【椎名慶治】『I & key EN』2012年7
月7日 at 赤坂BLITZ

撮影:矢部志保/取材:藤井美保

ミニアルバム『I & Key EN』を引っ提げたソロ2ndツアー。実質ファイナルの追加公演は、1曲目から全員がフロントに並ぶアッパーぶり。“ペース配分はいらない。ボロボロになるまでやります”と椎名も宣言して、特設の花道にも繰り出し、戦闘モードで飛ばしていく。山口寛雄(Ba)、友森昭一(Gu)、佐治宣英(Dr)、磯貝サイモン(Key&Gu)ら1stからのサポート陣に、ZERO(Rap&Cho)も正式に加わった強力なグルーブは無敵だ。観客待望のSURFACE時代のナンバーも、時に大人っぽく、時にアグレッシブに振り切って披露。奇しくも7月7日はSURFACEの1stツアー追加公演の日。しかも、シングル「なあなあ」の発売日だったこともあり、アンコールではその曲も。そして、オーラスは「RABBIT-MAN」の大合唱。ヴォーカリストとして円熟期を迎えた今だからこその新たな魅力が炸裂した夜だった。
椎名慶治 プロフィール

シイナヨシハル:1998年、SURFACEのヴォーカリストとしてシングル「それじゃあバイバイ」でメジャーデビュー。10年6月にSURFACEが解散するが、同年11月にミニアルバム『I』でソロデビュー。ソロ活動と平行して結成したAstronauts(May’n&椎名慶治)では『仮面ライダー フォーゼ』のエンディングテーマを歌い、さらにタッキー&翼への作詞提供など、活動の幅は多岐にわたる。現在、高橋まこと(ex:BOØWY)率いるJET SET BOYSのヴォーカルとしても活動中。2018年5月27日にアーティスト活動20周年を迎える。椎名慶治 オフィシャルHP

OKMusic編集部

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