【インタビュー】カノエラナ「“おっ
ぱいの人”というイメージが広まった
ら嬉しい」音楽、アニメ、恋愛etc大
好きなことにハマる楽しさを歌う!

個性的なビジュアルと、一度聴いたら忘れられない言葉選び、さらには口ずさみたくなる中毒性を持つ楽曲を武器に、音楽ファンの心を掴み始めているカノエラナ。7月19日にリリースされたミニアルバム『カノエ暴走。』には、まさに“暴走”した楽曲がズラリ。今作のことはもちろん、アニメオタクとしても有名な彼女の新たな趣味についても聞いてきました!
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■バレンタインシーズンにイライラ!?込み上げてきた衝動で生まれた曲
――ミニアルバム『カノエ暴走。』は、どの曲も目の付けどころがおもしろかったです。
カノエ ありがとうございます!今回は、全国21ヶ所を回るツアーをしながら作っていったので、常に極限の状態で制作していたんです。だからこそ、いつもとは違う、枠にはまらない曲が揃ったんですよね。よくよく聴いてもらえるとわかるのですが、壮大な曲がひとつもないんですよ。
――たしかにそうですね…(笑)。でも、「ダイエットのうた」や「バレンタインのうた」「SNS」など、すぐに伝えたいことがわかる曲が揃っていて、すごく共感しました。
カノエ 私のアルバムって、10曲あれば9曲が楽しい曲で、1曲は、みんなが抱えているだろう“闇”の部分を歌うようにしているんです。なかでも「SNS」だけは、オチがない、エンドレスソングになっていて。
――確かに、この歌詞のように、SNSの闇に悩む人も多いですよね。
カノエ そうなんです。ネットは良い事もたくさんあるのですが、その反面、驚くほどの拡散力を持っているじゃないですか。私も(デビュー前に)30秒動画を始めてから、私は知らない人なのに、相手は私を知っているということがすごく増えて、嬉しい反面、怖いと感じることも増えたんです。さらに、今は裏アカ(裏アカウント)などがあるからこそ、人の本音も分かりづらくなっているんですよね。そのモヤモヤをストレートに書いた曲になっているので、歌詞を読みながら聴いてもらいたいです。
――「バレンタインのうた」も、想像とは違う曲でビックリしました。
カノエ 私、バレンタインの時期になるとイライラするんですよ。
――あはは。浮ついた感じが嫌なんですか?
カノエ そうなんです。さらに友チョコとかもめんどくさいし、ピンクの空気が漂っているからこそ、真っ黒に塗りつぶしてやるぜという歌詞になっていて。衝動で書いたのですごく早く書きあがりました(笑)。
――この曲がバレンタインで流れるのを楽しみにしています(笑)。さて、「沼に落ちて」は、全オタクに聴いてもらいたいアンセムになりましたね!
カノエ この曲は、本当に息を吐くようにできた曲です(笑)。大好きなことにハマる楽しさが伝われば嬉しいですね。
――ちなみにカノエさんが一番愛しているのはアニメなんですか?
カノエ そうですね。小さな頃からアニメをずっと観ていて、『銀魂』から私のオタクライフが始まりました。でも今は、どんなジャンルでも関係なく、“おいしい”と感じたものを頂く感じになっています。
――自分がハマる体質だと、これには手を出しちゃいけないと思うことがあると思うんですよ。
カノエ わかります(笑)。私は何かにハマると、グッズも収集したくなるタイプなので絶対にダメだと思っていたものがあるんです。
――それは一体…。
カノエ 『刀剣乱舞』です。
――あ~。そこに行くとまたお金が飛びますね…。
カノエ “あ~”ってなりますよね(笑)。もともと和柄も好きですし、2.5次元も興味があったので近づかないようにしていたのですが、やっぱりダメで。時間の問題でした。
――でしょうね(笑)。でも、楽しいからいいですよね。
カノエ そうなんです。すごく楽しいです!
■ハロウィンの日に感謝!?電車で巻き起こったセクシーお姉さんとの出来事
――あはは。そんな素晴らしい曲が収録されている今作のリード曲は、「たのしいバストの数え歌」となっていて、これもまたビックリしました。
カノエ 私もビックリしました(笑)。スタッフさんとのやりとりで、これがリード曲に決まった時は、“本当にいいの!?”と思ったくらいなんですよ(笑)。とはいえ、この曲をきっかけに、“カノエラナ=おっぱいの人”というイメージがつくのはやぶさかではないので、どんどん広まってくれたら嬉しいですね。
――この曲は、どんなきっかけで出来た曲なんですか?
カノエ ハロウィンの日に電車に乗ったら、目の前にゾンビメイクでナース服を着たお姉さんたちがたくさんいたんですよ。すごくセクシーで、“すごいな”って思いながら、ケータイの画面を見て、スクショ(スクリーンショット)をしたら、“盗撮されちゃったかも~!腹立つ~!”って怒り始めて!勘違いなのにそんな風に言われていることにイラッとして、電車を降りるときにその女の人を見たら、胸からパットが見えていたんですよ。
――……彼女も相当盛っていたということですね。
カノエ そうなんです!セクシーに見える彼女も頑張っているんだって思ったら、イラッとした気持ちがなくなり、すぐに許しました(笑)。その後、家に帰った瞬間、“この気持ちは楽曲にしなくちゃ”と思って作り始めたのがこの曲なんです。今、もしそのお姉さんに会えるなら、「ありがとう」と伝えたいですね(笑)。
――あはは。本当にボリューミーなミニアルバムになりましたね。では、最後にメッセージをお願いします。
カノエ 今作を聴いてもらえたら、私という人間がすぐにわかってもらえると思うんです。きっと共感してもらえる曲があると思うので、“楽しい”と思ってもらえたら、ぜひライヴに来てもらいたいですね!
文/吉田可奈

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