【SEKAI NO OWARI】『SEKAI NO OWAR
I ARENA TOUR 2013 「 ENTERTAINMEN
T」』2013年2月23日 at 国立代々木競
技場第一体育館

撮影:上飯坂一/取材:竹内美保

 祝祭のパレードのようなカラフルさをまとった、幾重もの空気の波の上で浮遊し続けるような、ファンタジックな時空間。しかも、現実逃避の宇宙のお花畑的なものではなく、一曲一曲の作品のメッセージに表れている通り。しっかりと現実とコミットした上での、ファンタジックな世界の構築。想像力と創造力をフルに発揮し、オーディエンスの歓喜を喚起させる、奇跡のようなリアル。『SEKAI NO OWARI「ENTERTAINMENT」』ツアーのファイナルは、この日この場所でそこに存在した一瞬一瞬を彼らと彼らの奏でる音楽とともに過ごせたことをただただ幸福に思える、そんな素晴らしい音楽時空間だった。
 綺麗事などではない、けれども確かに浄化されていくような感覚は、オープニングの「スターライトパレード」に続く「虹色の戦争」ですでにマックスに到達。美しい色彩を放つライティングにシンクロする、オーディエンスの腕にまかれたリストバンド(開演前に配布)の光は、“1 対1のつながりが無数にあることによる、一体感”を胸の高鳴りとともに強く実感させてくれる。花道の先端に設けられたサブステージでのカジュアルな佇まい、対してLOVE(DJ)が空中遊泳を披露するという一大スペクタクル、そしてポップでキュートでエレガントかつどこかストレンジな旋律とビートが織り成す、各楽曲の躍動する魅力。鳴り響き続ける煌き、しなやかな強さで繰り広げられる壮大なミュージックスケープには、終始琴線を掻き鳴らされっぱなしだった。

セットリスト

  1. スターライトパレード
  2. 虹色の戦争
  3. ファンタジー
  4. 天使と悪魔
  5. 死の魔法
  6. 不死鳥
  7. 花鳥風月
  8. 生物学的幻想曲
  9. illusion
  10. TONIGHT
  11. 青い太陽
  12. 世界平和
  13. Love the warz
  14. Never Ending World
  15. 幻の命
  16. 眠り姫
  17. yume
  18. 深い森
  19. <ENCORE>
  20. Fight Music
  21. RPG(新曲)
  22. インスタントラジオ
SEKAI NO OWARI プロフィール

セカイノオワリ:2010年、突如音楽シーンに現れた4人組。同年4月に1stアルバム『EARTH』をリリースし、バンド名の表記を“SEKAI NO OWARI”に変え、11年8月にシングル「INORI」でメジャーデビュー。圧倒的なポップセンスとキャッチーな存在感、テーマパークのような世界観あふれるライヴ演出が、子供から大人まで幅広いリスナーに受け入れられ、“セカオワ現象”とも呼ばれるほどのスピード感で認知度を加速度的に拡大していった。SEKAI NO OWARI オフィシャルHP(アーティスト)
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