ミラクル・ベル・マジック「夢にも思
わなかった」憧れの対面に涙

撮影に応じるミラクル・ベル・マジックとケニー・オルテガ監督
 ディズニー映画『ハイスクール・ミュージカル』『ディセンダント』を手掛けたエグゼクティブ・プロデューサー、監督、振付師のケニー・オルテガ氏が、続編『ディセンダント2』のプロモーションのために来日、作品のスペシャルサポーターに就任した歌手のミラクル・ベル・マジックとともに、31日、都内で報道陣の囲み取材に応じた。ベルは、作品のサポーター就任と、オルテガ監督からの絶賛による感動で泣きそうになる場面を見せていた。
 映画『ディセンダント』は「ディズニーキャラクターに子孫がいたら?」より、とある王国を舞台とし「眠れる森の美女」の魔女マレフィセントの娘マルをはじめ、ヴィランズと称される悪名高き親を持つ子供たちの成長を、ミュージカルシーンを交えて描き出した作品。『ディセンダント2』はその続編となる。
 幼い頃のルーツを「とにかく映画と舞台に魅了されていた。特に『ミッキーマウス・クラブ』の歌とダンスをまねて、自分をテレビの中のキャラクターだと思っていました」と語るオルテガ監督同様に、オルテガ監督がかつて手掛けた『ハイスクール・ミュージカル』で自分の目標が定まったと、ディズニー作品より人生に大きな影響を受けたと語るベルは、かつて映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go」を、25のディズニーキャラで演じ分けて歌う動画を公開したこと(約2000万再生)が話題になり、「スマホの歌姫」とも称されている。オルテガ監督もその動画を見たことを明かし絶賛、「もし3作目を作ることになれば、是非参加していただきたい」と出演のオファーを送る。
 「実際にお会いする前に映像を拝見させていただいて、本当に歌手として、アーティストとして、そして日本の文化を代表する方として、本当に心に響き、素晴らしい方だなと思いました。また本作のためにサポーターとして参加していただけるということを大変、誇りに思っています」と絶賛、さらにベルを初めて見た時に、オルテガ監督にとって特別な人を思い出したとコメント、その女性とは『ハイスクール・ミュージカル』でヒロイン役を務めたヴァネッサ・ハジェンズであると明かしながら「ベルさんからは、この作品の核にあるスピリットや意欲と同じものを感じます」と称賛の言葉を贈る。
 オルテガとの初対面でも涙してしまったというベルは、その言葉に「10年くらいケニーさんのファンで、まさか会える日が来るなんて、本当に夢にも思わなかったので、今日は夢がかなった日なんですけど、本当に思っていた通りの方で優しくて暖かくて、笑顔が本当に素敵で。それにヴァネッサが大好きなんで、似ていると言われて本当に嬉しいし、幸せでいっぱいです」とまたも目に涙を浮かべながら、嬉しそうな表情で答えていた。
 一方で前作『ディセンダント』が全世界で1億人以上に視聴されるヒットとなったことから、今作に対しオルテガは「新作が観たいという皆さんからのご要望や期待に沿うことができればと願っていますし、いくつかのサプライズも体験していただければと思います。新しい楽曲や振付、視覚効果も素晴らしいものになっていますからね」と作品を強くアピールした。
 ◆ミラクル・ベル・マジック(Miracle Vell Magic) 歌手。脚本・歌・編集まで独自のセンスで映像を制作、そのエンターテイナー振りでSNSの動画再生回数は1億階以上を誇る。これまで自身が脚本・キャラクター演出までも務めた「ようこそ、ユメミルユガミノ国へ。」を上演、1人で33役分、100分というオリジナル舞台をおこないデビュー、1000人を動員した。(取材・撮影=桂 伸也)

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