BSフジ「昭和のメロディー」で作曲家
四天王がセルフカバー弾き語り

7月15日(土)19時よりBSフジ サタデースペシャルにて『名歌復活! 〜弾き語り 昭和のメロディー』が放送される。2016年末に第1回目の放送後、多くの反響を受け、2回目の放送となる。
この番組は、プロデューサーを務めたNPO法人ミュージックソムリエ協会顧問の築波修二氏の「歌番組はこうあるべき」という、演歌・歌謡曲へ深い愛情と経緯から生まれた、強い“こだわり”のもとに制作された。それは、見ている、聴いている人にどうしたらこの曲が伝わるんだろうと考え抜いた“選曲”と“配曲”が肝になっているという。
前回出演した、それぞれに数々の名曲・ヒット曲を生み出してきた作曲家の弦 哲也、杉本眞人岡千秋に加え、時に四天王と呼ばれるほど普段から仲が良い徳久広司を招き、4人の作家が思いを込め、テレビ初披露曲を含むフルコーラスのセルフカバーを披露する。また昭和芸能界の生き字引きとも言われる音楽評論家・小西良太郎、そしてアシスタントの松本明子が聞き手となり、名歌が生まれた当時の貴重なエピソードを紹介する。
歌の収録は全ていわゆる一発録り。ほぼ生放送スタイルで行われる。今回初登場の徳久広司が、阿久悠作詞「ヘッドライト」をギター弾き語りで番組がスタート。杉本は、やはり阿久悠作詞「花のように鳥のように」を、弦は路地裏演歌の代表曲ともいえる「人生かくれんぼ」をそれぞれギター弾き語りで、岡は思い入れの強い「黒あげは」をピアノ弾き語りで歌い上げる。
また美空ひばり生誕80周年を記念し、ひばりの誕生日である5月29日に番組が収録された事もあり、4人の作曲家が美空ひばりへ提供した「お前に惚れた」(徳久広司)「なつかしい場面」(杉本眞人)「裏窓」(弦哲也)「さんさ恋時雨」(岡千秋)をそれぞれセルフカバーで歌唱。貴重な美空ひばりとのエピソードも語られる。また、石原詢子「お久しぶりね」、桜井くみ子「飢餓海峡」、椎名佐千子「だんな様」、山口かおる「北の雪虫」を、それぞれの作曲家の伴奏で歌うほか、テレビでは滅多に聴けない隠れた名曲も取り上げられる。
歌に魂を込め、歌に生きてきた作家たちの熱い思いが詰まった充実の内容に、歌番組の本当の魅力を改めて実感できるはずの番組だ。

「名歌復活!〜弾き語り 昭和のメロデ
ィー」

放送日時:7月15日(土)19:00〜20:54
出演:
作曲家:岡千秋 / 弦哲也 / 杉本眞人 / 徳久広司
歌手:石原詢子 / 桜井くみ子 / 椎名佐千子 / 山口かおる
進行:小西良太郎(音楽評論家) / 松本明子

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