【ketchup mania】ketchup mania 下
北沢CLUB251 2009年5月6日

撮影:木村篤志/取材:高木智史

約9年間の活動に終止符を打つ解散ライヴの東京公演2日目…名古屋を残し東京はファイナル! そのライヴへ懸ける思いを“9年間いっぱい愛をもらいました。今日はその愛を返したい。でも、悲しい感じは嫌だから、いっぱい楽しんでください!”と語ったHIRO(Vo)。その言葉に相応しく、SEから“レッツゴー、ケチャップ!”とファンが声を上げ、「PLEASE! MARRY ME!!」「リアル ヤーヨ」などの代表曲はもちろん、アンコールではファンのコールからの「姫の想い」と、いつものライヴにあるノリでもって進んでいった。加えて、何度も観客がステージに入れ乱れて、歌ったり、踊ったり、無法な超快楽的ライヴを繰り広げた。そんな光景に笑顔で歌い、演奏するメンバー。最後にしてこのひたすら騒いで楽しめるライヴがketchup maniaなんだと脳裏に焼き付けられたのだった。
ketchup mania プロフィール

キュートなルックスとハイトーン・ヴォーカルがトレードマークのHIRO(vo)を中心とし、DAI(g)、Yosei(b)、WANI(ds)という女1男3によるメロコア・バンド、ketchup mania。90年代だったらJUDY & MARY、近年ではSHAKA LABBITS、Yum!Yum!ORANGE、ムラマサ☆といったバンドたちによって形成されるガールズ・ロック・ムーヴメントの中においても、そのとびきりキャッチーかつポップなサウンドにより破格な存在感を醸し出しているのがketchup mania、彼らである。
99年、結成当時のバンド名表記は「けちゃっぷmania」。メンバーの地元・名古屋でライヴを中心に活動していく中で、次第にその頭角を現し、03年には1stミニ・アルバム『Evrytime Music Freak』を<KOGA record>のサブレーベルである<Grooovie Drunker>よりリリース。05年には活動の拠点を名古屋から東京に移し、シングル「ジングルベリー」でメジャー・デビュー。07年のレーベル移籍タイミングで、バンド名を「ketchup mania」に改めている。ketchup mania Official Website
ketchup mania Official Website
公式サイト(アーティスト)
公式サイト(レーベル)

OKMusic編集部

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