岩佐美咲、韓国の“のど自慢大会”に
ゲスト出演

2017年1月に発売した最新曲『鯖街道』が大人気となり、鯖街道起点地福井県小浜市より「若狭おばま御食国大使」を委嘱されたことを記念した特別盤『鯖街道（特別記念盤）』も8月23日に発売、演歌新時代を担う若手演歌歌手の1人として活躍を続ける岩佐美咲が29日、韓国の在大韓民国日本国大使館公報文化院にて開催された＜第15回日本歌謡大会＞にゲスト出演した。

このイベントは、日本の楽曲に特化したカラオケ大会のようなもので、美空ひばり「柔」やMISIA「Everything」、X JAPAN「Forever Love」など、演歌・歌謡曲・J-POPやアニメソングまで、日本の曲を題材に韓国の大会出場者が美声を披露するとういもの。2016年パリ・ロンドン・台湾など海外にて活躍した岩佐に、今回ゲスト出演の白羽の矢が立った。7月22日・23日に東京で行われた自身のソロコンサートで2日間3公演を大成功に終えたばかりで、1週間もたたずに韓国へという多忙ぶり。韓国は3度目という岩佐だが、ソロになってから韓国で仕事をするのは初めてのことで、今回のイベントへも初めての出演となる。「AKB48の頃に1回、プライベートでも1回、韓国に来たことがあって、最近もタッカンマリ（鳥の水炊きのような韓国の鍋料理）にハマってます。韓国の音楽も大好きですし、今回韓国に来られて本当にうれしい」と感激の様子。イベント前には日本大使館広報誌や韓国のケーブルテレビなど、現地メディアからの取材にも対応。「演歌の魅力とは？」「韓国のトロットや歌謡を聴いたことはありますか？」「今ハマっているものは？」などさまざまな質問に笑顔で答えていた。「こういった日本の曲に特化した大会があることは知らなかった」という岩佐。イベント出場者の歌唱を聴いて岩佐は「皆さん歌が上手で、日本語の発音もすごくきれいですね。韓国の方は歌唱力が高くて声もきれいなイメージがあったので、そんな方々が日本の歌を歌ってくださるのは本当にうれしいです」と出場者のレベルの高さに関心したようだ。

出場者の審査中のアトラクションとして、華やかな真っ赤の振袖でステージに登場した岩佐。立ち見も出るほどの観客が集まり、岩佐への声援やペンライトや応援ボードが揺れるなか、デビュー曲「無人駅」やAKB48の曲「ヘビーローテーション」や「恋するフォーチュンクッキー」を演歌バージョンで披露、現在ロングヒット中の最新曲「鯖街道」など、全5曲を熱唱。韓国ののど自慢の面々へ、透き通るような美声を披露した。今回の＜第15回歌謡大会＞には応募総数400名の中から、決勝大会には16組25名が参加。熱戦を繰り広げた結果、最優秀賞には、X JAPAN「Forever Love」を歌唱したイ・ジュヒョンとイム・ソンミンの2名が受賞。そして「会いたかった（AKB48）」を歌唱したキム・ウンヘ他8名のグループは特別賞を獲得、岩佐より記念品が贈呈された。出演を終えて岩佐は「韓国の方々がきれいな日本語で歌ってくださっていて、本当にうれしい。日本でも演歌はまだ若い方にはなじみが薄いけど、海外の方も含めて、演歌の魅力をもっと知っていただけるように、今後も頑張っていきたい」と演歌新時代を担う一員として、決意を新たにした。9月9日・10日には、米・サンフランシスコにて行われる＜J-POP SUMMIT＞への出演が決定している。国内外での岩佐の活躍に今年も期待できそうだ。

2018年2月4日 ＠東京・恵比寿ガーデンホール

2017年8月23日発売
初回生産限定盤(CD+DVD)：TKCA-74555 / 1,646円（税込）
[ 収録楽曲 ]
1. 鯖街道
2. （演歌歌謡曲カバー予定）
3. 木綿のハンカチーフ （ライブ・バージョン）
4. 鯖街道 (オリジナル・カラオケ)
[DVD]
鯖街道 MUSIC VIDEO（特別記念盤バージョン）

通常盤(CD)：TKCA-74556 / 1,028円（税込）
[ 収録楽曲 ]
1. 鯖街道
2. （演歌歌謡曲カバー予定）
3. 糸（ライブ・バージョン）
4. 鯖街道 (オリジナル・カラオケ)