Rude-α 東京初主催ライブ前インタビ
ュー”ひとりひとりに「ありがとう」

ラップを始めて1年で”第6回高校生ラップ選手権”準優勝を果たし、全国にその名を知らしめた「Rude-α」。思い描いていた東京のギャップ、ストリートバンドyonnayonna、そして6/16に行われる主催ライブ 「TEEDA vol.2」について話を聞いた。
インタビュー / 松下元気
編集 / 新城慎
ーーー沖縄にいた頃に思い描いていた東京と、実際に活動してみてのギャップはありましたか?
今までは小さな島で育ってきてたので、東京はいろんなものが溢れているんだろうなと予想はしてたけど、とにかく人が多くて、満員電車とかにカルチャーショックを受けました。
ーーー沖縄にいた頃と作る曲って変わりましたか?
前はサーフ系と言うか、少しChill(のんびりした)な感じの曲ばかり作ってたんですけど、こっち来てからはパンク寄りな曲を作ることが多くなってるかな。ストリートしててもよくそう言われますかね。
ーーー東京に来て良かった事は?
いろんな人に出会えたし、明らかに今までよりは音楽のレベルは大きく上がったので、来て良かったと思います。
ーーー人が多くて大変である分、そこには沢山の出会いがありますよね。
なんかFuck you だけどThank youですよね。
いつも誰かの知り合い、そのまた誰かと繋がりがあって、ひとりひとりに出会って良かったです。
ーーーMCニガリさんだったり、仲間たちと活動していく事はやっぱり刺激になりますか?
だいぶ刺激になりますね。特にニガリは単純にラップ上手いし、同世代の中で1番カッコいいラッパーだと思ってるんで。

いろいろぶっ壊してる感が好き yonnay
onna

ーーー現在yonnayonnaとしてもストリートライブを中心に活動してるようですが、ライブハウスではなく、ストリートならではの良さを教えて下さい。
ライブだと、自分の好きな人とか見に来てくれる人が来るから嬉しいんですけど、ストリートは全く知らない人とか見てくれるし、いろいろぶっ壊してる感があるので好きですね。
ーーー今、ストリートで活動することが良しとされない雰囲気(警察などによる規制など)についてどう思いますか?
邪魔になるのは分かるんですけど、ストリート専用の場所とか作ったらやりやすいのになって。やっぱりストリートはやった方がいいと思ってて、海外では当たり前で、街の活性化とかにもなるし。日本ってルールに縛られすぎて面白くないなって思いますね。

ーーーyonnayonnaでも、Rude-αとしてもバンド体制でライブするようになって、どうですか?
yonnayonnaは好きなことやってるし、Rude-αとしては新しいことにチャレンジしている感じがあって、やっぱりバンドが1番楽しいです。後々は弾き語りでもやってみたいですね。

ひとりひとりに「ありがとう」を

ーーー今回の主催ライブに、この2組のアーティストを選んだのには何か思いがあるんですか?
ゆるふわギャングもAFRO PARKERも好きなアーティストで、一緒にライブしたかったからです。ゆるふわギャングに関しては、こっちがファンで、今回一緒にライブできることがまだ信じられないですね。
ーーー最後に見所は?
秘密です。ライブに来て感じて欲しいです。こっち(主催側)としては来るもの拒まずで、来れる人全員来て欲しい。今回は60〜70枚をチケットを手渡ししに行ってるんですけど、ひとりひとり顔見て渡せるのはデカイなと思ってて。今までではどんなやつが来るのか分からなかったし、誰がライブを見てるのか分からなくて。でも、こうやってひとりひとりに「ありがとう」って言えるのは良いですね。楽しみです。

Rude-α presents “TEEDA vol.2”

日時 : 2017/6/16(Fri) Open18:00 / Start19:00
料金 : ADV ¥2,800 / DOOR ¥3,800
場所 : Daikanyama SPACE ODD【東京】
ゲスト : ゆるふわギャング / AFRO PARKER
Rude-α(ルードアルファ)
1997年2月8日生まれ。20歳。沖縄県沖縄市出身。
沖縄市の多様な人種、多様な音楽の中で育ち、
高校1年生の時からストリートダンスを始め、各種ダンスバトルやイべントに出演。
高校2年生の時にはじめたラップをきっかけに音楽活動をスタート。
2015年6月1st EP「098 ORCHESTRA」リリース。
沖縄限定発売ながら2000枚完売した。(タワーレコード沖縄店1位などを獲得)
2016年4月から東京に拠点を移動。同年9月発売のコンピレーションアルバム
「I LOVE MC BATTLE」にて新曲「19」を発表。
2017年からはバンド編成でのライブ活動をスタート、全国に向けて遂に動き出す。

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