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【VIXX】エンのバースデーイベントは
まさかの自宅!? まったりほのぼのイ
ベントをレポート

VIXX(ヴィックス)のリーダー・エンがバースデー単独イベント「N's Birthday Home Party Mini Live ~えん返し~」を開催。韓流ぴあでは、東京の夜公演をレポートでお届け!

写真を拡大 VIXXエン韓国の6人組ボーイズグループVIXX(ヴィックス)のリーダー・エンが6月16日、Zepp TOKYOにて単独イベント「N's Birthday Home Party Mini Live ~えん返し~」を開催した。同イベントは、昨年も開催され大好評を得たエンのバースデーイベント。今回、札幌・東京・大阪・福岡の4都市で各2公演が行われ、エンは集まったファンとともに心温まる時間を過ごした。
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6月30日の自身の誕生日を前に、「本当にSTARLIGHT(VIXXのファンクラブ)の皆さんを僕の家に招待したかった」というエンの思いが込められたステージには、ベッドや机、ラックなど、本人が「僕の部屋にある物とまったく同じ」と紹介するアイテムをセッティング。「僕が最初に買ったベッドカバー」「今回、入国の時に着ていたシャツ」「僕の香水」「旅行に持っていくキャンドル」と、部屋に置かれた小物の一つひとつにまでこだわりが感じられる。
そんなマイルームに「ただいま~! ああ疲れた」と帰ってきたエンは、「これは何ですか?」と部屋の隅に置かれたケーキのローソクにおもむろに明かりを灯し、バースデーソングを流して「フッ」と明かりを消す。あっという間に自分の誕生日を祝うと、「こうやってSTARLIGHTの皆さんと一緒だから幸せです!」と、本格的にイベントをスタートさせた。
「僕が最近見た映画で、女優さんが僕のタイプ」という紹介とともに流された映像は、韓国でも爆発的人気を得たアニメーション映画『君の名は。』をパロディした『君のえねねん。』。主人公のキャラクター、瀧と三葉を、エンの本名「チャ・ハギョン」をもじった「チャキ」と「ミツハギョン」と名付け、エンが自ら二役を演じてみせた。女装には定評のあるエンのかわいらしい女子高生姿には会場からは大きな歓声が起こり、エンは映像に続いて同作の主題歌の1曲『なんでもないや』を優しい歌声で披露した。
「歌がすごく良かったから皆さんに聞かせたかった」というエンは、「ミツハギョンはきれいです」「やっぱり僕は顔がいいから女装が似合ってますよね!」と話しながら、「後ろの皆さんも見えますか? 僕は顔が小さいからあまり見えないと思いますけど?」と、エンならではのキュートな自画自賛トークも、この日はメンバーからツッコまれることなく絶好調にはずんだ。
STARLIGHTの熱血指導
あだ名はナ~ニ?「君のあだ名はナ~ニ?」と名付けられた次のコーナーは、ファンクラブサイトで事前に募集した参加者のあだ名とその由来&エピソードを紹介するもの。とても斬新な企画だが、ここにもファンとの触れ合いを楽しみたいと願うエンの気持ちが込められていた。
「僕に聞きたいことを質問したりするのは、あまり面白くないでしょ? 仲のいい人たちとは質問よりもただの話をしますよね。STARLIGHTと僕はすごく仲がいいから、皆さんのあだ名が気になりました」。その言葉どおり、あだ名が紹介されたファンにエピソードを尋ねながら、「僕と一緒にご飯を食べるなら何を食べますか?」「チキン? 日本料理がいい」「かつ丼? ナイです」「焼き肉? うーん、昨日すき焼きを食べたから肉はあんまり……」などなど、なんともナチュラルな会話を繰り広げ、会場はほっこりムードに。
エン本人が“必殺コーナー”と紹介した「ダイアリーを見せて」のコーナーでは、まだ練習生だった5年前の日記を紹介。終始流ちょうな日本語でトークをこなすエンは、当時から日本語を一生懸命勉強していたという。その学習の進み具合もきちんと日記に記されていた。
「今もちゃんと覚えているか試してみます」と、ひらがなを50音順にスケッチブックに書いていく。「違ってたら教えて。真剣なんだから」というエンに、会場からは「点はもっと上!」「その線を長く!」と次々声が飛ぶ。なんとか無事に「ん」までを書き終えると、「これからはちゃんと書けます。日本の皆さんの名前をちゃんと書きたいんです」と、またまたファンを思うエンのけなげな気持ちが会場をきゅんとさせた。
デビュー前、メンバーのラビの誕生日にサプライズを仕掛けた日の日記を読みながら、練習生の時、歌に自信をなくし、歌おうとすると涙が出てしまうスランプ期があったことを告白。「あの時はラビがすごく慰めてくれた。あのスランプを抜けられなかったら今のこの時間もなかった」と、デビュー前から固く結ばれたメンバーとの絆にも触れた。
これからも皆さんに”えん返し”
アンコールは客席から!「今までダンスはたくさん見せてきたので、皆さんに僕の声を聞かせたかった」というエンはこの日、冒頭の『なんでもないや』以外にも、韓国の音楽バラエティ番組『覆面歌王』で歌って歌唱力が話題となった『アミョン(暗然)』、「僕が本当に好きな曲」と紹介した『クデ ネゲ タシ(君よ 僕にもう一度)』でその伸びやかな歌声を披露した。
以前から「“恩返し”という言葉が一番好き。皆さんに恩返しをしたいから」と話していたエン。イベントタイトルの「えん返し」はその言葉にちなんでエンが考えた言葉とのこと。イベント内容にも積極的にアイディアを出し、MCを立てずほぼ日本語のトークで自ら進行したこのイベントは、ファンと近くで触れ合い、楽しませ、自分のさまざまな姿を見せたいと願うエンの思いが至る所にちりばめられたような温かいひと時だった。
「これからも皆さんに”えん返し”できるエンになりたいです!」。そのひと言でイベントを締めくくったエンは、アンコールで客席後方から登場すると、ドラマ『W-君と僕の世界』のOST『Without You』を歌いながら最後までファンと楽しい時間を分かち合った。
日ごろからキャンドル作りを趣味とするエンは、このイベントのグッズ用にキャンドルを自ら手作りした。その収益金は全額東日本大震災の義援金として寄付する予定だという。「STARLIGHTと一緒にいいことをしたい。大きな金額ではなくても、少しでも力になるなら、これからもキャンドルを作りたいし、ステージでも頑張ります!」。7月に予定されている『VIXX 2017 JAPAN TOUR ~白昼夢~』では、メンバーとともに再びファンの前に立つ。

アーティスト

ウレぴあ総研

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