撮影:斉藤香織/取材:土屋恵介

“季節は変われど夏はまだ終わっちゃいない!”と言わんばかりに、ミニアルバム『NUTS BANG!!!』を引っ提げ『FLOW THE CARNIVAL 2009 ”NUTS BANG!!!”』を開催! 超満員の会場は、まさに熱~い夏状態。そんな中、5人とそっくりなダンサーが踊りまくっての「SUMMER FREAK」からライヴはスタート。『NUTS BANG!!!』は、夏がテーマのイキの良い楽曲が詰まった作品なだけに、選曲も「Party Crazy」「Sunshine 60」など、のっけから勢い全開のナンバーで攻めまくり。KOHSHI(Vo)とKEIGO(Vo)はステージを縦横無尽に動きながら歌い、演奏陣も熱い演奏を繰り広げる。それに対して観客は拳を突き上げ、タオルをブン回し応戦だ。そして、ライヴは直球勝負だけじゃなく、爽快なハウステイストの「DAYS」、ゆったりとした「ノスタルジア」など、いろんな夏の表情を見せるかのように進んでいく。さらには、初披露の新曲「NOWHERE~君に贈る俺らなりの応援歌~」を情感豊かに心に響かせてくれた。ひと息付いた後は、ヘヴィな「HEAVENLY STARS」から怒涛の後半戦出発! 「SURFIN U.S.A.」では観客のウェイブが起こり、「GO!!!」では会場全体での大ジャンプ合戦。ダンサーも入っての「NUTS BANG!!!」では激しくハッピーな空間が作られた。アンコールに入っても、カリプソ風なアレンジの「ドリームエクスプレス」などFLOWの夏は続き、そして観客への感謝の思いを込めた温かいナンバー「ありがとう」でフィニッシュ! “久々のワンマンライヴ、最高に楽しかった!”というKEIGOの言葉、気持ちは観客も同じだったはず。激しく楽しくグッとくるFLOWの夏祭りは、大盛況&大成功で幕を閉じた。
FLOW プロフィール

フロウ:KOHSHI(Vo)、KEIGO(Vo)、TAKE(Gu)、GOT’S(Ba)、IWASAKI(Dr)の5人組ミクスチャーロックバンド。2003年1月に発表した海援隊の「贈る言葉」のカバーで注目を集め、シングル「ブラスター」でメジャーデビュー。疾走感あふれるエネルギッシュなバンドサウンドと思わず身体が弾み出すようなメロディーを武器に、全国でイベント出演やライヴを繰り広げる。『NARUTO -ナルト-』『交響詩篇エウレカセブン』『コードギアス』をはじめ、多くのアニメにも楽曲を提供し、06年以来、海外での活動にも精力的に取り組み、アジア、北米、南米、ヨーロッパなど、これまでに19カ国59公演を超えるライヴ実績を持ち、ライヴバンドとして国境を越えて音楽を届けている。22年にデビュー20周年突入イヤーを迎え、11月にORANGE RANGEとのコラボ楽曲「デイドリーム ビリーヴァー」を含むシングルをリリースする。23年7月にはアニメ提供楽曲だけで行うワンマンライヴ『FLOW 20th ANNIVERSARY SPECIAL LIVE 2023 ~アニメ縛りフェスティバル~』を幕張メッセ国際展⽰場で開催予定だ。FLOW オフィシャルHP

OKMusic編集部

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