『HIGH! HIGH! HIGH!』TOTALFAT 本気
の大人たちの“文化祭”にリアルキッ
ズを巻き込みたい

大阪のラジオ局FM802『ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-』が送る、毎年恒例の人気ライブイベント『HIGH!HIGH!HIGH!』。本イベント出演者とMCでもある、同局のDJ落合健太郎(以下、オチケン)がクロストークを展開するこの企画。第1回は“出たいって言ったら出れちゃった”枠からキュウソネコカミ・ヤマサキセイヤが登場。急遽決定した出演についての裏話についてを語ってもらった。そして、第2回はTOTALFATが登場! これまで過去2回も同イベントに出演している彼らだが、なんと今回はバンドとしてではなく、ROCK KIDS802 withT☆SPECIALACTでの出演に! 8人のゲストボーカルを迎え、TOTALFATがバンドとして展開するというステージ、一体どんな内容になるのだろうか。さらに取材では、初めての出会いや初めて遊びに行ったライブで体感した感動のエピソードなどをお届け……と思いきや、「あれしよう」「これしよう」と話はどんどんイベント当日の企画についての話に。この対談でまさか実現しちゃうの? 期待高まる内容でお届けします!
――まず、オチケンさんとTOTALFAT。お互いの出会いはいつ頃か覚えてらっしゃいますか?
Shun(Vo/Ba):ジャニス(大阪・心斎橋にあるライブハウス・Music Club JANUS)の近くにあるタコヤキ屋で飲んだときかな。
オチケン:飲んだね。キャンペーンのときだよね。
Shun:存在は知ってはいたけど、その時初めて「よろしくお願いします」って対面して。それが4、5年くらい前で。
――その時のお互いの印象は覚えていますか?
オチケン:がっつり覚えてますね。あの時、メンバーはツアー中で僕だけすごい飲んでて(笑)。
Shun:そうそう(笑)。でもその時、アメリカにいた時の話とか、なんでラジオDJになったのかとか、オチケンさんのストーリーを熱く語ってくれたのを覚えていて。
――最初から濃密な出会いだったんですね。
Shun:ぎゅぎゅっと行きましたね。自分たちの音楽のルーツにもアメリカやカリフォルニアのカルチャーがあるから、オチケンさんの経験や教えてくれることが魅力的に感じて。音楽の話もすごく合うし。そこで一気に大好きになって。オレとJose(Vo/Gt)くんはプロモーションで大阪にくるたび、オチケンさんは仕事がないときも会ってくれたりもして。大阪の友達に会いにきたっていう感覚で(笑)。
――アーティストとDJという枠を飛び越えた付き合いですよね。
Shun:そうですね。FM802の『ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-』の収録スタジオに入ると、他のバンドには出せないグルーヴで話ができてんじゃないかなっていう実感もあって。全部含めて、一個のデカい塊。TOTALFATと『ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-』の関係性が時間をかけて作られているなって感覚がありますね。
落合健太郎(FM802)
――オチケンさんは番組DJとして、たくさんのアーティストと日々出会っているかと思いますが、TOTALFATのアーティストとしての印象はいかがですか?
オチケン:最初に音を聴かせてもらった時、「大好物でしょ♪」って感じで。ラジオのリスナーもそうなんだけど、音だけ聴いてカッコ良いって思っても「なんか怖いかも……」みたいなものもあると思うんですよ。ライブハウスに行ったことのない子たちとかもそうで。でも、会ってみたらすげー良い奴らで(笑)。
Jose:ちょっと怖いっていうのは、やっぱりどこかで感じられてるんですかね?
オチケン:やっぱりライブハウスとかってそういう雰囲気はあるよね。Kuboty(Gt/cho)さんとか、この状態だよ?(取材時は妖しげなサングラス姿)
Kuboty:自分たちがライブをやることもあれば、ライブを観に行くこともある。オレたちはもう、これまで2000回くらいライブハウスに行ってると思うんですけど、最初に行った時を思い出すとやっぱり緊張してたのかなって思いますもんね。
オチケン:ライブハウスの扉って防音のためにもすごく重くてさ、それもすごく緊張して
Bunta(Dr/cho):オレは高校3年生で初めてライブハウスに行ったんですけど、その時は緊張してましたね。
Jose:オレとShunで、アコギの弾き語りライブで『ROCK KIDS 802ラジ友夏祭り』に出演させてもらったときも、ライブハウスに初めて来たっていう人も多くって。
Shun:あの時のShun&Joseのコンビとオチケンさん、お互いのソウルがコネクトした感じがあるったよね(笑)。知り合って、一緒に飲んで、番組にも出させてもらって。そこから更に深いところにいけたのはあの日かなって思ってる。オレたちはアコースティックライブってやったことがなくって。その時はSPYAIRのIKEとかグッドモーニングアメリカの金廣真悟くんとか、Charisma.comのMCいつかさんとかの間で、ライブをやらせてもらうことになって。オレたちの「Place to Try」っていう曲を満員のラジ友の前で全力で歌った時に、伝わってるんだなってすごく思ったんです。
オチケン:あの後、アコギ買いに行ったって言ってたもんね。
Shun:その時の打ち上げでも、あのライブでどういう気持ちになったかをいっぱい話して。“ラジ友”っていうワードも超イイなって思うんですよ。他の地方ラジオ局でそういう言葉は見かけないんですよ。普通はリスナーだったり、ラジオ局の名前をもじったものだったり。“ラジ友”って全てを物語っている言葉だなって思うんです。
Jose:僕らはライブは4人だけで演奏するんじゃない、みんなの声とかアクションがすべて楽器になるんだよって話をしていて。そういう「一緒にやっていく」感覚って、オチケンさんがリスナーに対して持っている感覚と近いのかなって。
Shun:『ROCK KIDS802-OCHIKEN Goes ON!!-』は関西エリアの学生さんたちにムーヴメントとして伝わってるんですよね。青いペンを胸ポケットに入れていると“ラジ友”だよって分かるようになってたり。
――Shunさん、めちゃくちゃ詳しいですね!
Shun:『ROCK KIDS802-OCHIKEN Goes ON!!-』を聴いてるよって証なんですよ!
Jose:恥ずかしがりの人とかはそうやってアピールしてね。
オチケン:「BPM作戦」っていうんですよ。
Bunta:じゃ、オレたちもポケTに青いペン指していこうよ。
Shun:『HIGH! HIGH! HIGH!』の当日はさ、ポケTに青いペンのプリントがしてあるTシャツとかをグッズにするのは?
オチケン:それイイね!
Bunta:それヤバい!やろうよ!
Kuboty:早くデザイン出さなきゃ!
――スタッフさん、いまから急いで動いてそうですね(笑)。
Shun:昨日(対談前日)、『ROCK KIDS802-OCHIKEN Goes ON!!-』に出演したときに番組スタッフさんと大坂城ホールの図面を見せてもらいながら話をしてて。昔、ホールクラスの会場で全日本プロレスを観戦したときにカラーボールを選手が客席の3階にまで投げて、それをキャッチしているファンがうらやましくって~って話をしたんですよ。そしたら、スタッフさんが「やろう!」って言ってくれて。「番組のロゴをプリント入れて、サインを入れて会場で投げよう!」ってすぐに動いてくれて。
Bunta:言ってからの行動が早い(笑)。
Shun:「今のフラッシュアイデアがもう決定ですか?」って驚いてたら、「そうだよ!」ってもう業者の人に発注してて。会議室での話が現場に進んでいくスピード感が尋常じゃないんですよ。
オチケン:そうなんだよ。会議で話をして、面白ければすぐに行動に移すからね。
Shun:スタッフさん自身もイベントを楽しみたいんだけど、ラジ友を楽しませたい気持ちがすごく強いなって感じて。その最前線にオチケンさんがいて、出演してるミュージシャンたちがいる。その図式がすごくイイなって思うんですよね。
オチケン:それが今までなんばHatchだったのが、今回は大阪城ホールだからね。
――ちなみにTOTALFATはこれまでに大阪城ホールでのライブの経験は?
全員:ないです!
Shun:行ったこともないです。
Kuboty:大阪城野外音楽堂だけですね。
Shun:大阪城ホールにもなると、オレたちが持ってる楽器のワイヤレス機材のスペックが足りないんですよね(苦笑)。いま、よりプロ使用の機材を発注しないとって話をしてて。
Kuboty:オレたちもついにプロ使用の機材を使える日が!!
Jose:図面にある●●だとさ、●●だよね。
……会場の構成についてのトークが! 内容は当日までのお楽しみで!……
――全国にたくさんのラジオ局がありますが、FM802の印象はいかがですか。
Shun:まずは自分たちが盛り上がるっていう気持ちが強いんですよね。
オチケン:仕事っぽくないんだよね。何をするにしても、みんな面倒くさがらない。今回のイベントでもスポンサーであるナカバヤシさんとコラボグッズを作って、イベントに遊びに来てくれた人にプレゼントしようっていう企画を立ち上げたりしてさ。
Jose:すげー、一万人分ですよ! それって僕らももらえるんですかね?
オチケン:欲しいの?
Jose:歌詞ノートとかに使えたらうれしいんですけど。
――ラジ友と目線が一緒になってますね(笑)。
Jose:いや、そういうノートで自分の曲とか書けたらうれしいじゃないですか。
Shun:どのライブに行ってもDJさんやスタッフさんがいるんですよね。そうやって現場でいろんな人とリンクしているから、行動に出るのが早いのかなって。FM802が長年作ってきた図式はうらやましいけど、一朝一夕では作れないんだろうなって思いますね。
オチケン:でも、僕らも番組だけじゃできないからね。こうやって賛同してくれるアーティストのみんながいないと成り立たない。そうやって思ってくれるのはうれしいよね。
――『HIGH! HIGH! HIGH!』は今年で4回目になりますが、TOTALFATは今回で3回目の出演となります。イベントの印象はどうですか?
オチケン:最初に出てもらったのは2回目の2015年で。
Shun:いまから話すことは、褒め言葉で受け止めてほしいんですけど……。『HIGH! HIGH! HIGH!』は“極上の文化祭”感があるんですよね。
オチケン:あ~確かに!
――良いですね、その言葉。
Shun:大人が若い時の文化祭の気持ちを取り戻そうと、全勢力をかけてリアル10代の子たちを巻き込んでいく感じ。
Bunta:大人の文化祭だよね。
オチケン:その言葉に尽きるね。
――ロックファンやバンドファンではなく“ラジ友”が集まるイベントというのも、他とは違う一体感が生まれそうですよね。
オチケン:みんな、名札を付けてライブに来てくれるみたいなんだよね。
Kuboty:ラジオネームをつけてくるんだ!
オチケン:名札をつけることで、初めて会った子同士が「○○だよね~」って意気投合したりするみたいで。
Bunta:ラジオの世界からリアルな世界に行くんだ! そこからリアルな友達になるっていいよね。
オチケン:他のフェスにはない空間があるんだよね。
Jose:ラジ友ももちろんだけど、出演してるオレたちも楽しいもんね。2015年に初めて出演したときもすごい覚えてるもん。あんまりにも楽しすぎて、勝手に居酒屋を予約して打ち上げを主催したりもして。
――打ち上げがバンド主催なんですか!?  大きなイベントにもなると、スタッフさんが用意してくれてるんじゃ……。
オチケン:その時は翌日に予定があるアーティストも多くって、大きな打ち上げはなくって。
Shun:そこでオレらが「行ける人だけで行こうよ~」ってみんなを誘い出したら、意外と集まってくれて。結局は大人数になってスタッフさんが動いてくれて(笑)。
オチケン:あの日もめちゃくちゃ楽しかったよね。
Shun:しかも、打ち上げで撮ったKubotyの乾杯の音頭がまさかのラジオで流れるっていう(笑)。
Jose:あまりに盛り上がりすぎて、お店の人に怒られて(笑)。

――出演者も学生気分になっちゃうんですね。2017年、今年はバンドとしてではなくスペシャルバンドとしての出演となります。この企画はどこから始まったんでしょうか?

オチケン:大阪城ホールでやると決まったときに、何か面白いことをやろうと会議をしていて。これだけ仲の良いTOTALFATが他のバンドとコラボレートしたら面白そうだよねって会議の話題に出てきたんですよね。でも、実際にそんなお願いができるのかなってなったときにプロデューサーがすぐに動いてくれて。そうしたら、話がさらに大きくなって返ってきて(笑)。TOTALFATにスペシャルバンドをお願いした理由も、LiSAさんや04 Limited Sazabysを僕ら番組スタッフに繋げてくれたりして。そういう繋がりが見えやすいっていうのが、今回出演をお願いしたひとつの理由で。あと、2年前の『RADIO CRAZY』でTOTALFATのステージに僕が乱入させてもらったことがあったんですよ。急に決まったことなんだけど、そういうのって信頼関係がないとできない。僕たち番組スタッフは彼らのことを一番信頼しているんですよ。
――スペシャルバンドとしての出演をお願いされたときはいかがでしたか?
Shun:遂にこういうオファーが来たのか……って(笑)。
Jose:ひとつのバンドにゲストが入っていくスタイルは演奏力や実力がないとできないことだし、バンドとしてはすげー名誉なことで。オレらがこのバンドの曲を演奏したらどうなるんだろうっていうのも楽しんでもらえると思うんですよね。TOTALFATでの演奏に期待をしてくれるのか、ドキドキですよね。
オチケン:ラジ友も僕らも今回のスペシャルバンドに期待しかないよね。
――ロックというジャンルの中でもそれぞれカラーが違う、それがどう化学反応を起こすのか。ラジ友のみんなも気になっているかと思います。
Kuboty:正直、オレらもどうなるのかわかってないです(笑)。良い意味でまだこれからっていう感じですね。
――たしかに、TOTALFATはいま絶賛ツアー中で忙しい毎日を送っているんですもんね。
Jose:そうですね。でも、合間々々にコラボするアーティストと連絡を取り合ったりして。今日もこれからTAKUMAさんと会う予定なんです。もっと繋がりを深くして、12人のメンバーとひとつの塊になって良いものを出せたらいいなと思いますね。繋がりが深ければ深いほど、良いと思うんです。だから今のうちにこの12人と遊べるだけ遊んでおこうって思ってます!
Kuboty:あと、オチケンさんも入れて13人ですからね。
――お、オチケンさんも参加するかもしれないんですね。バンドとしてはゲストボーカルを入れる形での演奏は、ボーカリストとしてはどういうパフォーマンスになるのかも気になります。
Jose:そこは強力なボーカル陣ばかりなんで、僕がどれだけ出しゃばれるかっていう(笑)。
――そこはバチバチの対決も観れちゃうかもしれない?
Jose:内容はまだ秘密ですけど、良いところがあれば隙あらば食いにかかるくらいのつもりで!
――今回の企画、バンドとしても今後の活動に何か良い変化が生まれるのかもしれませんね。
Shun:人の曲をカバーしたり、演奏をすると新しい発見があって、その後の作品に良い影響が出たりすることもこれまでの経験上にはあって。間違いなく、良い波が来るんじゃないかなって。
――次の新作、もしかすると「『HIGH! HIGH! HIGH!』で影響を受けて~」なんてこともあるかもしれないですよね。
Jose:今回のライブが大成功になれば、また一緒に何かやろうよってどんどん派生していったら最高だなって思いますね。
――初めてライブに行くラジ友がそういったシーンに出会えるかもしれない、そう考えると興奮しちゃいますよね。
Bunta:すごいことになりそうだよね。
――キュウソネコカミもオチケンさんとの交流が深くて、「出たい!」って言ったら出演できちゃったっていう話を前回の対談企画で話をしていたんです。
Shun:ってことは、今後オレらも言えば何か実現するってことで!!
オチケン:間違いない(笑)。
――どんどん話が大きくなりそうですね(苦笑)。今回、初めてライブを観るかもしれないラジ友たちに、どうライブを楽しんだら良いのかアドバイスをお願いします。
オチケン:お昼から始まって長丁場になるので、無理せずに、イベント全体を楽しんでもらいたいかな。最前列で楽しむのももちろん良いけど、いろんなところに触れ合ってもらって。
Shun:オレ、高校生くらいのときにTHE OFFSPRINGを観にいったんです。初心者の状態で激しいライブに行ったら身体的にしんどいこともあったけど、楽しい気持ちのほうが大きくて。激しい曲ばっかりで騒いでたんだけど、ふとした時に聴いたスローな曲のときに周りを見渡したら「音楽ってこんな景色になるんだ!」って感動して。ちょうどその時も大阪城ホールと同じくらいの会場だったんだけど、すごい鳥肌が立ったんだよね。どこを見渡しても、みんながオープンハートな状態でさ。その時の感動はずっと覚えてる。だから全体を楽しんで欲しいっていうのは、本当にそう思いますね。
Bunta:どのバンドにもファンがいて、一番楽しい楽しみ方を知ってるファンがいるじゃないですか。そういう人たちが指揮者になってどんどん楽しさが派生していく。知らないバンドや曲でも、周りを見渡したときに“こう歌えば良いんだ”とかノリ方を知ることができるから、どんどんやっちゃってほしい。そうすれば楽しい度合いがどんどん増えていくと思うんで。
Kuboty:オレらもそうだよな。久しぶりに観るバンドとか、客席も観るもんな。どれだけ心を掴んでるんだろうって気になるもん。
Shun:初心者のラジ友も、どんな曲でも2番のサビからは君のものだから!
オチケン:確かに! 2番からは初めて聴く曲じゃないからね。
Shun:どんどんやっちゃってって感じですね。
――スペシャルバンドも合わせて10組のアーティストが出演しますが、気になるバンドは?
Jose:僕は東京スカパラダイスオーケストラ先輩がいるのは緊張してて。スカパラ先輩ってたくさんのコラボをされてるじゃないですか。そんな慣れている人の前で、初めて僕らがこういう形でライブをやるのが……。実はすごくよくしてもらっている先輩バンドでもあるので、こういう姿を見せるのは緊張しますね。
Shun:しかもTAKUMAさんはスカパラさんとコラボをやった経験があって、今回はオレたちと一緒にやるっていう。個人的には9mm Parabellum Bulletが今回ラインナップになければ、(菅原)卓郎くんと一緒にやりたかったんですよね。同世代でリスペクトもしてるボーカリストだし、ここにきて9mmも底力を見せてきてる。新しいアルバムも超かっこいいし、ライブもめちゃくちゃ仕上がってきてて。でも、今回は戦う相手になるんで楽しみでもありますね。
オチケン:いまそういうこと言うと、当日どうなるか分からないよ?(笑)
Shun:あれ?やっちゃいます?(笑)
Jose:BLUE ENCOUNTとは対バンでコラボしたこともあるしね。SUPER BEAVERも弾き語りライブでいつも歌わせてもらっていて。
Bunta:逆に歌いにいっちゃう?
Jose:あのMCが始まったら、オレ行ってもいいかな?(笑)
――この対談を機に、当日どうなるのかまたわからなくなりそうですね。
オチケン:なんでもありですね。
Jose:sumikaTHE ORAL CIGARETTESも繋がりがあったり。コラボするのは発表されているメンツですけど、気持ちとしては最後の曲で全員ステージ来てくんね~かなって思ってて。
オチケン:それはいい!
――今回のイベントに合わせて、タワーレコード丸ビル店では「レシート企画」が始まっています。これも数ある企画のひとつになるわけですが、TOTALFATのコメントも注目が集まりますね。
Bunta:画期的な企画ですよね。
Shun:思いつきで始まった企画がこんなにも形になるの? っていつも思うんですけど!
オチケン:スタッフが色々動いてくれてるんだよね。
Jose:“大人の文化祭”って言ったけど、どこまでやっちゃうんだろう(笑)。
Shun:大人が本気出すと、やっぱりスゴいっすね。
Jose:自分たちと同世代の大人たちがこんなにも楽しいことやってるんだって、一緒にライブに来た親世代の人も感動すると思うんですよね。
オチケン:そうなってくれたら嬉しいよね。
――10~20代のラジ友だけでなく、大人も楽しめるイベントになりそうですね。
オチケン:このイベントは大阪城ホールっていう大きな会場で開催させてもらうから見失いがちなんだけど、いち地方局のいち番組がやるイベントだからね! そう考えると、すごいイベントなんですよ。
Kuboty:1万人規模で若い子が来るんですよね。もうオーディションとかやったほうがいいんじゃないですか? “オチケンガールズ”とか。
Jose:OCK48とか作りましょうよ!
オチケン:DJオーディションもやろうかな(笑)
Shun:ラジオブース作りましょうよ!
Jose:カフ(ラジオ機材)を操作できるようにしてさ、その場でイベントの感想とか録音できるようにしてさ。
オチケン:それ、イイかも!! スタッフに言いに行こう!
Shun:それを後日、生放送で使おうよ!
――実現しそうな企画がバンバン飛びでてきますね(笑)。
Kuboty:でもオレ、そういうのがあったら放送できないような言葉を思いっきり叫ぶような高校生だった(笑)。
全員:いるいる!(笑)
Jose:バンドだけで話しているとバンドの規模とか演奏のことを考えちゃうんですけど、いろんな人とイベントを作るときは言いたい放題で企画を出したほうが楽しいですよね。言ったもん勝ちですよ。
――この対談記事が掲載されたあと、イベント当日にどんな企画が待っているのか。楽しみにしています!
インタビュー・文=黒田奈保子  撮影=日吉"JP"純平‬
イベント情報

ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-SPECIAL LIVE HIGH! HIGH! HIGH!

日時: 2017 年 8 月 1 日(火) 12:00 スタート
会場: 大阪城ホール
出演: THE ORAL CIGARETTES/KANA-BOON/9mm Parabellum Bullet/sumika/SUPER BEAVER/東京スカパラダイスオーケストラ/フレデリック/BLUE ENCOUNT/キュウソネコカミ
ROCK KIDS 802 with T☆SPECIAL ACT
<BAND>TOTALFAT
<GUEST VOCAL>金井政人、東出真緒(BIGMAMA)GEN(04 Limited Sazabys)TAKUMA(10-FEET)YAMATO、HIROKI、RYO(ORANGE RANGE)、LiSA
料金: アリーナスタンディング 4500 円(税別)
スタンド指定 4900 円(税別)
※未就学児童のご入場不可
※小学生以上要チケット
オフィシャルサイト:https://funky802.com/i/s4827
チケット一般発売日: 2017 年 6 月 24 日(土)
お問合せ:GREENS 06-6882-1224
主催: FM802
協賛:ナカバヤシ
協力:SPACE SHOWER TV/大阪芸術大学グループ/MinoriTY
ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-SPECIAL LIVE HIGH! HIGH! HIGH! EXTRA EDITION

日時: 8月4日(金)開場16:30 開演17:30
会場: なんばHatch
出演:雨のパレード/グッドモーニングアメリカ/Czecho No Republic/パスピエ/大山琉杏(opening act)
  MC 落合健太郎(FM802)

(入場方法その1)
8 月 1 日大阪城ホールで開催、『ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-SPECIAL LIVE HIGH! HIGH! HIGH!』チケット購入の方、FM802HP~抽選で 1000 名様ご招待! (1F スタンディングのみ/別途ドリンク代必要)
応募期間:7月18日(火)21:00〜7月21日(金)23:59
(入場方法その2)
有料チケット 7月 23日(日)チケット一般発売
1F スタンディング 2000 円(税別)2F 指定席 3500 円(税別)
http://eplus.jp/hhhee/
※お申込みには e+会員登録(無料)が必要。 ※先着順となり、予定枚数に達し次第終了となります。
7月19日(水)12:00〜7月20日(木)23:59
注意事項
★入場順は有料チケットの方が優先となります。★未就学児童のご入場はできません。
★小学生以上はチケットが必要になります。
★ご招待の方は入場の際に、「当選通知」の提示と「8 月 1 日大阪城ホールでの HIGH! HIGH! HIGH!のチケットの半券」の提示が必要となります。 ★譲渡、転売は禁止、チケットの半券紛失にも対応致しかねます。予めご了承ください。

ツアー情報
『FAST AND TIGHT tour 2017』
※終了分は割愛
7/22(土)松阪M’AXA
7/23(日)奈良NEVER LAND
7/29(土)石巻BLUE RESISTANCE
9/09(土)長崎DRUM Be-7
9/10(日)福岡DRUM Be-1
9/16(土)札幌cube garden
9/18(月)仙台CLUB JUNK BOX
9/22(金)静岡UMBER
9/24(日)高松DIME
9/30(土)金沢vanvanV4
10/01(日)新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
10/21(土)広島CLUB QUATTRO
10/22(日)岡山IMAGE
<追加公演>
10/14(土)大阪なんばHatch
10/15(日)名古屋Zepp Nagoya
10/29(日)東京新木場STUDIO COAST
 

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