旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス

旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス

40年以上に渡り世界中を旅して撮りた
めたフィルムが1本の映画に!『旅す
る写真家 レイモン・ドゥパルドンの
愛したフランス』予告編が公開

フランスの写真家、映画作家であるレイモン・ドゥパルドンの人生を辿ったドキュメンタリー映画『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』が、9月9日より公開となる。40年以上に渡り世界中を旅して撮りためたフィルムが1本の映画に!『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』予告編が公開 (c) Palmeraie et désert – France 2 cinéma

レイモン・ドゥパルドンは、毎年5月に開催される第70回カンヌ映画祭でも、最新作『12 jours』(17)がスペシャル・スクリーニング部門で上映されたばかりで、現在も多大な尊敬を集める存在だ。
本作は、そんな彼の「世界中を旅したフィルムのかけらで一本の映画をつくる」という夢が実現したドキュメンタリー。妻であり、共同監督を務めたクローディ-ヌ・ヌーガレは、彼が大切に保管していた思い出のフィルムを大切に繋ぎ合わせ、本作を完成させた。ナレーションも彼女が担当している。

公開された予告編では、パティ・スミスの「Beneath the Southern Cross」と共に、ドゥパルドンが撮影した映像が次々と紹介されていく。その中には、彼がこよなく愛したアフリカの広大な砂漠から紛争地帯、また、若き頃のアラン・ドロンやジャン=リュック・ゴダール、エリック・ロメールなど貴重な映像も。“ガイドブックに決して載らない”世界中の風景を撮り続けている現在のドゥパルドンの姿も映し出される。
また、映画の公開に併せ、写真展や回顧上映、書籍の刊行も続々と決定している。
9/1〜10/1にはシャネル・ネクサス・ホールにてドゥパルドンの日本初の個展となる「DEPARDON/TOKYO 1964-2016」が開催。1964年の東京オリンピックに報道カメラマンとて来日してから、現在まで東京の街を撮り続けたドゥパルドンが、東京をテーマに選んだ作品が展示され、本人も来日する予定だ。また、9/1〜9/3にはアンスティチュ・フランセ東京(エスパス・イマージュ)にて、ドゥパルドンの特集上映「フランスのドキュメンタリー映画史の遺産と現在」が開催。過去の優れたドキュメンタリーも観ることができます。また、ドゥパルドンの代表的な著書「さすらい」の邦訳も8月に刊行予定。
映画『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』は、9月9日(土)よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開!
配給:アンプラグド
(c) Palmeraie et désert – France 2 cinéma

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