小山力也、鈴木達央、東地宏樹が登壇
! 『24』『プリズン・ブレイク』B
D&DVDリリース記念トーク付き試写会
レポート

7月24日、東京・秋葉原のUDXシアターにて、『24-TWENTY FOUR-レガシー』『プリズン・ブレイク シーズン5』ブルーレイ&DVDリリース記念のキャストトーク付試写会が行われた。

まずは司会の八雲ふみねが登壇し作品の概要を紹介したあと、ゲストの小山力也鈴木達央、東地宏樹が登壇した。この3人がイベントなどでそろったのは初めてとあってか、会場から大きな拍手で迎えられていた。
  
それぞれ挨拶のあと、「シリーズのファン待望の復活を聞いたときの感想」を聞かれて、「やっぱり嬉しいですよ。キーファー(・サザーランド)が出ないだろうと思ってましたけれど、あれだけ長いスパンでやらせていただいた作品…ですが、(演じたあと役者としては)過去の作品になってしまいますので、その作品が続いていくのは嬉しいこと」(小山)、「(『プリズン・ブレイク』)シーズン4では、(演じたマイケルは)死んでいたので、始まるといわれたときに、『なんじゃこりゃ』ということもあったのですが、シーズン5はシーズン1の最初を思い出すようなシーンから始まって、マイケルが生きていた理由もちゃんと描かれていて。とにかく見ていただければわかる、そこを楽しみにしていただけると嬉しいです」(東地)と答えていた。
また新作『24-TWENTY FOUR-レガシー』に出演する鈴木は、「いちばん最初にボイステストで、エリックに声を当てたのですが、そのときは『自分の中でできるものを出しきろう』という気持ちでやっていましたが、いざ決まったときに自分は何をできるのかなと。いよいよ『24-TWENTY FOUR-』の歴史の中に少しだけお邪魔できるんだな、足跡を残せる切っ掛けができたことに、光栄でもあり、不安でもあり、それでも高揚感はあって、複雑な感情はありました」と答えていた。
収録当時のエピソードでは、「今でこそ余裕はありますが、ジャックと僕との共通点は小心者というところ。台本もらってもできなくて、夜中に『くそっ』って何回も怒鳴って。ジャックのセリフでも怒鳴るし、本人の素でも怒鳴って、台本を何度投げつけたか、わからないです。それで寝ずに現場に行ったしましたが、現場では(共演の)皆さんに助けていただいて。共演の声を聞いたら、今までできなかったのがパッとできたりして、ありがたい思いもしました」(小山)、「とにかく最初は刑務所の中の話なので、男性の声優がたくさん居るんですよね。ガヤとか録ったあとの、部室のような熱気は昨日のことのように思い出します。あとは、(共演では)初めての方も多かったのですが、毎週お酒を飲みに行ったりして、『次はどうなるんだろう』と盛り上がった思い出がありますね」(東地)と答えていた。
続いて、新作を演じた感想を聞かれて、「ちょっと間があいたので、久々の収録はちょっと緊張感と恥ずかしさがあって。でも1ロール終わったときにディレクターさんから『皆さん、まったくブランクを感じさせないですね』と言われてからは遠慮なくできた。また旧シリーズを見て声優になったという人たちもキャストにいて、その人たちが若本さんを目の当たりにして、それはあまりにもたまらない経験。その様子を見ているのも楽しい」(東地)、「とにかく最初はエリックと同じようにアタフタしたのが多かったが、以前のシリーズに出演しているキャストの方や演出の方に助けていただいて。そうしてちょっとずつ自分の心をほぐしていただいて、ちょっとずつエリックとともに歩いていくのを許していただいた気がした。あと力也さんと同じように、家で考えてもわからずに夜通し叫んでるみたいなことは一度や二度ではなくて、自分の中で不安を抱えて現場に行くのも多かったですね。周りの方に助けていただいて、そこで自分が気づくこともあったので、(力也さんも)同じことがあったんだな、と今日ここで初めて知りました」(鈴木)と答えていた。
また新作の収録のエピソードでは、「『24-TWENTY FOUR-レガシー』は登場人物が多いので、(キャストの)兼役が多く、収録が進んでいくと、『俺、自分と会話している』という方も居まして(笑)。大変そうだなと思いながら見ていました。あとシーンが変わっても、兼役が入れ替わりで出てくるので、マイク前にずっと立ってる方もいました」(鈴木)と答えていた。
小山力也と並んで登壇したことには、「打ち上げの時に、音響の方に『力也さんの芝居を意識してた?』と言われまして。もちろん頭をよぎることはあったのですが、同じ役ではないので、そこは考えすぎてはいけないと思いながらエリックと向かい合っていたのですが、その方には『力也さんと声の波形が一緒だった』と言われました。エリック・カーターとして生きることができた、という嬉しかった出来事です。そして今日、力也さんと並ばさせていただいて、この場所にいられるのは幸せだと思います」(鈴木)と感慨深い様子だった。
逆に、小山は「こんな汚い声と一緒だと大変だな(笑) でも嬉しいですね。前に一緒になったときに、『今度(『24-TWENTY FOUR-レガシー』を)やることになりました』とおっしゃって下さって、単純に嬉しかった。たぶん自分に厳しいところがあるだろうから、間違いないなと思います。(演技が)いいのは一声聞けばわかるんですよね。逆もそうなんですけれども(笑) きっといい作品になっていると思います」と答えていた。
最後に、
「『プリズン・ブレイク シーズン5』は死んでいたマイケル・スコフィールドが生きていた、という第1話から始まるんですが、シーズン1と類似している点があります。キーワードは『イレズミ』なんですけども、そこからスタートしていきます。そしてなぜマイケル・スコフィールドが生きていたのか、そこのリアリティーのある作品になっています。あとは魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。シーズン5は独立して見ても楽しめる作品に仕上がっているので、シーズン5を見てからシーズン1を見直してもいいですし、またシーズン1から順に見ても楽しめる作品になっていると思いますので、楽しみにしていてください」(東地)
「『24-TWENTY FOUR-レガシー』はエリック・カーターの新しい物語として描かれています。エリック・カーターが何を選択して、何に対して覚悟をもって生きるのかというところに焦点が置かれた作品かなと思っています。ジャックのときの『24-TWENTY FOUR-』とはまた違った、エリック・カーターの描く『24-TWENTY FOUR-』という物語を楽しんでいただけたらと思います」(鈴木)
「さっきも申しましたが、作品が続いていってくれるのが、本当に嬉しいです。素晴らしい脚本チームが集まって、練りに練って、その中からチョイスして作ってますので、どちらの作品もとても素晴らしいものになっていると思います。僕も非常に楽しみにしております。あと29日からAXNで『24-TWENTY FOUR-』をやってくださるそうで、海外ドラマとして完成品があるのですが、それに泥を塗らないように、本当にリスペクトして、畏怖の念を持って、作品を汚さないように、吹き替えならではの面白さを目指して、取り組みました。自分たちにとっても何も格好つけずに、汗かいて、走り回って、どろんこになって戦った記録であります。またその楽しみを皆さんと共有したいと思いますので、どうか過去の作品もどうぞよろしくお願いいたします」(小山)
と挨拶をして、イベントは終了した。
トークにもあるように、ともに海外ドラマの人気シリーズの最新作ということで、期待は高まっていた(『24-TWENTY FOUR-レガシー』Blu-ray&DVDは7月21日発売、『プリズン・ブレイク シーズン5』Blu-ray&DVDは8月11日発売)。また7月29日より海外ドラマ専門チャンネルAXNにて、『24-TWENTY FOUR-』のシーズン1からシーズン8、および『24 -TWENTY FOUR- リデンプション』が一挙放送される「熱血! 24-TWENTY FOUR-祭」が実施される。この機会にシリーズ一気見をするのはいかがだろうか。

『24-TWENTY FOUR-レガシー』
DVD好評レンタル中/同日発売&デジタル配信中(字幕版・吹替版)
Blu-ray:3枚組 12.000円+税
DVD:6枚組 9,600円+税
発売元 20世紀 フォックス ホーム エンターテインメント ジャパン
『プリズン・ブレイク シーズン5』
8月11日リリース/先行デジタル配信中!(字幕版) ※吹替版8月11日配信
Blu-ray:3枚組 9.000円+税
DVD:6枚組(本編5枚+特典1枚) 7,200円+税
発売元 20世紀 フォックス ホーム エンターテインメント ジャパン
海外ドラマ専門チャンネルAXN「熱血! 24-TWENTY FOUR-祭」
7月29日 昼12時より全8シーズン 193話 一挙放送スタート
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