【The Birthday】『THE BIRTHDAY TO
UR 2012 “VISION” FINAL』2012年1
2月19日 at 日本武道館
撮影：江隈麗志／取材：ジャガー
暗転後、“THE BIRTHDAY VISION FINAL NIPPON BUDOKAN”の文字がステージ後方のスクリーンに映る…それだけのことでも場内の熱気が高まるのだから、メンバーが登場した時の凄まじい歓声は想像に容易いだろう。6thアルバム『VISION』を携えての全国ツアーの締め括りに選んだ、自身二度目となる日本武道館。心地良い緊張感の中で爆発するソリッドなバンドサウンドに何度も心奪われた。
舞台上には、いつも通り痛快なロックンロールを鳴らす4人だけ。余分なものなど一切なく、タフなサウンドを掻き鳴らすシンプルな姿は実にカッコ良い。1曲目「黒いレイディー」から刺激的な音色で会場を揺らし、チバユウスケ（Vo&Gu）のギターから始まる「ROKA」では何とも言えぬ一体感に包まれた。“ハーロー”“5年か振りの武道館？”などと軽い挨拶を交えながら、一音一音が優しく重なり合う「Riot Night Serenade」やムードたっぷりな「KICKING YOU」などを次々に投下していく。屈指のプレイヤーたちが放つグルーブに身を委ねながら、珠玉のロックバラード「SHINE」に思わず胸が熱くなり、そこから後半戦は畳み掛けるようにスリリングなナンバーではシンガロングする場面が増えた。気付けば、本編ラストの「BECAUSE」まで到達し、最高潮の状態がまだまだ続いているオーディエンスを見て“いいねぇ”とチバが笑みをこぼしてのアンコールへ。本編以上にエネルギッシュなステージを見せつけ、「ローリン」では地鳴りのようなコール＆レスポンスも沸き起こり、その中心にいるThe Birthdayというバンドの存在の大きさを改めて実感させられた。
舞台上には、いつも通り痛快なロックンロールを鳴らす4人だけ。余分なものなど一切なく、タフなサウンドを掻き鳴らすシンプルな姿は実にカッコ良い。1曲目「黒いレイディー」から刺激的な音色で会場を揺らし、チバユウスケ（Vo&Gu）のギターから始まる「ROKA」では何とも言えぬ一体感に包まれた。“ハーロー”“5年か振りの武道館？”などと軽い挨拶を交えながら、一音一音が優しく重なり合う「Riot Night Serenade」やムードたっぷりな「KICKING YOU」などを次々に投下していく。屈指のプレイヤーたちが放つグルーブに身を委ねながら、珠玉のロックバラード「SHINE」に思わず胸が熱くなり、そこから後半戦は畳み掛けるようにスリリングなナンバーではシンガロングする場面が増えた。気付けば、本編ラストの「BECAUSE」まで到達し、最高潮の状態がまだまだ続いているオーディエンスを見て“いいねぇ”とチバが笑みをこぼしてのアンコールへ。本編以上にエネルギッシュなステージを見せつけ、「ローリン」では地鳴りのようなコール＆レスポンスも沸き起こり、その中心にいるThe Birthdayというバンドの存在の大きさを改めて実感させられた。
