【インタビュー】DISH//「大智の加入
はやっぱり間違っていなかった」夢を
実現させるために下した一大決心

2017年1月1日の東京・日本武道館公演にてドラマー・大智が電撃加入、2ndアルバム『召し上がれのガトリング』を携えての“Spring Tour『実食会』”で、ますます高まるバンド感を見せつけてくれたDISH//。そこに至るまでの5人それぞれの心境、5人で初めてリリースするシングル「I’m FISH//」の手応え、5人で回るのは初となる全国縦断の過酷な企画『DISH//日本縦断 初めましての旅リターンズ』に向けてなど、いろいろと語ってもらったら、信頼感があればこその仲良しモード全開で、さらに進化が加速しそうな予感!
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■4人から5人でリスタート!ドラマー・大智の加入時の心境を赤裸々告白
――5人で初めて回った“Spring Tour『実食会』”、すっかりガツっとしたバンド感を見せつけてもらえたわけですが、加入する大智さんにしても、迎える4人にしても、最初は不安や葛藤があったりしたのではないでしょうか。
匠海 大智の加入というのは、僕がみんなに提案したことなんですよ。
――匠海さんとしては、どんどん生演奏の比重を増やしていく中で、“固定メンバーとしてドラマーを迎えたい”という想いが芽生えていたりもしたわけですか。
匠海 そうです。ずっとサポートドラマーに入ってもらっていたわけですけど、DISH//がバンドとして生きるのか、どう生きていくのかっていうことですごく悩んでいた時期があったんですね。で、すごく身勝手に考えたら、自分のやりたいことのメインはバンドだったし……DISH//としても生演奏に力を入れている時期だったから、じゃあやっぱりドラマーが必要だろうと。そのタイミングで、カスタマイZは解散してしまうものの、大智はドラムを続けたいという意向を聞いて、大智ならDISH//にも合うだろうし、ふたりで話してみて、絶対に良い方向に転ぶという確信があったんです。そこから、まずは龍二に話して、その後、昌暉と柊生に話して。
龍二 バンド色が強くなっていく中で、いつか正式メンバーとしてドラムを迎えたいなと僕もちょうど思っていて。匠海から話を聞いたとき、大智は同い年だし、昔から知っていて仲が良かったし、彼くらい器用でテクニックもあって、人間性も信頼できる人には今後出会えないだろうな、大智だったら今のDISH//の雰囲気を壊さずに入ってきてくれるだろうなと思って、「いいね」って即答しました
――実際、なじみ率がハンパないです。
匠海 リハーサルをする上でもこれまでとやっぱり違うし、リズム隊の相性が良いしね。
龍二 うん。これまでは表現できなかった、音で感じる仲の良さ、一体感がすごく出ていると思う。
――“Spring Tour『実食会』”神奈川県民ホールでのファイナル公演で観た、「JK//」のソロ回しにしてもエモかったですし。
匠海 2日間、うまく決まったよね。
――ドラム台にみんなが自然と集まったり、アイコンタクトをしたり……バンドの醍醐味が、ライヴに満ち溢れていると思います。
昌暉 本当に良かったです、大智を迎えて。ただ、正直に言うと、僕は最初、龍二みたいに即答できなかったんですよ。確かにメンバーとしてドラマーを迎えたいとも思っていたものの、サポートドラマーでもDISH//は成り立ってきたし、この5年間4人でやってきて、武道館に立つという最初の夢も叶えたわけで。気持ちを整理する時間をもらった上で、彼を迎えたんです。
柊生 僕も時間は必要でした。大智が入るのがイヤなわけではなく、これまで4人で培ってきたものが変わってしまうんじゃないかっていう想いがあったから。
――今になってみれば……。
昌暉 やめときゃよかったなって思いますよね(笑)。
大智 おい!お笑い兄弟だろ!?
昌暉 え、それは期間限定でしょ?
大智 いやいや、この先ずっとだから!
匠海 っていうことが言い合えるくらい、仲良しです(笑)。
柊生 大智という新たなスパイスが加わって、バンドとしてさらにパワーアップできたなって、ライヴをやっていてもすごく思います。
――もともと可能性の宝庫みたいなDISH//でしたけど……。
昌暉 可能性の宝庫から、可能性の……。
匠海 できていないのにやめろって(笑)。
柊生 見切り発車すんなって(笑)。
昌暉 いや、整いました。可能性の宝庫から、可能性の宇宙になりました!
■「受け入れてもらえるのか最初は不安だった」春ツアーが自信に繋がる!!
――同感です!ただ、大智さんとしては、最初はプレッシャーもあったはずですよね。
大智 ありました。最初は、すごく不安で。DISH//のファンにしろ、DISH//の4人にしろ、ここまで大切に積み上げてきたものがあるわけで。僕がそこに入っていいのかとか、受け入れてもらえるだろうかとか。でも、“Spring Tour『実食会』”を回ってみたら、DISH//の曲を演奏するのも、4人とパフォーマンスするのも楽しくて。本当に入って良かったなと思います。
――演奏はもちろん、歌もダンスもあって、カッコいいからおもしろいまで幅広く求められるDISH//ですけど……。
大智 そう、だからいろいろ頑張らないといけないんですけど。ま、おもしろいに関しては、昌暉と一緒に……頑張ろうな!
昌暉 今はバンドとして神奈川・横浜スタジアムを目指していますけど、いつかM-1王者を狙います!(笑)。
匠海 でもホント、“Spring Tour『実食会』”を経て、スラッシャー(ファンの総称)も受け入れてくれて、「5人になって良かったね」という声が多かったので、“やっぱり間違っていなかった”っていう想いが強くあります。
――シングル「I’m FISH//」の制作においても、その想いを強く持てたのではないでしょうか。
匠海 演奏レコーディングを5人で初めてしてみたら、ドラムとベースの一体感、グルーヴがすごくあるなと思って。
龍二 楽しく演奏していたら、どんどんグルーヴが出てきたもんね。
大智 仲の良さ、相性の良さが出るんだろうね。
柊生 僕も、大智のドラムが入ったことで、スクラッチを入れるにしてもテンションが上がるし。
昌暉 ドラムがいて、それが昔から知っている大智っていうだけで、ニヤニヤしちゃうし。リハーサルのときは向かい合って演奏するんですけど、ずっと大智を見ちゃいますもん(笑)。より、演奏するのが楽しくなりました。
大智 視線、気付いていたよ。
昌暉 気付かれたら、目線を逸らすんだけどね。ライヴで目が合うのはいいんだけど、リハで目が合うのは恥ずかしいんだよなぁ。
龍二 なんだその片想いみたいな感じ(笑)。
柊生 じゃあ、今度からみんなで昌暉見ようぜ(笑)。
昌暉 それ、マジきつい。そうなったら、ずっと足元見るしかない(笑)。
――そして、全国を縦断する『DISH//日本縦断 初めましての旅リターンズ』、5人で回るのは初となりますが、一度経験している4人から、大智さんにアドバイスなどありますか?
匠海 今回の内容がまだ決まっていなくて(取材は開始数日前)、開始当日に知ると思うので……。
龍二 洋服をどれくらい持っていけばいいとか、全然わかんないもんね。
昌暉 僕らが慣れてきたら、スタッフさんがミッションを追加してきたりもするし。経験者である僕ら4人も怖いっていう。とりあえず、スタッフさんが意地悪になるっていうことだけはお伝えしておく(笑)。
大智 それイヤだなぁ。
龍二 大人が嫌いになるよね(笑)。
匠海 あと、スタッフ間のケンカを目の当たりにすると思う(笑)。
柊生 あるある。でも、絆は深まるよね。
龍二 今回は、大智がおもしろくしてくれるだろうし。
大智 ……俺、スイッチ切るときは切るよ?とりあえず、少しの期待とものすごい不安が入り混じったまま向かいます(笑)。
文/杉江優花

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