【Plastic Tree】『Plastic Tree 201
    3 年末公演 ゆくプラくるプラ』2013年
    12月27日 at TOKYO DOME CITY HALL

    取材:土内 昇

     年末恒例の『ゆくプラくるプラ』。BGMが雅楽だったり、ステージセットが鳥居だったりと年末感が演出されているが、ライヴが始まってしまえば、深淵なサウンドが場内をプラトゥリの世界に染め上げる。

     甘さと儚さと切なさを持ち合わせるヴォーカルが滑らかなメロディーを歌い、力強いビートを繰り出すドラムと存在感のあるフレーズを唸らすベース、ノイジーでエッジーなギターが絡み合いながらクールで淡い音像を構築。その一方で、ゆる〜いMCや幕間のショートムービー『土曜プラトゥリ劇場』で笑いを誘うシーンも。この緩急もプラトゥリの世界。幻想的なものから攻撃的なものまでさまざま表情を描き、オーラスはエモーショナルな「リセット」で客席を焚き付け、最後は一本締めで終幕。年末公演らしく無礼講で弾けまくったライヴだったと言える。

    セットリスト

    1. 幻燈機械
    2. うつせみ
    3. 1999
    4. 理科室
    5. 冬の海は遊泳禁止で
    6. くちづけ
    7. デュエット
    8. アイラヴュー・ソー
    9. メランコリック
    10. ー幕間映像ー
    11. 不純物
    12. 瞳孔
    13. スピカ
    14. てふてふ
    15. 絶望の丘
    16. 涙腺回路
    17. ナショナルキッド
    18. puppet talk
    19. クリーム
    20. <ENCORE>
    21. 雪蛍
    22. バンビ
    23. リセット
    Plastic Tree プロフィール

    プラスティック・トゥリー:1993年結成、97年に「割れた窓」でメジャーデビュー。攻撃的なギターロックからポップなものまで楽曲は多彩。有村の特徴的な歌声と文学的な歌詞や独特の世界観で、アーティスティックな美意識を貫く唯一無二の存在として、確固たる地位を確立している。LM.Cや氣志團、清春、MUCCら12アーティストが参加したトリビュートアルバム『Plastic Tree Tribute〜Transparent Branches〜』を2017年9月6日にリリース予定。また、9月9日には同作リリース“樹念”として親交のあるアーティストが出演するサーキットイベントを開催する。Plastic Tree オフィシャルHP
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