【インタビュー】Sonar Pocket「サー
ファーと波の出会いも男女の出会いも
一期一会」 夏の恋模様を彩るトロピ
カルサウンドが完成!

今年4月に移籍第一弾シングル「一生一瞬」をリリースし、新たなスタートを切ったSonar Pocket。第二章のキックオフにあたり、Ko-daiは「従来のSonar Pocketの枠からハミ出たSonar Pocketにならなきゃならない」と語っていたが、その宣言通り、新曲「段々男女物語」はトロピカルハウスという、これまでになかった作風を展開する意欲作となった。ファンの間でも賛否両論が巻き起こっているこの曲にはどんな狙いや意図があるのか。ソナポケの新しい顔に迫った。
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■ソナポケ初の試み!男女の物語を◯◯用語で表現した歌詞とは?
——新曲「段々男女物語」でトロピカルハウス風のサウンドに挑戦した動機やいきさつから教えてください。
ko-dai 今回、スタッフの紹介でRyosuke“Dr.R”Sakaiさんというトラックメイカーとコライト(共同制作)しているんです。Sakaiさんは海外のiTunesランキングにも入るような世界的に活躍している方だし、そういうサウンドを日本のメインストリームでまだ取り組んでいる人も少ないから、やってみたいなと。
——トロピカルハウスはEDMに次ぐサウンドとして昨年辺りから注目を集め始めましたよね。今年の初めにはエド・シーランの「Shape Of You」が大ヒットしたし、今もUSのチャートを賑わせている。
matty ko-daiが今の海外のメインストリームのサウンドが好きで、Sonar Pocketでそれをやったらどうなるんだろう?っていうところもあったよね?
ko-dai これを作っていた時期は、まだ「Shape Of You」が出る前だったけど、トロピカルハウス自体に新鮮さを感じていたし、あと僕らってメッセージ性が強かったりして、肩の力を抜いて聴くような楽曲があまりなかったので。 matty うん、サビが必ず盛り上がるように作っていたからね。
ko-dai だから、肩の力を抜いて楽しめる、夏を彩る男女のBGMになる音楽が作れたらいいなと思って、こういうサウンドアプローチになったんです。
——ボーカルのトーンも含めて、今回は翳りのある艶っぽいトロピカルサウンドになっているところがポイントですよね。明るく元気なキラキラ系のトロピカルじゃない。
eyeron トロピカルと聞くと、陽気なほうを浮かべる人もいるでしょうからね。でも、こっちは色気が違うから。
ko-dai この曲の前にもSakaiさんと1曲作っていて、そっちはキラキラトロピカルだったんです。だから、違う方向にしたかったし、こっちのほうがエモーショナルですよね。
matty ボーカル面では、今回のko-daiのBメロはインディーズ時代を含めても、トップ3に入るくらい良いフロウだなと思っています。低音域を活かした録り方にしたところもありますけど、より艶っぽい。
——歌詞には惹かれ合う男女の揺れ動く心情が描かれています。サーフィン用語がたくさん散りばめられていますが、これは曲調に引っ張られたところも大きいんですか?
ko-dai そうですね。あとはリリースが夏で、ツアー前だということがわかっていたんです。ツアーは一期一会をテーマしているので、「夏」「一期一会」と連想していったときに、サーファーの波との出会いも一期一会だろうと。<the same wave never comes twice>と歌っていますけど、同じ波と出会うことは2度とない。それって男女の出会いにも重なることだと思ったし、僕らのライヴに対するスタンスにもリンクするので、それをテーマに書いていったんです。
eyeron サーフ用語って英語が多いし、響きがキレイなので、それをハメていったら恋愛にも上手く落とし込めたっていう感じ。サーフ用語で男女の物語を書くのは初めての試みでしたけど、やっていておもしろかったです。
■mattyがストイックすぎる?メンバーの“イニシアチブ”をとりがちなことに迫る
——MUSIC VIDEOも艶っぽい映像になっていますが、ずばり見どころは?
eyeron 今回は落としどころを1番に考えたんです。見ていて素敵だなと思ってもらえるビデオを作りたかったんですけど、最後にしっかりオチを作ってSonar Pocketらしさを入れられたところが良かったなと。
matty あと、映像自体にすごく海外感があるじゃないですか。色味と光量がポイントだと思うんですけど、実はアレ、千葉・木更津で撮っているんですよ(笑)。
eyeron それを言うと一気に庶民感が出るんだけどね(笑)。
matty でも、木更津で、よくああいう良い場所があったなと。曲調とすごくマッチしているし、その海外感が見どころですね。
——ラスト前のko-daiのキスシーンも今までにない挑戦ですね。
ko-dai アレはいい経験ができて良かったです。まあ、結果、キスはできなかったっていう(笑)。
eyeron でも、ああいうシーンを入れられるのも、こういう曲調だから。
——ああいうオトナな雰囲気はこれからも出していきたいと考えているんですか?
ko-dai そうですね。あのシーンは、もともとMVに入れる予定はなくて、最初はティーザーで使おうと思っていたんです。でも、段々男女になっていく物語なのでセクシーな要素は欲しいと思っていて。あのシーンを挟んだ方が物語としてまとまりがいいし、映像がよりセクシーなものになるなと判断して入れることにしました。
——カップリングには「イニシアチブ」というファンキーなディスコ調ナンバーが収録されていますが、3人それぞれ、メンバー内でイニシアチブをとりがちなものは何ですか? eyeron ko-daiは飯。 matty 地方に行くと、おいしい店を全部調べてくれて、何を食べたらいいかまで教えてくれるので。黙って座っていればおいしいモノが出てくる、みたいな。
ko-dai eyeronは衣装ですね。あとデザイン系のことに関してもeyeron
——じゃあ、mattyがイニシアチブをとりがちなものは?
ko-dai うーん……なんだろなぁ……。
eyeron mattyはワンちゃんにイニシアチブを取られていますね(笑)。俺らよりワンちゃんの方が大事だから。
matty あはは。そうかもしれない(笑)。
ko-dai あとは他人の健康に対するストイックさ。人の健康管理のイニシアチブはすごいです。ちょっと咳でもしようもんなら「病院行った方がいいよ」ってすぐ言われる(笑)。
eyeron 1回、俺、mattyのその指示で帰らされたことがありますから。「今日はもう帰ったほうがいい」ってごり押しされて。けど、自分が具合悪いときは「大丈夫だから、大丈夫だから」って頑なに断る。嬉しいけど、やっかいですよ、あのイニシアチブは(笑)。
文/猪又孝

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