ。俺らはどっちでもないじゃん。
竹安堅一(ギター):あと、ちょっとでもオリコンの順位を上げるために発売日を調整するとかね。フラカンみたいなバンドだと、そんなことよりもっと大事なことがあるというかね。
グレート:たとえば今のメジャーのやりかただと、シングルはタイアップありきでしょ。俺たちもシングルに重きを置いてなかったから、タイアップの話があったら「ああ、じゃあシングル出します」っていう感じだったんだけど。
でも今年の2月に、自分たちで、ライブ会場とライブハウス限定で「あまくない」をシングルで出したら……やっぱり、いいんだよね。シングル、新曲3曲とカバーなんだけどさ、アルバムとアルバムの間にそれが入ってると、ライブの回り方がすごくよくて。
俺らみたいに年がら年中ライブやってるバンドには、そっちの方がいいんだよね。もともと、アルバムを1年に1枚出すってほどのペースではないし。
そういうのも踏まえて「自分らで自分ららしい動き方をもっと自由にできるんじゃん」っていうことを、再発見したというか。もっとやり方はある、1枚でも多く売りたいし、ひとりでも多く聴いてほしいけど、チャートとか数字とかよりも大事なことっつうか。それをわかった上で活動していった方がいいんじゃないか、っていうかね。人まかせにするんじゃなくてさ。
──ちなみに「あまくない」は、枚数としてはどうなんですか?
グレート:思ったより売れてる。✕✕✕✕枚作ったけど、もう在庫ないからね。
──え、そんなに!?
グレート:全国のライブハウスに委託してる分が、どれくらい返品がくるかわからないんだけど。まあでも、悪くないよね。これなら今からいろいろ模索できそうだなっていう予感はあるし、こういうふうにやっていかないと生き延びれんな、っつうのもあるしね。
フラワーカンパニーズ・鈴木圭介 撮影=風間大洋

俺がエンタメみたいなことを書いてもしょうがないじゃない? ――鈴木
──アルバムの制作はいかがでした? 前回のこのSPICEのインタビューで、鈴木さんは歌詞が書けないっておっしゃってましたけども。
鈴木圭介(ボーカル):うん。曲はいっぱいあったんだけど、それを言葉にするのが時間かかったかなあ。「あまくない」のシングルの3曲をなんとか書いて、録って……その頃がいちばんピークのダメだった、俺は。
だって、休止しようと思ってたくらいだもん。バンドのこと一切考えないで……しばらく名古屋に帰ってもいいと思ったし。ほんとに歌詞が書けなくなったら、メンバーにそういう話をしようと思ってたの。せめて2ヵ月休みたい、とか。
でも、どの曲が最初に書けたのか忘れちゃったけど、「あ、まだ書けるな」と思ったんだよね。そしたら、あれよあれよといううちにアルバム全部の曲が書けて、その悩みはまったくなくなったね。まあ、なんか、書けたね。
──「なんか、書けたね」じゃなくて、どうやって突破したのか知りたいんですけど。
鈴木:(笑)。なんか忘れちゃったんだよなあ……どの曲が最初に歌詞が書けたのかなあ……「ハイエース」かなあ。「あ、俺まだこういう曲書ける」って思って、ちょっと自信がついた。それまではさ、書いてみても「これ前にも書いたなあ」「同じようなことをまた書いてもしょうがないなあ」って思ったりして。
俺がエンタメみたいなことを書いてもしょうがないじゃない? 他の人がやる分には否定しないけど。本当に思っていないことを共感前提で歌う、こういうことを歌うとみんな共感する、とかさ、俺が書いてもねえ。
レコード会社の人とかに「こんな歌を歌ったところで誰がいいって言うの?」とかよく言われたりしたんだけど。でも、そういうことを考えて歌を作ったことないからねえ、俺。
「深夜高速」だって、これを歌ったらみんな共感する、だからいいって思ったわけじゃないから。自分がいいと思っただけだからさ。
──まあ「深夜高速」を好きな人のほぼ全員、深夜に高速を走ってないでしょうしね(笑)。
鈴木:そうでしょう? ものすごい個人的な歌じゃない? そもそも個人的なことを歌うのが歌だと思うし、それがたまたま共感を呼ぶのがヒットする歌であって。ハナからみんなが共感するものを狙ってヒットを作るタイプではないからさ。職業作詞家じゃないんだから。
だから「深夜高速」は俺、ひとつの自信になっていて。そうやって書いた個人的な曲を、みんないいって言ってくれたわけじゃん。
まあ、なんか、書いてる時はガッとテンション上がってるしさ。何を見ても歌詞になるような状態になってんのよ、脳が。ちょっと覚醒してるっていうか。「ん?」と思ったらすぐメモをとる、「あ、これ使える」みたいな。普段の暮らしではまったくそんなことないんだけど。
だから、そうなるまでに時間がかかるんだね。自分の身体をその状態にするまでが。それがずっと整ってなかったのが、整ったんじゃないかな。特に昨年は47都道府県ツアーもあってずっとライブばかりだったから。
フラワーカンパニーズ・グレートマエカワ 撮影=風間大洋

ほかの人が入ってたら「ハイエース」はできなかった ――グレート
──レコーディングに入ってみてからはいかがでした?
グレート:レコード会社の人がいないわけじゃん、ディレクターが。これまではその人がジャッジしてた部分もあって、今回その立場の人がいないから、まあそれぞれの思いでそれぞれがジャッジすることになって。それはなかなかうまくいかんよね、最初は。「これでいいのかな?」って迷いながらやるし。
ドラムの音ひとつとっても、細かいところからディレクターは言ってたから、そこはもう全部スルーになったわけよ。スルーになると、なんか、みんなおんなじような感じの曲になってくるんだよね。「こりゃいかん」って思って。エンジニアも鈴木も「誰かプロデューサー入れた方がいいんじゃない?」とか言ってたんだけど。
鈴木:言ってたね。
グレート:でも俺は「もうちょっと自分らでできるとこまでやってみよう」って。で、最初はそんな感じだったんだけど、鈴木か歌詞を書けるようになってきて、歌が見えると、「次何入れようか」「じゃあこういうギターを入れればいいんだ」とか、「アコギ入れればいいんだ」とか、やっぱり盛り上がってくるじゃん。
1曲ずつ増えてくるし、「あと4曲だな」「あと3曲だな」「1曲すげえいいのができた」「アルバムの核ができた」みたいなさ。
ミスター小西(ドラム):最初は泥くさい曲でも、どんどんよくなっていったりね。「あまくない」をシングルで出した時も……久々に自分たちで出す時のシングルの表題曲のタイトルが「あまくない」って最初どうかな?(笑)とも少し思ったけど……。でも、ライブでやればやるほど、いい曲になっていって、「ああ、そうか」と思ったしね。
──最初けっこう手探りだったんですね。歌詞はない、ディレクションはない。
グレート:でも、それを俺はやりたかったから。さっき言ってた、周囲に頼りすぎてるとこが……それはレコーディングだけじゃなくて、この8年の流れっつうのが。「これでやるんでしょ? 流れでしょ?」っていうのが、俺はちょっとイヤだなと思ってたから。
俺自身も含めてね。ラクのしかたを覚えたっつうかさ。自分らの音楽なんだから、もう一回自分らでやってみればいいじゃん、っていうさ。
それで、レコーディングの後半、盛り上がってきたのも……「ハイエース」って曲ができたのはすげえでかいんだけど、この曲はたぶん、ほかの人が入ってたらできなかっただろうなって思うんだよ。
バンド4人のことを歌ってるだけなんだよね。フラワーカンパニーズの日常じゃん、バンドやってない人が聴いてもわからないかな、っていう危惧もあるけど、そんなのはもう度外視。自分らがこれがいいかどうかっていう判断でさ。
「あ、これは鈴木圭介が出たな」っていう。こういうのが出たのは久しぶりだな、っていうかさ。その1曲で俄然盛り上がったよね、俺の心は。
鈴木:まあ、よく聴いたらひどい歌だよ。何ひとついいこと言ってないよね。まったくエンタテインメントになってないでしょ? これ。
まず、誰も共感し得ない状況。ハイエースに6時間も10時間も乗ってる人限定みたいな歌だしさ。ツアーでクルマ移動、いつまでできんの?っていう不安をぶちまけてるだけの歌、っていうかさ。
でも、こういうぶちまけ方もできてなかったんだよ、ここ数年。これができて「ああそうか、こういう歌、悪くないのか」って思って。メンバーのリアクションが違ったんだよね。自分の手応えも違ったしさ。この曲だったら悪く言われてもべつにいいや、っていう。
──これは「深夜高速」と同じテーマで書こうとしたんですか?
鈴木:これはねえ、渋谷のクアトロでコレクターズとやった時に(2017年2月19日)、コレクターズのポッドキャストのディレクターが来てたんですよ。その人、俺らが昔NACK5で番組やってた時のディレクターなのね。
「フラカンもきついツアーやってんじゃん、クルマで。そういうさあ、ボロボロの歌を作ってよ」って言われてさ。「弱音とか愚痴みたいな曲、いくらでも書けるけど、そんな歌誰も聴きたくないでしょ?」って言ったら「そんなことないよ、俺たちオヤジはそんな歌を待ってんだよ」って。
「みんながみんなさ、励ましソングみたいなのばっかりだからさ。ジャクソン・ブラウンとか好きでしょ? ジャクソン・ブラウンなんて愚痴ばっかりだよ?」って言われて。
そういえば俺、一時ジャクソン・ブラウンめちゃめちゃ聴いてたなと思って、家で歌詞カードの翻訳を見たら「うわあ、こんな弱音ばっかり吐いてんだ、ジャクソン・ブラウン」と思って(笑)。
んで、「深夜高速」はさ、ツアーの歌って言いながら、もっとテーマが大きくなったじゃん。でもこれは、ほんとにツアーだけの歌にしようと思ったんだよね。今の現状をそのまま、暗いとかネガティブだとか言われても、そんなこと気にしないで。ほんとに今の自分のもの、バンドみんなのもの、ボロボロな感じっていうか。そういう歌を作ろうと。
フラワーカンパニーズ・竹安堅一 撮影=風間大洋

「ハイエース」が結局、俺らが提示できるエンタテインメント ――竹安
──これはメンバー的にも「きた!」って感じだったですか?
竹安:いっつもそうなんだけど、圭くんギア入って、最後の最後に「できた!」っていうのが絶対あるんですよ。今回はそれ、確実にこの曲ですよね。
この「ハイエース」が結局、俺らが提示できるエンタテインメントっていうか。「深夜高速」を歌ったバンドが、あれから10年以上経って…武道館もやったけど、今もこうしてハイエースで日本中を回って活動してる。
それってよそから見たらひとつのエンタテインメントというか、我々しか見せることができない、ひとつの、サクセス・ストーリーとはまた逆のストーリーというか。ハタから見るとおもしろいかもしれない、こんなバンドがいるんだっていうのは。
それを象徴するような曲で、しかも、これ以上ないぐらい恥ずかしい曲展開だけど、それぐらいやっちゃった方がいいな、っていう。
──ああ、3拍子だったのが後半で速い8ビートになるとか?
竹安:そうそう。普通だったら一回やってみて「やっぱりあんまりだな」って避けるような感じなんだけど、曲のテーマに乗せられて、「考えるよりもやっちゃえ」みたいな作り方だったし、それでいいと思ったしね。まあ、これを待ってました、って感じだよね。
──2002年にメジャーからドロップ会うとして、ディレクターと一緒にトラッシュレコードを設立して、『吐きたくなるほど愛されたい』を作ったじゃないですか。あの時とは違う?
鈴木:違うんじゃないの? あん時はヤケクソだしさ、気持ちはさ。バンドがどうこうって問題じゃなかったしね。
──あ、そうか、プライベートがボロボロだったから。
鈴木:人生ヤケクソの状態で作ってるし、世の中に出るとか出ないとかどうでもよかったし。でもこれは、ちゃんと世の中に出すっていうことを覚えた上で作ったものだし。
しかも今回は、ちゃんと自分たちで選んで、自分たちのレーベルでやることを決めたわけだから……門出という気持ちもあるし。
竹安:でも俺は、確実にイメージしてたのは、『吐きたくなるほど愛されたい』だった。あん時みたいに、今回も、作り散らかしちゃえばいいなっていうか。
音とかスタジオのクオリティとかの問題じゃないな、っていうか。自分たちの手作りで、フィルターを通さずに、やっちゃえばいいんじゃないかなっていう。
その、結局、なんかねえ、いい音とかそういうのに囚われすぎて、いい瞬間を逃しちゃうっていうか。そういうのやっぱ、メジャーの間でも、今思うとあったからね。だから結果、全然いいものができたなって。
グレート:まあ、やってみんとわからんよね。今の時代に、自分たちでレーベル作ってリリースするってこういうことなんだ? っていうのは、悪い意味でもこれから直面すると思うし、やっぱりきついなあとか絶対あると思うけど。
それをやってみてどう改善するか、それだけのことだから。まずは「やってみんとわからんな」でいいと思う。
フラワーカンパニーズ・ミスター小西 撮影=風間大洋

あとあとちゃんと発見される、いい曲を作っていればね ――鈴木
鈴木:でもほら、トラッシュの頃だって、CD作っても全然流通されなかったけどさ……「まだやってんだ? フラカン」ってさんざん言われてさ、悔しいなあと思ったしさ。
でもさ、「深夜高速」なんて、誰も聴いてないような状況の中で作ったけど、あとあと言われるわけじゃん、いい曲だって。やっぱりいい曲を書いていたら、あとあと誰かが発見してくれるわけだから……そりゃジャストに発見してくれた方がいいと思うけど(笑)。
「深夜高速」だってさ、宣伝も整った上で出してたら、もっと状況変わってたかな、とちょっと思ったこともあるんだけど。でもやっぱり、そういうわけにいかないなあって。
竹安:そうだよね。それはわかんないもんね。
鈴木:あとあとちゃんと発見される、いい曲を作っていればね。聴いてくれる人は聴いてくれるんだから。あとあとも何も言われなかったら、それはつまんない曲なんだよ、っていうだけで。
グレート:いろんな道がある中のひとつを選んだのが、今回だから。トラッシュの時はあれしかなかったからね。いろんなやり方がある中から、続けていくためと、現状のいろんなもんを打破していくために、この道を選んだっていうかさ。
やっぱりフラカン、いいとは思うけどさ、今が最高だとは思わんっつうかさ。それぞれここ数年、「なんか打ち破れんな」っていうところってあると思うしさ。俺はこのバンドに関して「もっといけるはずだ」っていうのがあるから。
そのためにも、自分たちでやった時に結果がどう出るかっていうのは……「自分らでやってもダメだな」ってなったら、そこでまた考えればいいし。
時代も変わってきとるしさ……もう、「これをやっとけば安牌ですよ」ってやってる会社とかって、ないでしょ? 当たり前がなくなっとる時代だから、そこでどうするかを考えて、行動に移していかないと。あるのが当たり前だったデパートや大型スーパーが潰れるなんて子供の頃は思っとらんかったじゃん? まさか、ダイエーがこんなに早くなくなるとは思ってなかったわけじゃん。
──そのたとえになると、竹安さんの顔を見ちゃいますね。お父さんダイエーだから(笑)。
竹安:でも、どこのお父さんもそうだったじゃん。がむしゃらに働けば働くだけ右肩上がりだってみんな思ってて。ダイエー、早期退職したからね、うちの親父。よかったなと思って(笑)。
──ツアーはどんなふうにビジョンを描いてます? 東京のワンマン、赤坂BLITZって久しぶりですよね。
グレート:そうだね、ワンマンは8年ぶりかな。BLITZのイメージってやっぱり、1998年に『マンモスフラワー』のツアーでBLITZで2デイズをやって。
いわゆる動員だったり、アルバムが売れていたり、フラワーカンパニーズがいちばん世に出ていたのが98年頃なんだね。そっから20年経つ今、BLITZでやりたいっていうのは、けっこう前から言ってててさ。
やっぱりイメージって、どうしても自分の中に残ってるからさ。あの時が最高だったとは思ってないけど、やっぱり98年って思い入れがすごくあるから、いろんな意味でね。このアルバムのツアー・ファイナルをそこでできるっつうのは、うれしいよね。
──『ROLL ON 48』の曲は全曲やる?
グレート:やりたいね、11曲だから。前回のアルバム、『Stayin’ Alive』(2015年)のツアーの時に、全曲やったんだね。全会場で全曲はできんかったけど、ちょっと曲を入れ替えたりして、やらない曲はないっていうふうにしたの。
そしたらやっぱり、すごくよかったんだよね。1本1本手応えもあったし、ツアーで曲がどんどんよくなっていく実感もあったし。次のツアーもそういうふうにしたいね。

取材・文=兵庫慎司 撮影=風間大洋
フラワーカンパニーズ 撮影=風間大洋
ライブ情報

フラワーカンパニーズ・ワンマンツアー「ROLL ON 48」
2017年
・10月21日(土)石川@金沢AZ Open 17:00/Start 17:30
(問)FOB金沢 076-232-2424
・10月22日(日)長野@長野CLUB JUNK BOX Open 17:00/Start 17:30
(問)FOB新潟 025-229-5000
・10月29日(日)山口@周南LIVE rise SHUNAN Open 17:00/Start 17:30
(問)キャンディー・プロモーション広島 082-249-8334
・11月1日(水)長崎@Studio Do! Open 18:30/Start 19:00
(問)BEA 092-712-4221
・11月3日(金・祝)大分@club SPOT Open 17:30/Start 18:00
(問)BEA 092-712-4221
・11月7日(火)大阪@十三ファンダンゴ Open 18:15/Start 19:00
(問)清水音泉 06-6357-3666
・11月11日(土)秋田@Club SWINDLE Open 17:30/Start 18:00
(問)ノースロードミュージック秋田 018-833-7100
・11月12日(日)青森@Quarter Open 17:00/Start 17:30
(問)ノースロードミュージック秋田 018-833-7100
・11月19日(日)鳥取@米子AZTiC laughs Open 16:30/Start 17:00
(問)キャンディー・プロモーション岡山 086-221-8151
・11月21日(火)愛媛@松山W studio RED Open 18:30/Start 19:00
(問) 松山W studio RED 089-953-8514
・11月25日(土)茨城@水戸ライトハウス Open 17:30/Start 18:00
(問)ネクストロード 03-5114-7444
・11月26日(日)栃木@HEAVEN'S ROCK宇都宮 VJ-2 Open 17:00/Start 17:30
(問)ネクストロード 03-5114-7444
・12月12日(火)京都@京都磔磔 Open 18:15/Start 18:45
(問)清水音泉 06-6357-3666
・12月13日(水)京都@京都磔磔 Open 18:15/Start 18:45
(問)清水音泉 06-6357-3666
2018年
・1月20日(土)熊本@Django Open 17:30/Start 18:00
(問)BEA 092-712-4221
・1月21日(日)福岡@Live House CB Open 17:00/Start 17:30
(問)BEA 092-712-4221
・1月27日(土)群馬@高崎club FREEZ Open 17:30/Start 18:00
(問)ネクストロード 03-5114-7444
・1月28日(日)福島@Out Line Open 17:00/Start 17:30
(問)ノースロードミュージック 022-256-1000
・2月10日(土)宮城@仙台darwin Open 17:30/Start 18:00
(問)ノースロードミュージック 022-256-1000
・2月11日(日)岩手@盛岡club CHANGE WAVE Open 17:00/Start 17:30
(問)ノースロードミュージック 022-256-1000
・2月17日(土)高知@X-pt. Open 18:00/Start 18:30
(問)X-pt. 088-885-2626
・2月18日(日)徳島@club GRINDHOUSE Open 17:00/Start 17:30
(問)club GRINDHOUSE 088-655-5175
・2月24日(土)北海道@札幌PENNY LANE24 Open 17:30/Start 18:00
(問)マウントアライブ 011-623-5555
・3月3日(土)大阪@心斎橋BIG CAT Open 17:15/Start 18:00
(問)清水音泉 06-6357-3666
・3月4日(日)愛知@名古屋BOTTOM LINE Open 17:00/Start 17:30
(問)JAIL HOUSE 052-936-6041
・3月10日(土)東京@赤坂BLITZ Open 17:00/Start 18:00
(問)ネクストロード 03-5114-7444
<全公演共通>
*チケット料金:前売¥3,800(税込/ドリンク代別途要)
*一般チケット発売日:
[石川~京都公演]2017年8月27日(日)
[熊本~札幌公演]2017年10月21日(土)
[大阪~東京公演]2017年12月10日(日)
※オフィシャルサイト先行受付(全公演):8/5(土)?8/11(金)
(PC・携帯・スマホ)

フラワーカンパニーズ ワンマン『走れ!ハイエース野郎』
日時:2017年8月25日(金) 開場18:00/開演19:00
会場:東京@恵比寿 LIQUIDROOM
料金:¥3,800(税込・1drink代別途要)
一般チケット発売日:6月10日(土) 10:00~

問合せ先:ネクストロード TEL:03-5114-7444(平日14:00~18:00)http://nextroad-p.com/

『フォークの爆発2017~座って演奏するスタイルです~』
スケジュール詳細はコチラ
http://flowercompanyz.com/live

<全公演共通>
*チケット料金:前売¥4,000(税込/ドリンク代別途要 ※福岡、広島はドリンク代なし)
*一般チケット発売日:2017年7月15日(土)(※神戸の発売日は7/29(土)、仙台の発売日8/19(土))

『フラワーカンパニーズpresents DRAGON DELUXE 2017』
日時:2017年10月14日(土)開場17:00 開演18:00
会場:名古屋DIAMOND HALL
出演:フラワーカンパニーズ、スキマスイッチ、ザ・ライターズ(フラカン✕スキマスイッチスペシャルバンド)
前売りチケット:¥4,000(税込/ドリンク代\500別途要/整理番号付/オールスタンディング)
チケット:2017年7月29日(土)10:00
お問い合わせ:JAIL HOUSE 052-936-6041

リリース情報
16thアルバム『ROLL ON 48』
9月6日発売
アルバム『ROLL ON 48』

品番:XQNG-1001
価格:2778円(税抜) 3000円(税込)
発売元:チキン・スキン・レコード
収録内容(全11曲):
1. ピースフル
2. 人生Roll On
3. ハイエース
4. てのひら
5. NO YOUNG
6. 花のようでした
7. HAPPY!
8. あまくない
9. キャンバス
10. 最後にゃなんとかなるだろう
11. あなたはだぁれ?

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