【超特急】
『Bullet Train 5th Anniversary To
ur 2017「Trans NIPPON Express」』
2017年6月14日 at 日本武道館
4月より開催中の全国21都市23公演に及ぶツアー『Bullet Train 5th Anniversary Tour 2017「Trans NIPPON Express」』の追加公演は、なんとツアー中盤に日本武道館! 6月10日にCDデビューから5周年を迎えた彼らを祝うべく集まった12,000人の8号車(ファンの愛称)と超特急の7人で作り上げた特別な一夜になった。
オープニング映像が映し出された幕が落ち、それぞれ高さ7メートルのリフターに乗った7人が現れると、割れんばかりの大歓声に包まれる。コーイチとタカシの生命力みなぎるヴォーカルが印象的な「One / O Signal」で始まりを告げ、ステージにメンバーが降り立つと、ユーキの“ペンライト付けて~!”をきっかけに一気に客席がメンバーカラーに彩られた。「Believe×Believe」「超えてアバンチュール」とハイテンションな楽曲に続く、「Superstar」のソロパートでは自己紹介しかり、ユーキはバク転を3連続でキメるなど、いつもより少し長めに個性をアピールしていたところも特筆しておきたい。
この日の山場は何と言っても「Pretty Girl」からスタートした30分に渡るノンストップメドレー。コーイチ、リョウガ、ユーキが3人で「Shake body」を、入れ替わるようにカイ、タクヤ、ユースケ、タカシの4人が「panipani」をパフォーマンスし、ステージにひとり残ったタカシが8号車を見渡しながら「refrain」をソロで伸びやかに歌うなど、めまぐるしくメンバーが入れ替わり立ち代わり進行していく。メインステージ後方の全面画面、行き交うレーザー、絶え間なく動く山台によって表情を変えるステージが一層高揚感を煽る中、カイが突然アリーナに現れ、そのまま客席をトロッコで横断した「LIBIDO」には悲鳴に近い歓声が起きた。コーイチは先ほどのタカシのソロとは対照的に「STYLE」を力強く歌い上げる。また、ここまでのメンバーカラーのカラフルな衣装から一転、黒シャツに着替えたコーイチ、リョウガ、ユーキ、ユースケ、タカシの5人。「Drive On Week」の途中でセンターステージに移動すると、彼らが立っている外側が迫り上がり、なんと1階スタンドとほぼ同じ目線の高さに。驚きも束の間、鐘の音が鳴り響き、「Bloody Night」ではヴァンパイアに扮したカイとタクヤが迫り上がったセンターステージの真ん中から登場! どうやら金髪の少女に扮するリョウガが狙いのようで、ユーキとユースケが頑張って守ろうとするが、最終的には全員餌食に…といった、ハラハラさせつつどこか笑えるような遊び心で楽しませる。しかも、先ほどまで全力で少女になり切っていたリョウガが、続く「Beautiful Chaser」ではクールにソロダンスをキメる二面性が超特急らしい。ピンクの淡い照明に、階段状にかたちを変えたメインステージの上で華やかさを魅せた「Yell」、7人で列車のように連なる「走れ!!!!超特急」で30分間のメドレーを締め括ったあとは、カラフルで目を引く衣装のジャケットを羽織って新曲「超ネバギバDANCE」を披露。定番曲から久々のナンバーまで、歴史をなぞるようなメドレーのあとに最新形のアッパーチューンを配するところに、前進を続ける彼らの決意を感じた。
圧巻のメドレーを終え、日本武道館の天井に掲げられた日の丸を見上げたタクヤが“日本を背負って演ってる気がする”と感慨深そうに語ったのがとても印象的だった。その後、ユースケが“超特急の5年分の愛を受け取ってください”と言って始まった「Peace of LOVE」で再びメインステージのリフターに乗るメンバー。8号車を見渡す7人との距離だけではなく、温かみのある楽曲によって、心もぐっと近くなったような気がした。そして、白い衣装に着替え、ジャズアレンジの「バッタマン」へ。最初は驚きつつも新鮮なアレンジに酔う8号車に、ユースケが“みんな盛り上がっていくぞー!”と叫んだのを合図に、いつもの熱狂的な「バッタマン」に! さらに、メンバーの両手にはデジタルポイが。棒状のデジタルポイをくるくると回すと、LEDによって“超特急”等といった文字などが表われ、華麗に変化していくLEDから目が離せない。四方八方、それぞれの方向に向かってパフォーマンスした「fanfare」の最後に客席を背にすると、メインステージ全面に及ぶ画面に、超特急とそれを囲む多くの8号車の姿が。「Burn!」では8号車の大合唱が響き、今ツアーのテーマ曲「gr8est journey」では金の紙ふぶきが舞い、幸福感にあふれた本編が終了。
アンコールではツアーTシャツを着てサングラスをかけたメンバーが登場すると、息付く間もなく、トロピカル感満載な「Summer love」で再び熱狂の渦に。そして、突然“夏の3大発表”として超特急主催の『HMV presents BULLET TRAIN 5th Anniversary Special「超フェス」』を5日間にわたり開催すること、フジテレビ系ドラマ『警視庁いきもの係』主題歌への抜擢されたこと、さらにその主題歌「My Buddy」を7月26日にシングルリリースすることが発表された。今ツアーを8月まで駆け抜けたあとも予定が盛りだくさん。その状況にカイが“てんやわんやだわ~”とつぶやくと、初披露となる「PAPAPAPA JUMPERS」に突入! コーイチとタカシの《てんやわんやてんやわんや》というハイテンションなフレーズに合わせて駆け回り、跳ぶ、お祭りナンバーで盛り上がり、「HOPE STEP JUMP」では8号車の合いの手と一体感を生み出した。この日何度も語っていた“最高の通過点”という言葉で最後も締め括ったリョウガ。立体的なステージを十二分に活かしたフォーメーションと構成、30分間のノンストップメドレー…この日の観どころは書ききれないほどあったが、それすらもステップに感じさせた超特急の存在感に圧倒された。
オープニング映像が映し出された幕が落ち、それぞれ高さ7メートルのリフターに乗った7人が現れると、割れんばかりの大歓声に包まれる。コーイチとタカシの生命力みなぎるヴォーカルが印象的な「One / O Signal」で始まりを告げ、ステージにメンバーが降り立つと、ユーキの“ペンライト付けて~!”をきっかけに一気に客席がメンバーカラーに彩られた。「Believe×Believe」「超えてアバンチュール」とハイテンションな楽曲に続く、「Superstar」のソロパートでは自己紹介しかり、ユーキはバク転を3連続でキメるなど、いつもより少し長めに個性をアピールしていたところも特筆しておきたい。
この日の山場は何と言っても「Pretty Girl」からスタートした30分に渡るノンストップメドレー。コーイチ、リョウガ、ユーキが3人で「Shake body」を、入れ替わるようにカイ、タクヤ、ユースケ、タカシの4人が「panipani」をパフォーマンスし、ステージにひとり残ったタカシが8号車を見渡しながら「refrain」をソロで伸びやかに歌うなど、めまぐるしくメンバーが入れ替わり立ち代わり進行していく。メインステージ後方の全面画面、行き交うレーザー、絶え間なく動く山台によって表情を変えるステージが一層高揚感を煽る中、カイが突然アリーナに現れ、そのまま客席をトロッコで横断した「LIBIDO」には悲鳴に近い歓声が起きた。コーイチは先ほどのタカシのソロとは対照的に「STYLE」を力強く歌い上げる。また、ここまでのメンバーカラーのカラフルな衣装から一転、黒シャツに着替えたコーイチ、リョウガ、ユーキ、ユースケ、タカシの5人。「Drive On Week」の途中でセンターステージに移動すると、彼らが立っている外側が迫り上がり、なんと1階スタンドとほぼ同じ目線の高さに。驚きも束の間、鐘の音が鳴り響き、「Bloody Night」ではヴァンパイアに扮したカイとタクヤが迫り上がったセンターステージの真ん中から登場! どうやら金髪の少女に扮するリョウガが狙いのようで、ユーキとユースケが頑張って守ろうとするが、最終的には全員餌食に…といった、ハラハラさせつつどこか笑えるような遊び心で楽しませる。しかも、先ほどまで全力で少女になり切っていたリョウガが、続く「Beautiful Chaser」ではクールにソロダンスをキメる二面性が超特急らしい。ピンクの淡い照明に、階段状にかたちを変えたメインステージの上で華やかさを魅せた「Yell」、7人で列車のように連なる「走れ!!!!超特急」で30分間のメドレーを締め括ったあとは、カラフルで目を引く衣装のジャケットを羽織って新曲「超ネバギバDANCE」を披露。定番曲から久々のナンバーまで、歴史をなぞるようなメドレーのあとに最新形のアッパーチューンを配するところに、前進を続ける彼らの決意を感じた。
圧巻のメドレーを終え、日本武道館の天井に掲げられた日の丸を見上げたタクヤが“日本を背負って演ってる気がする”と感慨深そうに語ったのがとても印象的だった。その後、ユースケが“超特急の5年分の愛を受け取ってください”と言って始まった「Peace of LOVE」で再びメインステージのリフターに乗るメンバー。8号車を見渡す7人との距離だけではなく、温かみのある楽曲によって、心もぐっと近くなったような気がした。そして、白い衣装に着替え、ジャズアレンジの「バッタマン」へ。最初は驚きつつも新鮮なアレンジに酔う8号車に、ユースケが“みんな盛り上がっていくぞー!”と叫んだのを合図に、いつもの熱狂的な「バッタマン」に! さらに、メンバーの両手にはデジタルポイが。棒状のデジタルポイをくるくると回すと、LEDによって“超特急”等といった文字などが表われ、華麗に変化していくLEDから目が離せない。四方八方、それぞれの方向に向かってパフォーマンスした「fanfare」の最後に客席を背にすると、メインステージ全面に及ぶ画面に、超特急とそれを囲む多くの8号車の姿が。「Burn!」では8号車の大合唱が響き、今ツアーのテーマ曲「gr8est journey」では金の紙ふぶきが舞い、幸福感にあふれた本編が終了。
アンコールではツアーTシャツを着てサングラスをかけたメンバーが登場すると、息付く間もなく、トロピカル感満載な「Summer love」で再び熱狂の渦に。そして、突然“夏の3大発表”として超特急主催の『HMV presents BULLET TRAIN 5th Anniversary Special「超フェス」』を5日間にわたり開催すること、フジテレビ系ドラマ『警視庁いきもの係』主題歌への抜擢されたこと、さらにその主題歌「My Buddy」を7月26日にシングルリリースすることが発表された。今ツアーを8月まで駆け抜けたあとも予定が盛りだくさん。その状況にカイが“てんやわんやだわ~”とつぶやくと、初披露となる「PAPAPAPA JUMPERS」に突入! コーイチとタカシの《てんやわんやてんやわんや》というハイテンションなフレーズに合わせて駆け回り、跳ぶ、お祭りナンバーで盛り上がり、「HOPE STEP JUMP」では8号車の合いの手と一体感を生み出した。この日何度も語っていた“最高の通過点”という言葉で最後も締め括ったリョウガ。立体的なステージを十二分に活かしたフォーメーションと構成、30分間のノンストップメドレー…この日の観どころは書ききれないほどあったが、それすらもステップに感じさせた超特急の存在感に圧倒された。
取材:高良美咲
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